BØY(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『BØY』(ボーイ)とは梅澤春人が1992年から1999年まで『週刊少年ジャンプ』で連載していた少年漫画、ヤンキー漫画。およびそれを原作としたアニメ作品。
私立楽園高校に通う、世界征服の野望を持つ無敵の主人公日々野晴矢と、その仲間達によって繰り広げられるドタバタ劇や熱い戦いを描き、その度に圧倒的な強さで日々野が敵を蹴散らしていく。最終的には必ず「日々野が強い!」という結果で終わる。
「高校対高校」といった王道のヤンキー漫画の要素はそこまで強くはなく、音楽・バンドの要素が強いのが特徴である。

中学時代は神崎狂と組んで、不良の中でも恐れられる存在として知られていた一条だがその後音楽と出会い、ツッパルところはステージの上だけと決めロックに打ち込む。このセリフは神崎狂が発した「人を動かすのは金と暴力だよ。てめぇはどーする?」に対する一条の返答。一条が作中一貫して貫いたロックへの想いは、のちにハレルヤにも人生の転機をもたらすことになる。

北原画伯「たとえ何百億円つまれようとも心まで売る気はないわ!」

出典: igmonostone.com

北原画伯はどんなに金を詰まれようとも、妻のために描いた作品・未完の情景を売ろうとはしなかった。本作では、自身が大切にするものは決して譲らない、ハレルヤとその仲間たちの強さが描かれており、特にこのセリフにはそれが端的に表れている。ちなみに戸籍は金に困って売ったらしい。

『BØY』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

タイトルの由来

本作のタイトルの由来は、日本のロックバンド「BOØWY」からである。ちなみに君島祥子は一条のことを「マコっちゃん」と呼んでいるが、これはBOØWYのドラマーである高橋まことの愛称でもある。またBOØWYのギタリストは布袋寅泰であり、一条らが通っていた中学は「布袋中学」である。

ハレルヤは金属バットでの攻撃はしない

ハレルヤの代名詞でもある金属だが、あくまで敵からの攻撃を防ぐためだけに使用し、「バットで人を殴る」などの行為は絶対にしない。

日比野晴矢の背中のアイテムの種類と使用回数

投網(1回)

投網を使用し、大勢いた揉山番長の舎弟を一網打尽にした。

鍋(1回)

出典: igmonostone.com

楽園高校の屋上で岡本とカニ鍋をするため使用。

毛ガニ(1回)

岡本の親戚が送ってきた。ちなみにあと二杯いる。

マイボール(1回)

出典: igmonostone.com

神崎狂との対決の場所である集英ボウルに出向く際、 父の日々野晴霽に出かける目的をごまかすため使用。

焚き火道具(1回)

ハレルヤたちに敗北した伊部麗子は「煮るなり焼くなり犯すなり…好きにしなよ」と言う。なのでハレルヤは焼くことにした。

ガムテープ(3回)

「秘奥義ガムテープ地獄の刑」としてガムテープで敵をぐるぐる巻きにするのに使用。基本的にネーミングはその見た目通りである。

ilikenuko2
ilikenuko2
@ilikenuko2

目次 - Contents