カルト的人気を誇るSF映画11選!『LOOPER/ルーパー』などひと味違う想像力や発想力に驚かされる作品ぞろい

宇宙船やロボットとの戦いといったありがちなSF映画とは一味違うオススメ作品をまとめました。ここに掲載しているのは、過去と現在の自分が交錯する奇想天外で緻密なストーリー展開が話題となった『LOOPER/ルーパー』をはじめとする11作品。各作品のあらすじ・ストーリーや見どころ、注目点を紹介していきます。

▽ブルース・ウィリス、ジョゼフ・ゴードン=レヴィット主演!タイム・トラベルしてくる人間を専門に扱う凄腕の殺し屋「ルーパー」の今度の標的は30年後の自分!辻一弘が手掛けた特殊メイクにも注目!

出典: www.cinematoday.jp

『LOOPER/ルーパー』

ライアン・ジョンソン監督、脚本による2012年の映画。ブルース・ウィリス、ジョゼフ・ゴードン=レヴィット、エミリー・ブラント主演。タイムスリップを題材としたSF映画は多数あったが、その斬新な演出と、過去と現在の自分が交錯する、奇想天外で緻密なストーリー展開が凄い。

主人公は、過去にタイム・トラベルしてくる人間専門の殺し屋「ルーパー」。しかしある日、30年後の未来からやってきた自分自身が標的とする事となる。取り逃がした彼は、未来の自分の目的を知るが...。

looper.gaga.ne.jp

主役のジョゼフ・ゴードン=レヴィット

『(500)日のサマー』の主演で注目され、その後『インセプション』『ダークナイト ライジング』『リンカーン』などで主役クラスの役を次々とこなす、今最も注目される若手のひとり。ライアン・ジョンソン監督とは『ブリック』でもコンビを組んだ。

ja.wikipedia.org

ジョゼフ・ゴードン=レヴィットはその役どころのため、辻一弘による特殊メイクを施されている

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特殊メイクアーティスト「辻一弘」

『グリンチ』『トランスフォーマー』等など、多数のハリウッド作品で活躍する日本人メイクアップ・アーティスト。エイジング・メイクを得意とし、『LOOPER/ルーパー』ではジョゼフ・ ゴードン =レヴィットを、若き日のブルース・ウィリスのイメージに近づけるためにメイクを施した。

『LOOPER/ルーパー』予告編

監督は『BRICK ブリック』でジョセフとタッグを組んだライアン・ジョンソン。画期的なアイデアと、過去の自分対未来の自分という究極のバトルが興味をそそる。

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これまでに観た近未来SF映画の中でもトップ級のおもしろさ。まさかこんなにも泣ける話だとは…。

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現在が変化すると未来が変わってしまうパラドックスが二重三重に積み重なり、知覚を刺激する。矛盾もあるのだが、それを考える暇を与えない。ユニークで知的なSFアクションだ。

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▽新鋭ダンカン・ジョーンズ監督による月を舞台にしたSF作品は、恐るべき孤独感により混乱した精神の宇宙飛行士の物語!父親デヴィッド・ボウイにヒッカけたとしか思えない邦題はちょっと..ねえ。

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『月に囚われた男』

デヴィッド・ボウイの息子であるが、映画の世界に足を踏み入れた新たなる才能、ダンカン・ジョーンズが監督・原案を手掛けた長編初監督作品。主演は3役をこなすサム・ロックウェルと、声のみの出演のケビン・スペイシー。原題は「月(Moon)」。この邦題はお父さんの「地球に落ちてきた男」とヒッカけてるのか?

燃料資源が尽きた未来の地球。月から燃料資源を地球に送るため、3年もの間たった1人で単調な任務をこなす事になった宇宙飛行士のサム。ある日自分の不注意から事故を起こしてしまい、それ以来、いるはずのない自分と瓜二つの別人と遭遇しはじめ、次第に彼の精神は混乱しはじめ...。

映画『月に囚われた男』予告編

自分の存在そのものがただの宇宙の一粒の塵以外の何物でもないことを知る、そんな哀しみを感じた映画はひょっとしたら初めてなのかもしれない。

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たった一人で地球のエネルギーを採掘する仕事?相棒はガーティというロボのみ。しかも地球との交信が遮断されて、一方的な画像が送られてくるだけ。三年も。超ブラック企業じゃないか……。

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この映画はまさにSF映画の原点とも言うべき、人間の精神性、機械と人間の関係性を見事に演出しています。大人のための素晴らしい作品です。

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