年末お馴染みのベートーヴェンの「第九」!その歌詞に込められた意味が素晴らしい!
年末になるとよく聞くベートーヴェンの「第九」の歌詞を徹底紹介。日本語に訳した内容を分かりやすくまとめると、「友人や愛する人のいる人生の素晴らしさ」が込められた歌詞となっている。1時間を超える超大作である「第九」のフルバージョンも掲載。
年末になると必ず聞く第九。その歌詞の意味は??
『歓喜の歌』ベートーヴェンの交響曲第九番の第4楽章で歌われている。
歌詞は、シラーの詩作品「自由賛歌」がフランス革命の直後ラ・マルセイエーズのメロディーでドイツの学生に歌われていた。そこで詩を書き直した「歓喜に寄せて」)にしたところ、これをベートーヴェンが歌詞として1822年 - 1824年に引用書き直したもの。
出典: ja.wikipedia.org
日本語訳がこちら
【日本語訳】
おお友よ、この調べではない!
これでなく、もっと快い、
喜びに満ちた調べに共に声をあわせよう。
歓喜よ、美しい(神々の)火花よ、
天上の楽園の乙女よ!
私たちは情熱の中に酔いしれて、
崇高なあなたの聖所に足を踏み入れる、何と神々しい!
この世の習わしが厳しく分け隔てたものを、
あなたの聖なる偉力が再び結び合わせる…(そして)
あなたの穏やかにたゆたう翼のもと、
すべての人々は兄弟となる。
ひとりの友の友となり、
ひとりの気高い女性を得られるなど、
大いなる幸福に恵まれた人は、
歓喜の声をあわせよう!
そう、この地上でただ一つの人の心でも
自分に大切なものと信じ得る人も!
だが、それが出来なかった人は 涙ながらに
ひそかに この集いより離れるがいい!
この世のあらゆるものは歓喜を
自然の乳房より飲む…(そして)
善人も悪人もすべての人が
薔薇色の小径を辿る。
自然は私たちにくちづけとぶどうと、
死をも分かち得る一人の友をもたらし
虫けらには快楽が与えられ…(そして)
天使ケルビムは嬉々として神の御前に立つ。
喜べ喜べ 自らが陽光に満ちた大空を駆けるように、
天空の壮麗な広野を飛び交い、
走れ兄弟よ、君たちの道を、
晴々と勝利に進む勇者のように。
抱き合うがいい、数百万の人々よ!
このくちづけを全世界に!
兄弟よ! 星々くらめく世界に
いとしい父が必ずいらっしゃるはず。
あなたがたはひざまずいているか、数百万の人々よ?
創造主の存在を予感するか、世界よ?
星々のかなたにその人をたずねよ!
星々のきらめく天蓋のうえに必ずやその人はいらっしゃる。
なんだかすごい。そして広大|゚Д゚)))
簡単に言うと↓
*友人や愛する人のいる人生の素晴らしさ!!*
ベートーベンが第九に込めたのは、シラーの「歓喜に喜す」に込められた「友人や愛する人のいる人生の素晴らしさ」なのです。
意味を知るとより第九の良さがわかりますねヽ(*´∀`)ノ
やはり歴史に名を残す人はすごいんです!!
何だか、周りに感謝しながら、新しい年を迎えれそうですね♡
ちなみに、
第九はめちゃくちゃ長いんです!!
60分以上ある超大作。
よく聞く第4楽章は下の動画だと54分頃から始まります(# ゚Д゚)
な、長い。
【独語】
O Freunde, nicht diese Töne!
Sondern lesst uns angenenehmere
Anstimmen, und freudenvollere.
Freude, Schöner Götterfunken,
Tochter aus Elysium,
Wir betreten feuertrunken,
Himmlische, dein Heiligtum.
Deine Zauber binden wieder,
Was der Mode Schwert geteilt;
All Menschen werden Brüder
Wo dein sanfter Flügel weilt
Wem der große Wurf gelungen,
Eines Freundes Freund zu sein,
Wer ein holdes Weib errungen,
Mische seinen Jubel ein!
Ja, wer auch nur eine Seele
Sein nennt auf dem Erdenrund!
Und wer's nie gekonnt, der stehle
Weinend sich aus diesem Bund!
Freude trinken alle Wesen
An den Brüsten der Natur,
Alle Guten, alle Bösen
Folgen ihrer Rosenspur.
Küsse gab sie uns und Reben,
Einen Freund, geprüft im Tod;
Wollust ward dem Wurm gegeben,
Und der Cherub steht vor Gott.
Froh, froh wie seine Sonnen fliegen
Durch des Himmels prächit'gen Plan,
Laufet, Brüder, eure Bahn,
Freudig wie ein Held zum siegen!
Seid umschlungen Millionen!
Diesen Kuß der ganzen Welt!
Brüder - überm Sternenzelt
Muß ein lieber Vater wohnen.
Ihr stürzt nieder, Millionen?
Ahndest du den Schöpfer, Welt?
Such' ihn überm Sternenzelt!
Über Sternen muß er wohnen.