お金なんか払わなくてOK!ない金に喘ぐアーティスト達
アーティストとお金の関係性をイラストとか画像なしで文章のみでまとめています。心の声を聞いてください。
たいていの芸術家やアーティストは貧乏である。副業をもてなければやっていけないし、オランダやヨーロッパでは政府の助成に頼っているし、芸術のマーケットは勝者がすべてを奪う世界でもある。たいがいのアーティストは金に困らない上流階級でなく(出自はそこからが多いが)、貧乏なまま芸術に無私に奉仕しつづけるのである。つまりアーティストは生産者であるよりも、「消費者」であるといったほうがいい。プロであるよりか、「アマチュア」なのである。
すごく印象的な文章だと思います。
多くのアーティストは貧乏です。プロのアーティストの定義は国により大きく異なりますが、それでもアーティストは貧乏だ、という調査結果については各国ともに共通しています。西欧とオーストラリアにおいては、アーティストの3分の1が、その全体収入から鑑みて、貧困ラインあるいは生存最低ラインと言われるレベルにとどまっています。なかでも、ヴィジュアルアートの作家が最も貧しい傾向にあるようです。
出典: d.hatena.ne.jp
貧乏だとストレートに指摘してくれると気持ちが良いです。
具体的ににかつ、身近な現状
①男性が画家で貧乏で結婚してないって画家は周りにひとりいます。
②男女とも画家で結婚したものの超貧乏という人が1組。貧乏の為、子供は流しました。
上記は国民年金も払えず免除されています。年収200万もなし、です。
ただひたすらに切実です。
音楽家の金儲け
バラカンさんが「好きなアーティスト」として公言するバンドが、アメリカ西海岸のヒッピー・カルチャーの象徴であるグレイトフル・デッド。ファンを大事にする姿勢を貫き、「金儲け主義」に走らなかったからこそ、インターネット時代に重要な、人を惹きつける魅力を獲得できた、と語ります。
しかしそれすらもすごく難しい事のように思えてなりません。
次々リリースしてるアーティストって、他の方の回答でも出ている通り金儲け主義と思ってしまいます。
特に連続リリースとかされると「売れてるうちに一気に稼ごう」って考えが見え見えです。
アーティストのイメージというより、レコード会社に対して悪い印象があります。
日本のメジャーな音楽CD販売より。周りの人をお金で満たせば幸せと思ってるのかもしれません。
次のような思考に陥りがちです。
もし、金儲けの才覚があれば、その人はアーティストにはならないし、なる必要もないだろう。
あるいは、金儲けの才覚がるアーティストは「あいつは商売人でアーティストではない」などと陰口を叩かれる。
しかしだからこそ、アーティストは「アートとお金」の関係を、それぞれ独自の仕方で創造しなければない
自分はものづくりが得意だと思えば、才能に満足しそれ以上のものが生み出せなくなる。
しかし苦手てあると認識すれば、ではどうやれば新たなものが作れるのか?という方向に頭が働く。
だが、自分には金儲けの才能がなく、金儲けと自分は無関係だともうと、やっぱり頭が働かなくなる。
ここでのポイントは、
より大勢の人から支持されるものを創れるか、どうかです。
寧ろ、それが全てかもしれません。
しかし、どんな曲が売れるかは誰にもわからないわけです。
出典: amateua-band.com
独自の世界観がこうやってヒットしたならばアート志向の人や、お金のことしか考えてないような人その両方に支持されある意味スターになれます。
多くのノンアボリジニーがアボリジニーの文化をお金儲けのために利用していることです。もちろんアボリジニーの人々への見返りは無しにです。
出典: www.didjshop.com
独自の文化を横取りしてお金儲けに走ろうと言う算段ですね。
「無料の音楽」も「有料の音楽」も混在しているだろうが、音楽自体の価値とお金は関係ない。
そして音楽によってもたらされるよろこびは、無限に大きい。
そのよろこびをシェアするのが、音楽に関わるものの大きな役割だと思うのだ。
出典: pjaccr.com
感動をシェアしても、「感動した!」って言葉を大勢の方から頂いても物理的にお腹は満たされません。生活も向上しません。
個人的な話ですが昔ほどではないかもしれませんが、自分(イラストレーター)側をないがしろにしている人たちが多すぎる気がします。
お金がこちらに生まれるアートの話をあちらからふっかけておいて、なかった事にするのばかりが多いです。
お金と言う概念で成り立ってる人間社会でアートとかの創作コンテンツを受け取る側が、お金を払いますよと言う何でもない普通の事をしなければ創作コンテンツを受け取る側がずっと貧乏なままです。
別のまとめ記事で「小説は本屋で立ち読みして最後まで読んで感動するけど買わないまま~♪ これでいいよね」と言うツイートがあって腹が立ちました。
みんなに受け入れてもらおうとアーティストのみんなは時に創作します。それで成功する人もいますし何も我を貫こうとばかりもしませんが、
どんなに自分が感動しても最初っからお金を払う気のない人間ばかりが増えると私達はどうする事も出来ません。