三ツ星カラーズ(アニメ・漫画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『三ツ星カラーズ』とは、作者「カツヲ」による漫画作品。2014年から月刊コミック電撃大王で連載を開始。2018年に「SILVER LINK.」製作でアニメ化。「赤松 結衣」「さっちゃん」「琴葉」の三人は、上野の平和を守る秘密組織「カラーズ」を名乗り、上野にあるアジトを拠点に今日も活動する。カラーズは新に元盗人野良猫の「モノクロ大佐」をメンバーに加え、警察官の斉藤や雑貨屋のおやじ、パン屋の笹木姉妹などと交流していく。可愛いが悪ガキなカラーズと上野に住む大人たちの日常を描くギャグコメディ。

カラーズはオヤジにハロウィンの衣装を作ってもらい、それを着用する。
琴葉は今日はゾンビゲームをすると言いだす。
ゾンビゲームとはゾンビ役が公園をゾンビだらけにして、勇者がボスゾンビを倒して街を救うという琴葉とさっちゃんが考えた遊び。
ゾンビ役をさっちゃんと琴葉が、勇者を結衣がすることになった。
2人はボスゾンビと描かれた人形を公園に配置し、公園のベンチに座っていた女子高生2人に今からお前達もゾンビだと言ってある紙を渡す。
その紙には、「この紙を見たらゾンビになります」「この紙を誰かに配って公園をゾンビだらけにしろ」と書いてあった。
女子高生たちは面白そうだといってゾンビになりきり、言われた通り紙を配る。
ノリが良い人たちが次々にゾンビになって行き、結衣自身も紙を見てしまい何度かゾンビになりながらも、ボスゾンビまで辿り付く。
ボスゾンビの周りには沢山のゾンビが居たが、結衣はそれを潜り抜けてボスゾンビを倒し、ゾンビになった人たちも人間に戻った。
そして最後に結衣が「トリック・オア・トリート」と言うと、一緒に遊んでくれた人たちは皆楽しかったと言って結衣の用意した袋にお菓子を入れて行く。
三人はアジトに帰り、嬉々として戦利品を漁るのでった。
斉藤はカラーズが公園で何かしている事に気づき、お菓子(ドリアンチップス)を用意して待っていたが、結局カラーズは来なかった。

なつまつり

結衣は学校行事として上野のパレードで盛岡さんさ踊りを踊る事になっており、練習をしていた。
さっちゃんと琴葉はパレード当日、結衣を見に行く。
パレードではねぶたや、さんさ踊りなどの東北の祭りを見る事が出来る。
2人は結衣が踊っているのを見届けると、その足のまま結衣の通う学校の夏祭りに遊びに行き、パレードを終えた結衣と合流した。
三人は夏祭りを楽しみ、三人でお揃いのキラキラ光る玩具を買った。
結衣は2人とは違う学校へ行っておりあまり友人が多くないようであったが、同じクラスの平井と田所に声を掛けられ、さっちゃんの些細な言動から平井・田所は結衣を名前で呼ぶようになった。
そのため結衣はいつに無くご機嫌であった。

琴葉の弱点

自分たちは苦手な物が大好きな琴葉の事が好きだよとハモる2人。琴葉には皮肉にしか聞こえない。

三人はカラーズの弱点探し会議を始めた。
リーダー結衣の弱点は泣き虫で威厳が足りないと、さっちゃんは威厳の出るアイテム付け髭を結衣に与えた。
さっちゃんは自分の弱点を「可愛い過ぎる所」としたが、却下され「バカなところ」になる。
琴葉の弱点はさっちゃんは「高いところから落ちると骨が折れる」と言って茶化すが、さっちゃんが避けていた本当の弱点を結衣が言ってしまう。
それは「ゲームが下手」ということであった。
琴葉はいつもゲームをやっている自分がゲーム下手なわけがないと反論するが、琴葉はいつも意味のない所でボタンを連打するなどゲーム音痴であった。
図星な上に2人に知られていた事がショックであった琴葉はガチへこみしてしまう。
以降、琴葉はゲームが下手である事は決定的な弱点となる。
琴葉が結衣を怒らせた際には、結衣が琴葉より先にゲームをクリアしネタバレされ泣いてしまう。
どちらかというと弄られキャラな結衣の強かさも伺えるようになるが、一通り苛めた後は罪悪感で結衣も泣く。

ばれてるぞ

モノクロ大佐が持ってきた謎のメッセージ。

ある日、カラーズがいつものようにアジトにいると、モノクロ大佐が絵馬を咥えていた。
その絵馬には「バレてるぞ」とだけ書いてあり、琴葉は「お前達のアジトを見つけたぞ」という意味ではないかと推測する。
アジトの周りに罠を仕掛けようとするさっちゃんと琴葉であるが、結衣はこの絵馬を扱っているお寺へ行ってみようという。
三人は隠密行動だと言って木の影から木の影へ側転したり、斉藤の前をさっちゃんを囮にしてコソコソ通ったり、ダンボールに隠れたりして移動し、お寺へ辿り付く。
お寺の絵馬を見てみるが特にヒントなく困っていると、住職に何か探しているのかと声を掛けられる。
すると風が吹き、三人は住職が隠していたと思われるハゲ頭を目撃してしまう。
「バレてるぞ」というのはこの住職に対するメッセージで、その絵馬を大佐が持ってきてしまったようであった。

気づいていないのは本人だけ。

事件レベル

ある日、ののかが事件があったという連絡を三人にし、三人はののかの元へ行く。
三人は事件レベルいくつかと尋ねるが、逆にののかは事件レベルとは何かと聞く。
事件レベルは3まであり、レベル1が「殺人事件」、レベル2が「学校に犬乱入事件」、レベル3が「母ちゃん(さっちゃんの母)が便秘事件」だという。
ののかはレベル1で殺人事件なのかと驚きつつも、その中で比べるならレベル4で「ササキのパン」が乗っ取られてしまうという。
三人はそれは事件レベル1程度だと言って興味を失くした。
店を乗っ取るというのは、ののかの姉「ももか」で、将来パン屋をおにぎり屋にするという身内揉めだった。
以降も事件レベルはカラーズの興味の度合いを表し、度々事件レベルいくつという言い方が出てくるようになる。

『三ツ星カラーズ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

天才!カラーズTV

2017年夏にAT-Xで放送された『三ツ星カラーズ』の応援番組。
高田憂希(結衣役)、高野麻里佳(さっちゃん役)、日岡なつみ(琴葉役)の三人が上野を歩いたり小学校の頃にやった遊びなどをし、三ツ星カラーズの魅力を伝えた。

ch.nicovideo.jp

三ツ星カラーズ〜モノクロ大佐をさがせ!〜

2018年にニコニコ動画のゲーム投稿サービス『RPGアツマール』で配信された、「ほりん」製作のミニゲーム。
カラーズと一緒にモノクロ大差を探し出していく。

game.nicovideo.jp

うえの夏まつりパレード

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@shibainu_tarou8

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