石原慎太郎と深い関係があった新興宗教団体やオカルト話を紹介

本記事では、かつて東京都知事として政治的手腕を大いに発揮してきた石原慎太郎が深いかかわりを持っていたとされる「新興宗教団体」や、熱心だったオカルト的な活動についてまとめて紹介している。記事中では「ネッシー探検隊を組織して何度も調査していた」「大地震が来るという予言に基づいて子供たちを欠席させた」「日本最初のUFOの研究団体の創設メンバーだった」などの話題を掲載した。

★★ 石原慎太郎云わく「裕次郎は犬をいじめて病気になった!!」

石原さん一家は非常に信仰深いご家庭なようで、裕次郎さんが小さな頃に子犬をいじめた事が原因で体におかしな霊現象が起こったり、裕次郎さんの末期の時には慎太郎さんが霊能者から言われた祈祷をしていたりと、そういうことに不信感を持っている方からすれば、いい印象を与えないかもしれない。 ただ、裕次郎さんファンである私からすれば、そういったエピソードすら非常に興味深く、裕次郎さんのまた知られざる一面を垣間見たような気がする。

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石原慎太郎著『弟』のレビューより。
慎太郎氏が書くには、少年時代の石原裕次郎が子犬を水路に流して殺してしまい、その後「なにかの折にしきりに首を振る」ようになって、医者に行っても治らなかったのが、父親が「霊感に優れた老女」に相談したら治ったんだそうです。

★★ 宗教一家・石原家の人びと

日本のケネディー家とも言われる華麗なる石原ファミリー。その中で熱心な新興宗教の信者なのは慎太郎氏だけではないのです。

石原は政界進出にあたり、自身の後見人的立場だった当時の産経新聞社主水野成夫を介して霊友会の支持を取りつけ、大量の組織票を獲得する。自らも霊友会の信者であり、自らの信仰についての著作(「法華経を生きる」など)も書いており、霊友会の機関誌「あした21」に連載を持っている。霊友会初代会長小谷喜美を師として仰いでおり、霊友会現会長大形市太郎と対談を行っている。また、2002年(平成14年)には霊友会の新年会で挨拶を行っている。

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石原慎太郎氏本人は霊友会の信者。

石原と同じく日本会議代表委員である「崇教真光」代表者・岡田恵珠と『岡田光玉師御対談集』(崇教真光編集)において、対談を行っている30ページの記事がある。
長男の石原伸晃が少年の頃、岡田光玉と岡田恵珠が自宅に訪れたエピソードを伸晃が同宗教団体の42周年秋季大祭(2001年)の祝辞にて披露するなど、家族ぐるみの付き合いが明らかになっている。

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石原家は崇教真光の代表とも家族ぐるみの付き合いをしています。

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長男・石原伸晃

石原 伸晃(1957年(昭和32年)4月19日 - )は、日本の政治家。
自由民主党幹事長(第45代)、自由民主党政務調査会長(第49代)、国土交通大臣(第3・4代)、規制改革担当大臣(第1次小泉内閣・第1次小泉第1次改造内閣)等を歴任した。
(Wikipediaより)

伸晃は、「崇教真光」が発行している機関誌に、この10年ほぼ毎年、祝辞を載せている。祝辞を読めばいかに傾倒しているかよく分かる。
〈3年半の大臣在任中は指導部長の先生が月に一度大臣室においでくださって、お浄(きよ)めをいただき、大臣室から、四方八方に手をかざしていただきました。そうしたお仕組みの下に、高速道路の民営化も無事済ませていただいたわけでございます〉(2004年12月号)

出典: blog.goo.ne.jp

長男の伸晃氏は大臣室へ教団幹部を招き入れ、手かざしを行うほどの熱心な崇教真光の信者。また伸晃氏は、問題の発生した飛行機を自身の手かざしの力で無事着陸させたこともあると主張しています。ちなみに伸晃氏は小泉内閣で航空機の安全運行を所管する国土交通大臣を務めていました。

出典: shukan.bunshun.jp

三男・石原宏高

石原 宏高(1964年6月19日 - )は、日本の政治家。自由民主党所属の衆議院議員(2期)
(Wikipediaより)

石原慎太郎氏の三男・宏高氏が新興宗教「幸福の科学」に入信していたことが、週刊文春の取材により明らかになった。複数の教団関係者が証言した。

出典: shukan.bunshun.jp

「宏高さんがご本尊の前に立つと、導師から『あなたは主に帰依しますか。法に帰依しますか。サンガ(=僧団)に帰依しますか。この三宝に帰依することを誓いますか』との問いかけが行われました。宏高さんがいずれにも『はい、帰依します』と応じたので、導師が『おめでとうございます』と祝福して、儀式は終わったのです」

出典: shukan.bunshun.jp

入信の儀式に立ち会った教団関係者の証言。取材を受けた宏高氏は幸福の科学との関係を認めた上で、「言っておくけど、うちはそもそも宗教的には霊友会なんだからね」と入信を否定。

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★★ 体罰は科学的に正しい!?石原慎太郎が支持する「脳幹論」とは?

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戸塚宏

戸塚 宏(1940年9月6日 - )は、日本の男性教育者で、愛知県知多郡美浜町に所在するフリースクール「戸塚ヨットスクール」の校長である。生徒への暴力(体罰)によって死者を出した戸塚ヨットスクール事件を引き起こした。1975年に世界記録を出したヨットマンであり、右派政治団体「維新政党・新風」講師でもある。

(石原慎太郎は)「戸塚ヨットスクールを支援する会」を組織し、戸塚ヨットスクールの教育方針を全面的に支持している。殊に、戸塚ヨットスクール主宰者である戸塚宏の教育方針の支柱をなす「脳幹論」(脳細胞そのものをトレーニングしてその機能を高めることにより、教育問題の解決を目指すと主張する)に共鳴し、「今の日本人が弱くなったのは脳幹が弱くなったからだ。これは医学的にも証明されている」という主張を産経新聞のコラム(『日本よ』)や、自らの公式サイト上で公開している(実際は医学的な証明がされた事実はない。cf.疑似科学)。

出典: ja.wikipedia.org

石原氏は戸塚宏氏の体罰容認の論拠となっている疑似科学「脳幹論」を支持しています。疑似科学とは、「科学的方法に基づく、あるいは科学的に正しいと認められている知見であると主張されているが、実際にはそうではない方法論、信条や研究」のことです。

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