【十角館の殺人】『イニシエーション・ラブ』を超える驚愕ラスト?どんでん返しがすごい傑作書籍まとめ【マリオネットの罠】
2015年に映画化された『イニシエーション・ラブ』は、小説と原作とで最後の2行が異なることが話題になりました。そのラストでものすごいどんでん返しがあったわけですが、なんと世の中には本作をさらに超えるラストを迎える書籍があるとのこと。この記事で、その内容をまとめています。たとえば、綾辻行人(あやつじゆきと)の『十角館の殺人(じゅっかくかんのさつじん)』や、赤川次郎(あかがわじろう)の『マリオネットの罠』などですかね。最後はどうなるかって?読めばわかります。
「イニシエーション・ラブ」のラスト2行目が読んだ後にじわじわ来る系なら「十角館の殺人」のあの1行は読んだ瞬間に全ての事実が繋がって真相がわかる系。
やられた!そういうことか!と納得するでしょう
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この小説の登場を期に、本格ミステリ界では「綾辻以降」という言葉が使われるようになった
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◆葉桜の季節に君を想うということ
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「何でもやってやろう屋」を自称する元私立探偵・成瀬将虎は、同じフィットネスクラブに通う愛子から悪質な霊感商法の調査を依頼された。そんな折、自殺を図ろうとしているところを救った麻宮さくらと運命の出会いを果たして―。あらゆるミステリーの賞を総なめにした
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ノンストップで読むことが出来たし、二度と忘れないであろうインパクトも残った
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なるほど、どんでん返しってこういうことか!と。ずるいなぁ、と。面白かった
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中居正広(42)は読書家でもあり、彼が読んだという本はファンのあいだで“中居文庫”として親しまれているほか、書店でも紹介されるほどの反響があると、4月14日発売の「週刊女性」が報じている。
とある書店では、中居が2015年1月5日放送のバラエティ番組「SMAP×SMAP」(フジテレビ系)で紹介した小説「葉桜の季節に君を想うということ」(歌野晶午著、2003年)の売り上げが最近また急に伸びているよう
◆殺戮にいたる病
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物語は犯人が捕まるエピローグから始まり、この段階で「犯人である蒲生稔」「警察を呼んだ樋口」「現場にいた雅子」という三人の人物が登場します。以後は三人それぞれの視点から物語が進行していくわけですが、このエピローグがすでに著者の仕掛けた罠になっている
数ある叙述トリックの作品群でもその醍醐味を最も味わえる作品のひとつだ
久しぶりに読んだらすっかりトリックを忘れていて、情けないことに新鮮に騙されてしまいました
◆カラスの親指
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人生に敗れ、詐欺を生業として生きる中年二人組。ある日、彼らの生活に一人の少女が舞い込む。やがて同居人は増え、5人と1匹に。「他人同士」の奇妙な生活が始まったが、残酷な過去は彼らを離さない。各々の人生を懸け、彼らが企てた大計画とは?息もつかせぬ驚愕の逆転劇、そして感動の結末
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「騙す」ことがテーマの小説ですから、道尾さんに今作で期待されたことはたった一つ。それは、「読者を鮮やかに騙すこと」です。伏線が丁寧に解説されているのを読むと、いかに自分が道尾さんの手のひらの上で転がされていたか痛感させられます。「しっかり騙されちゃってくれてありがとう、ほんとはこうだったんだよ」と楽しく笑う道尾さんの顔がありありと浮かんできます
直木賞にもノミネートされたそうですが受賞しなくて良かったと思います。賞嫌いな人には読むことを避けられてしまうのはもったいない
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◯「本」 まとめ
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