怒首領蜂(DoDonPachi)のネタバレ解説・考察まとめ

『怒首領蜂』(どどんぱち)とはケイブが開発、アトラスが発売した業務用縦スクロールシューティングゲーム。1997年にアーケード版の稼働が開始した。『首領蜂』(どんぱち)の続編に当たる作品。「敵の撃った弾を避ける」というシューティングゲームの基本的な要素を極端に高めたことで大きな話題を呼び、「弾幕系シューティング」の金字塔として知られている。またプレイヤーの上司であるシュバルリッツ・ロンゲーナ大佐の決めセリフ「死ぬがよい」は本シリーズを象徴するような言葉として有名である。

ノーミスボーナス

ステージ中で1度も死ななければ、1周目は(ステージ数+1)×10万点、2周目は(ステージ数+1)×100万点が加算される。

2周目に突入するための条件

本作にはノーコンティニューで下記の条件のいずれかを満たした時のみ挑戦可能な2周目がある。
条件は「1周END時のスコアが5,000万点以上」「1周END時のミス回数が2ミス以内」「蜂アイテム全回収を6ステージ中4ステージ以上」「1周END時に最大HIT数が、A-TYPEで270HIT以上、B-TYPEで300HIT以上、C-TYPEで330HIT以上」の4つ。
以上の条件のうちのどれかひとつを満たすことにより、2周目突入となる。
条件を満たせなかった場合は、一応のエンディングを迎えることとなり、「1周END」という結末で終了してしまう。
2-7突入時の名言「死ぬがよい」を聞きたければ、条件を満たして2周目に突入する必要がある。
弾幕シューティングは基本的に暗記ゲーが多いのだが、コンボという概念がある『怒首領蜂』では特にパターンを組むことが重要となる。
コンボを繋ぎながら弾幕の隙間を縫うパターンを組んでしまえば、大抵は5000万点以上とHIT数下限制限を同時にクリアすることとなる。

ラスボスである蜂/火蜂について

蜂・火蜂は2周目にしか存在しない2-7である、蜂ステージに突入すると闘うこととなる。
蜂の弾幕はさして避けきれないというほどのモノではなく、蜂にはボムによる攻撃が効くので、残機を残して2-7突入できれば火蜂に逢うことは難しくない。
問題は火蜂で、ボムは緊急回避の弾消しには使えるが、効果時間内はこちらの攻撃を受け付けてくれない。
そのため単純に腕だけの勝負となる。

『怒首領蜂』の登場人物・キャラクター

主人公

プレイヤーが操作することになるキャラクター。首領の無茶苦茶な作戦により、たった2機の戦闘機だけで「機械化惑星人」に挑む羽目になる。

シュバルリッツ・ロンゲーナ

プレイヤーキャラの上司である首領。首領蜂のボスであるにもかかわらず、首領蜂を始末するために「機械化惑星人」に襲わせる。
彼のセリフ「死ぬがよい」はシリーズを象徴する言葉として続編でも登場する。

『怒首領蜂』のアイテム

蜂アイテム

2週目へ行くための鍵となるアイテム。出現場所に「レーザーの先端」を当てると出現する。

『怒首領蜂』の用語

演習戦争

前作で行われた戦争。その実態は最強の軍隊を作り出すための大規模な軍事演習というもので、最強の部隊を誕生させるために行われた。この極めて異常な戦争により、多くの兵士や一般人が死亡した。このため彼らの自己満足の犠牲になった人々は、彼らのことを「首領に従順なだけの働き蜂『首領蜂』」と蔑んでいる。

首領蜂

演習戦争を経て生まれた最強の部隊。首領の命令は絶対で、たとえ無謀な作戦であっても行わなければならない。

機械化惑星人

突如として首領蜂を攻撃してきた未知の軍隊。最強の部隊である首領蜂を次々と撃破していく。
その正体は彼らが現れる少し前に姿を消した、第七星団艦隊である。

『怒首領蜂』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

キャンペーン特別アレンジバーションが存在

本作にはセガサターン版のハイスコアアタックキャンペーンの優勝賞品として、1枚だけ生産された非売品の基板がある。これはタイトル画面の色にちなんで“青版”とも呼ばれている。
「攻撃パターンの変化、最大弾数増加による難易度上昇」「一定時間コンボが途切れなくなり、ヒット数が2倍になるダブルモードが搭載」「蜂アイテムのボーナスに、その時点でのヒット数が倍率としてかかる」など、通常バージョンといくつかの仕様が異なる。

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