Project Winter(プロジェクトウィンター)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『Project Winter』とはOther Ocean Groupから発売される、最大8人で遊ぶマルチプレイの脱出サイバル人狼ゲーム。舞台が雪山であることから『雪山人狼』とも呼ばれる。サバイバー(生存者)は様々なタスクをこなして雪山からの脱出を目指す。一方でトレイター(裏切者)はサバイバーを殺害・妨害して彼らの脱出を阻止することが目的となる。誰が味方で誰が敵か分からない状況で展開される心理戦が魅力のゲームだ。

『Project Winter』の概要

『Project Winter』は2019年5月24日にカリフォルニアにあるOther Ocean Interactive、Other Ocean Groupが開発した脱出サイバル人狼ゲームである。マルチプレイのゲームであり、最大8人で遊ぶことが可能。プラネットフォームはPlayStation 4、 Xbox One、 Microsoft Windows、 Xbox Series X/S。ファンの間では『雪山人狼』とも呼ばれている。
舞台は時折強烈な吹雪が起こることもある極寒の雪山。そこで8人の生存者は遭難しまった。彼らは協力しながら、発電機を直してレスキュー隊を呼び脱出を目指す。しかし8人のうち2人はトレイターという裏切者。彼らは生存者の脱出を、バレないように邪魔をする。
サバイバー側の勝利条件は1人でも脱出すること。トレイター側の勝利条件は脱出を阻止すること。開始から15分が経過すると大雪が降って全滅してしまうので、サバイバーはそれよりも早く脱出の準備を整えなければならない。
プレイヤーは近距離の仲間と会話できるボイスチャットや、プライベートチャット、あるいはテキストチャットやエモートを使ってコミュニケーションをとり、ゲームを進めていく。トレイター同士はお互いの正体を認識できるが、サバイバーは誰がトレイターなのか分からない。そのような状況で繰り広げられる心理戦が魅力のゲームとなっている。

『Project Winter』のあらすじ・ストーリー

第1修理目標

画像は発電施設

雪山で遭難してしまった8人のプレイヤー。8人のサバイバー(生存者)は協力して脱出を目指すが、その中にはトレイター(裏切者)が2人紛れ込んでいた。トレイターたちは正体が露見しないよう、時に騙し、時に裏切りながらサバイバーの脱出を妨害する。
サバイバーがまず目指すのは第1修理目標の修理。修理素材が一定数集め、発電施設やサイファーステーションなどを修理する。

第2修理目標

第2修理目標は素材型修理目標と、アニマルラッシュ型修理目標、バッテリー型修理目標に分けられる。どれも救難ビーコン・電波施設・ヘリパッドのいずれか。素材型修理目標では素材を一定数集めて修理する。アニマルラッシュ型修理目標では狼や熊といった野生動物が襲い掛かってくる中、修理ボタンを押し続ける。バッテリー型修理目標では散らばるバッテリーをすべて集め、修理目標にセットする。

脱出地点

第1修理目標、第2修理目標を達成するといよいよ脱出だ。脱出する手段はヘリコプターまたはVTOL、救助車両、潜水艦のいずれかとなる。

『Project Winter』のゲームシステム

共通の操作

ゲームが始まるとまず近接武器を作ることが重要。
木が1つ、石が1つで作ることができる。木や石を殴ってEで拾いキャビンでクラフトをする。
シックルはベリーや薬草を採取する際に便利である。ベリーや薬草は回復素材なので重要だ。
ピッケルは石を採取する際に便利。アックスは木を採取する際に便利である。石材や木は発電機やアンテナなどの修理に必要になってくる。

また死体を剥ぎ取り、その人のフリをすることができるが、サバイバーが行うメリットは薄い。

サバイバーの操作

体温や空腹に気を付けながら物資を調達し、発電機やアンテナを直す。
まずは発電機に向かい、何が必要か確認する。
修理素材を集めるには方法が2つあり、1つは貯蔵庫やラボを漁り集めることだ。
貯蔵庫開けるのには2人または3人の協力が必要。
建物内のチェストには修理素材が入っているので手分けしながら集めて、拠点のチェストに入れて置く、または信頼できる人に預けておく。
ラボには人に使用することでトレイターか見分ける自白剤というアイテムがある。
2つ目は素材を集めてクラフトで修理素材を作る。
基本的には石材、木材、ベリーが修理素材となる。

暗号タイプの修理の場合はマップに書いている貯蔵庫に暗号が書いてあるため貯蔵庫を回り暗号を集める。
しかしトレイターと一緒に回ってしまうと嘘の暗号を教えられてしまう可能性がある。
暗号は4つ集めることが必要だが、3つ集めてあとは勘で当てることも不可能ではない。

