ロクでなし魔術講師と禁忌教典(ロクアカ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』とは羊太郎によるライトノベル、及びそれを原作としたアニメ・漫画等のメディアミックス作品。2017年4月よりアニメ制作会社「ライデンフィルム」によるアニメ化を果たした。授業のやる気のないグレン=レーダスが非常勤魔術講師としてアルザーノ帝国魔術学院に勤めることになった。そこでロクでなしと呼ばれた男の破天荒な授業が始まる。

CV:小澤亜李

本作のヒロインの1人であり、帝国宮廷魔導士団特務分室所属の執行官ナンバー7(コードネーム:戦車)である。青色の髪で表情は無表情で、見た目はとても幼い少女である。イチゴタルトが大好物で、野菜は苦手である。
戦いスタイルは錬金術で作り出した大剣をこれでもかというほど振り回す。理解力が乏しく作戦行動の意味を分かっていないが敵に突っ込んでしまう悪い癖がある。
ルミアを守るという任務のため、グレンのクラスに編入生としてやってくる。
そして、「天の智慧研究会」によってつくられた魔造人間でもある。

セリカ=アルフォネア

CV:喜多村英梨

アルザーノ帝国魔術学院の教授であり、元・帝国魔導士団特務分室所属の執行官ナンバー21(コードネーム:世界)である。ロングの金髪である。
グレンの育て親でもあり、魔術の師匠でもある。見た目としては20歳ほどに見える美女だが、実は「永遠者(イモータリスト)」と呼ばれている不老不死である。だが、400年前の記録は失っており、それ以前の記憶は全く覚えていない。
そんな本人は魔術師位階最高位の第七階梯(セブテンデ)である。グレンが講師になってからは親バカが悪化している。

アルベルト=フレイザー

CV:高橋広樹

帝国宮廷魔導士団特務分室所属の執行官ナンバー17(コードネーム:星)である。鷹のように鋭い目をしている長髪の青年である。
リィエルとグレンとともによく仕事をしていた仲であり、グレンが辞職した後は1人でリィエルどうにかしていた苦労人である。戦闘から謀報のすべてを得意とするスペシャリストでもある。グレンの過去を良く知る者の1人である。
帝国民を守ることを強い信念として、己の正義を実行している。特技は、任務になると本来の性格ではなく正反対の役を見事に演じられることである。それは演劇といえるほど完璧であり、それで食べていけるレベルに達している。

『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』の用語

アルザーノ帝国

北セルフォード大陸の北西端にある帝政国家である。海洋性温帯気候で、魔道大国として知られている。旧古代前から後期(聖暦前8000から4000年)前後に超魔法文明が存在していた場所だとされており、各地に遺跡が残された。大まかに北部のイテリア地方と南部のヨークシャー地方に分かれている。歴史的な建造物であるメルガリウスの天空城という古代魔術で建築された城が空に浮かんでいる。そして、メルガリウスの天空城の謎を解き明かそうとしている魔術師をメルガリアンと呼ぶ。だが、メルガリウスの天空城の謎は明かされていない。

節詠唱

この世界では魔術を起動するときに詠唱がある。それがこの節詠唱である。汎用魔術を発動する際には基本的には呪文と節を利用して唱えることで正常な魔術が発動する仕組みなっている。

アルザーノ帝国魔術学院

創立約400年を誇る国営の魔術師育成専門学校である。国内に4つほどしかない魔術学院の中でも最高峰といわれるほどの名門。近隣諸国でも有名で、4年制となっている。一般的には14.5歳で入学するのがほとんどである。
1クラス40人で1学年は10クラスになる。そこに修士生や博士生も含めると1800人ほど在学していることになる。奨学金や特待制度も存在しており、学生街には寮もある。

そして、女子生徒は男子生徒とは異なり、薄着で過ごすことが推奨されている。その理由としては、生来の外界マナ(生命力であり、魔力の源となっているもの)との親和性をつけさせるためである。そして魔術の習熟初期段階での推奨となっている。そのため、へそが出ている制服を着用している。だが、この制服やロープには、身体回りの気温・湿度調節魔術が付帯されている。

魔術競技祭

年に3回開かれている学院生同士による技比べであり、4年次生以外は同学年と対戦することとなる。いくつかの例外があるが、それ以外は毎年競技内容が変わる。優勝クラスの担当講師には特別賞与が与えられるため、講師たちは必死に生徒たちを指導する。伝統的には実力のある生徒のみを競技に出すことが多い。

帝国宮廷魔道士団特務分室

国軍省の管轄であり、帝国宮廷魔導士団の中でも魔術関係の案件を担当する部署である。最大の人員数は22人となっており、それぞれにコードネームがつけられている。室長は代々イグナイト公爵家の者が務めることが決まっている。危険な案件が多いため、空席が目立ってしまう。

天の智慧研究会

反政府組織かつ帝国最古の魔術結社であり、魔術を極めるためには手段を選ばない外道の集まりである。組織の理念は「優れた人間こそが世界を導くべきでそれ以外は人間は家畜に過ぎない」である。そのため、優秀な人材を集めたりしている。その中の計画にルミアが必要であり、ルミア「確保」を目的となっている。とても謎が多い組織である。

禁忌教典(アカシックレコード)

研究会と交戦することによりたびたび聞く言葉である。ジャティスによれば、「世界のすべての理を支配する力」であること。

天使の塵(エンジェル・ダスト)

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