ねねね(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ねねね』とは、小雪と清の初々しい新婚生活と不思議な日常を描いたラブコメ漫画である。2016年7月から2017年8月までの約1年間月間少年ガンガンにて連載されており、原作は徒々野雫、作画は『ホリミヤ』でも有名な萩原ダイスケが担当している。物語の主人公は16歳の小雪と狐の面で顔を隠している20以上も年の離れた清さんである。この物語は不慣れでねんねな2人の初恋よりもピュアな初々しい新婚生活の模様が描かれている。約1年という短い連載期間にも関わらず続編を望むファンも多い人気の作品である。

翔太

花房家の隣の家の次男坊。母親のお使いで清に漬物を渡しに来た時に、玄関に出てきた小雪に一目惚れする。最初は小雪のことを清の娘だと思っていたが、清から「こいつ(小雪)俺の奥さんだから」と告げられる。しかし、小雪のことを諦めることはなく「おっさん(清)が死んだら俺と結婚してくれ」と思いを伝えた。「どうせおっさんはあと2、30年で死ぬだろ。俺は小雪のためないくらでも待てる」「なんならおっさんを倒して今すぐ逃避行するか」など少し強引で清に対しては生意気なところもあるが、小雪に対しては一途で優しい一面もみせる。

ポチ丸

清の師匠から結婚祝いとして送られてきた卵から生まれたドラゴン。鳴き声は「まー」である。清が卵の世話をして孵化させたため、清のことを母親だと思っている。清は卵の段階で食べるつもりだったが、小雪が育てたいと言ったため育てることになり、今も花房家で飼われている。

妖精

第1話で清が助けた妖精。仲間の元に戻る前、怪我の処置をしてくれた清にお礼代わりのキスをする。それがきっかけで小雪が清に初めてキスをねだる。

小雪の父

小雪の父。第1話の清の回想シーンで登場する。家同士の繋がりのため小雪を清のもとへ嫁がせたが、小雪がまだ幼いため20歳になるまでは手を出すことを禁じている。「もしお前が小雪に手を出したら、生きたまま脊髄を引きずり出してやる」などと清に言っていることから、小雪のことはかなり溺愛しているようである。

『ねねね』の用語

ねねね

タイトルの『ねねね』だが、ねんねという言葉が由来となっている。ねんねとは赤ん坊のように聞き分けがない、または世間知らずの者という意味で、清と小雪の2人がまだあまり恋を知らない=恋愛に対してねんねな2人だという意味でつけられている。

清のお面

清がいつも着けている半分の狐面。清は子供の頃から妖怪や妖精などの普通の人には見えないものが見えていた。そのため、自然と身の回りにそういう類のものが集まりやすく、取り憑かれるのを防ぐために着けるようになった。基本的には常に着けており、入浴時には面が濡れないようにするために外すが、目もとは布で隠している。

清の能力

清は子供の頃から、普通の人には見えない妖怪や妖精などの存在を見ることができた。そのせいで、清の周りにはそういう類のものが集まりよく変なことが起きるため、母屋ではなく離れで1人で暮らしていた過去がある。大きくくくると、霊感のようなものではあるが、幽霊が見えるというよりは妖精や妖怪など空想上の生き物とされるものが見えるというのが正しい。

『ねねね』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

清「お前は誰にもやらねぇから」

小雪に一目惚れをした翔太に対して小雪が自分の妻であると説明した後、二人きりになってから清が小雪に「お前は誰にもやらねぇから」と改めて自分の気持ちを伝えるシーン。奥手で気持ちをあまり出さない清に不安を抱いて小雪に対して、小雪は自分の妻であり自分のものだとはっきりといった場面。

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