発掘タイプの修理の場合はマップに埋められているパーツを発掘して集める。
発掘にはシャベルが必要なのでシャベルを用意しておく。
修理目標周辺に写真看板があるのでそこで位置を確認し、その場所に向かうと音がするのが音がした場所を発掘するとパーツが出てくる。

トレイターが誰かわからないため一緒に行動する相手に気を付ける必要がある。
サバイバー同士協力し、キャビン(拠点)内の道具が盗まれないように疑わしい行動をとっているプレイヤーを追放投票したり、殺害されそうになったら反撃出来る準備を整えることが大事である。
また3人、4人組に分かれて動くことが大切。単独行動をするとすぐに疑われてしまうからである。

第1目標の修理が済んだら、第2目標を探す。
第2目標を探すには電柱や電線を探し、電線を辿っていくと見つけることができる。
この際全員で行くのもありだが、第1目標の破壊をされると第2目標が修理できないため、二手に分かれる方法が一番効率がいいプレイとなっている。
第2目標に向かう前にトランシーバーを作り、見張り組に私て置くとスムーズに仕事が進む。
第2目標を発見したら何が必要かトランシーバーで見張り組みに伝え、修理を目指す。

第2目標の修理が済むとキャビン内にある通信機を使い、救助要請を行う。
救助要請を行ったらのち脱出方向にオレンジ色のマーカーが出るためにその方向に向かい、脱出する。

トレイターの操作

もう1人のトレイターとトランシーバーで連絡を取り合いサバイバーの妨害をする。
このトランシーバーは同じ色のトランシーバーを持っている人しか話すことができない(最初はトレイターだけ)。
トランシーバーの色は青色と黄色の2つがあり、サバイバーは保管庫で拾うか、基板2つで制作することも出来るため会話する際には「返事はいりません」や相手の名前を避けたり、序盤に作戦会議をした後は使わないなどと2人ともトレイターとわからないようにする戦法もある。
トレイターには動き方が2つあり、1つは離脱型で追放覚悟で1人行動を行い、積極的に妨害をすること。
離脱型はキャンプファイアーを作っておかないと凍死してしまう可能性が高い。
万が一作れなかったときは相方にクラフトを頼み、隠し置いといてもらうという方法もある。
もう1つはサバイバーのフリをしながら素材の場合集めているフリをしたり、拠点内のチェストの素材を盗む。
暗号の場合は暗号は嘘で教える。罠なども使えるので発電機の前などに仕掛けると効果的である。
また3人で行動する場合トレイター2人でサバイバー1人と行動すると、貯蔵庫やラボの中に入ったら入口に立ち、中で殺害することが出来る。この際周りに声が聞こえていないかを確認することが大事である。
また貯蔵庫やラボを開けるスイッチは妨害すると1分間スイッチを使用不可能にできる。

トレイターはトレイターボックスという強力な武器やアイテムの入ったBOXを開けることが出来る。
トレイターボックスを開ける際は音が出るので周りに人がいないことを確認してから開ける。

トレイター専用の投下物資も開けることができる。
サバイバーが修理に一定時間を要することによりマップのどこかに投下される。
トレイターボックスよりもより強力な物資が入っている。
また遠隔妨害を一度使うことができるようになる。
この遠隔妨害はランダムのため自分で選ぶことはできない。
1つ目はキャビンから一定時間サバイバーを追放することができる。
2つ目はトランシーバーの通信を妨害することができる。

万が一自分がトレイターだと疑われ殺されそうになった時、トレイターはトレイターハッチを使うことができる。
しかしトレイターハッチも使う際に音が出るため、トレイターだとバレていない内は使わないほうが無難。

トレイターは第1修理が終わった時点で第1修理目標を破壊できるようになる。
破壊するとサバイバーは再び第1目標を修理することが必要になるので積極的に破壊することが勝利につながる。
しかし、破壊にはトレイタークレジットというポイントが必要なため、トレイターはサバイバーにバレないようにトレイターボックスを開けることが必須となってくる。
第1目標の破壊は最大で3回までしか出来ないが、1度破壊すると警戒されてしまう。

第2目標も修理されてしまったら前回同様第2目標も破壊できるようになるので同じように破壊を目指す。
救助要請をされたらサバイバーと同じく救助ポイントに向かい、サバイバーの脱出を妨害する。

ゲーム中に起こるイベント

脱出ポッド

一人だけ脱出できるポッドが投下する。これに乗って回収されると一人だけサバイバーが助かることができる。
回収時、残りのサバイバーに通知される。賛否両論あるがサバイバーが一人でも脱出するとサバイバー側の勝利のため積極的に使うのが有効的である。

三月ウサギ

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