【十角館の殺人】『イニシエーション・ラブ』を超える驚愕ラスト?どんでん返しがすごい傑作書籍まとめ【マリオネットの罠】
2015年に映画化された『イニシエーション・ラブ』は、小説と原作とで最後の2行が異なることが話題になりました。そのラストでものすごいどんでん返しがあったわけですが、なんと世の中には本作をさらに超えるラストを迎える書籍があるとのこと。この記事で、その内容をまとめています。たとえば、綾辻行人(あやつじゆきと)の『十角館の殺人(じゅっかくかんのさつじん)』や、赤川次郎(あかがわじろう)の『マリオネットの罠』などですかね。最後はどうなるかって?読めばわかります。
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夏の終わり、郊外の瀟洒な洋館に将来を約束された青年たちと美貌の娘たちが集まった。ロートレックの作品に彩られ、優雅な数日間のバカンスが始まったかに見えたのだが……。二発の銃声が惨劇の始まりを告げた。一人また一人、美女が殺される。邸内の人間の犯行か? アリバイを持たぬ者は? 動機は?
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ぜひ記憶をなくしてもう一度読みたくなった
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スコーン、と騙されましたね。いやあ、うまいです
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「ドンデン返し」のおススメ作品は?と問われると、真っ先にこの作品名を挙げる
◆クラインの壺
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イプシロン・プロジェクトの開発した最新のヴァーチャル・リアリティ・システム『クライン2』。そのテストプレーヤーとなった青年・上杉は、同じテストプレイヤーの梨紗とともにモニターを続けるが、ある日梨紗の友人・七美から、梨紗の失踪を告げられる。七美とともに『クライン2』の謎を調べ始める上杉だったが…
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ラストというか展開が途中で分かってくる方も多いのではないかと思います。でも、最高傑作というのはそれでも面白い。まず、設定がずば抜けて面白い、伏線の張り方および回収の仕方、最高です。20年近く前の作品ですが、ミステリ好きなら読むべき一冊
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仮想現実を扱った物語はほかにもたくさんありますが、この作品ほど真っ向から仮想現実の恐怖をテーマとして扱っているものは珍しい―――という事に、ラストで気付かされる事になります。
舞台は現代の日本だし、おまけに仮想現実世界はスポンジ体験だけど、この小説の根底には立派なサイバーパンク精神が宿っている
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◆チェーン・ポイズン
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死への憧れを募らせる孤独な女性にかけられた謎の人物からのささやき。「本当に死ぬ気なら1年待ちませんか? 頑張ったご褒美を差し上げます」 不思議な自殺の連鎖。共通点は「毒」
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『不思議な自殺の連鎖を調べる記者の視点』と、『自殺を志願している女性の視点』の2点から描かれます。そこにはどんな繋がりがあって、記者はどこまで真相を追究できるのか、巧みな構成と展開で魅了させられました。そして見事に著者の罠にはまりました
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こういう本があるからまた次の本が読みたくなる
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◆マリオネットの罠
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私はガラスの人形と呼ばれていた――森の館に幽閉された美少女、都会の空白に起こる連続殺人の現場に残されたナイフ。輻輳する人間の欲望を鮮かに描いた長篇推理
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一つ一つの伏線までしっかりと張られていて内容もがっしりのサスペンス。思わぬ収穫を得たというか僥倖の域
赤川次郎氏といえばネコが探偵のテレビシリーズなどでおなじみで、古本屋に行けば溢れるほどの在庫が100円で売られていることで有名です。ほとんど読み捨てのように扱われている印象が強いですが、本作品のような名作も実はあったのです
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◆十角館の殺人
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十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の7人が訪れた。館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。やがて学生たちを襲う連続殺人。ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が読者を待ち受ける!
1987年の刊行以来、多くの読者に衝撃を与え続けた名作
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