Bon Jovi(ボン・ジョヴィ)の徹底解説まとめ

1984年、アルバム『夜明けのランナウェイ』(原題:Bon Jovi)でデビューしたアメリカ・ニュージャージー出身のロックバンド。ヴォーカルのジョン・ボン・ジョヴィを中心とするバンドサウンドはキャッチーで明快。デビュー時も世界に先駆け日本で爆発的なヒットを飾り、来日公演、CMタイアップも多く、日本と縁が深い。現在活躍するアーティストにも多大な影響を与え、いまだ第一線を走り続けるビッグバンドである。

Have A Nice Day

1. Have A Nice Day
2. I Want To Be Loved
3. Welcome To Wherever You Are
4. Who Says You Can't Go Home
5. Last Man Standing
6. Bells Of Freedom
7. Wildflower
8. Last Cigarette
9. I Am
10. Complicated
11. Novocaine
12. Story Of My Life
13. Dirty Little Secret

2005年9月14日リリース。9枚目のオリジナルアルバム。
タイトルチューンの「ハヴ・ア・ナイス・デイ」はTOYOTA「RAV4」CMソングに起用。“Have a Nice Day”とは「良い一日を」という意味ではあるが、そのフレーズは取引終了後の決まり文句でもあり、暴力性などを含んだ皮肉っぽい意味を持つとも言われる。
ジェニファー・ネトルズ(Jennifer Nettles)とデュエットしたカントリー調の『Who Says You Can't Go Home』はアメリカで人気が高く、ロックバンドで初となるビルボード・カントリーチャートで1位を獲得。グラミー賞のベスト・カントリー・コラボレーション・ウィズ・ボーカルズ部門を受賞している。この受賞は次のアルバムの音楽性へと流れを引き継いでいく。ジャケットはヒューの顔をティコがスケッチしたもの。

Lost Highway

1. Lost Highway
2. Summertime
3. (You Want To) Make A Memory
4. Whole Lot Of Leaving
5. We Got It Going On
6. Any Other Day
7. Seat Next To You
8. Everybody's Broken
9. Till We Ain't Strangers Anymore
10. The Last Night
11. One Step Closer
12. I Love This Town
 
 
2007年6月13日リリース。10thオリジナル・アルバム。
「Who Says You Can't Go Home」でグラミー賞の受賞の流れを受け、全編にカントリーミュージックの影響を受けたアルバム。「ロスト・ハイウェイ」(Lost Highway)ジョン・トラボルタ主演のコメディ映画『『団塊ボーイズ』(Wild Hogs)の予告編の中で使用された。また、2008年NHK総合テレビ・NHK BS1『メジャーリーグ中継』エンディング曲ともなっている。日本のオリコンチャート、本国アメリカのビルボードチャート、日米同時に初登場1位を獲得。オリジナルアルバム10枚目にしての初記録であった。また、ゲスト参加ミュージシャンが多い。

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The Circle

1. We Weren't Born To Follow
2. When We Were Beautiful
3. Work For The Working Man
4. Superman Tonight
5. Bullet
6. Thorn In My Side
7. Live Before You Die
8. Brokenpromiseland
9. Love's The Only Rule
10. Fast Cars
11. Happy Now
12. Learn To Love
 
2009年11月4日リリース。11thのオリジナルアルバム。前作と違い、ロックンロールを基調としたアルバムになっている。
『New Jersey』から数えて21年振りに、アルバムタイトルと同じタイトルの曲が収録されていない。また、ボーナストラックが収録されていない。こちらは、1986年に発売された『ワイルド・イン・ザ・ストリーツ』以来である。
シングルカットされた『We Weren't Born to Follow』は「ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル クリスタルベアラー」のCM曲として使用。
また、労働者のために歌った「Work For The Working Man」の歌詞が額縁に入れられ、ホワイトハウスにあるオバマ全米大統領のチーフ・アドバイザー、デヴィッド・アクセルロッド氏のオフィスの壁に掛けられているという。

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What About Now

1. Because We Can
2. I'm With You
3. What About Now
4. Pictures Of You
5. Amen
6. That’s What The Water Made Me
7. What’s Left Of Me
8. Army Of One
9. Thick As Thieves
10. Beautiful World
11. Room At The End Of The World
12. The Fighter
13. With These Two Hands
14. Into The Echo
15. Not Running Anymore
16. Old Habits Die Hard
17. Every Road Leads Home To You
 
BON JOVI結成30周年となる、2013年リリースの12thアルバム。(2013年3月13日)
アルバム・ジャケットはカモフラージュ・アートで著名な中国人アーティスト、リウ・ボーリンとイラストレイター、アレックス・ハルディのコラボレーションによるもの。CGでも合成でもなく、背景の絵と同じペイント&メイクを施されたメンバーが立ち、それをそのまま撮影したものである。
ニュー・アルバムからのリード曲「ビコーズ・ウィー・キャン」は“僕たちならできる”というメッセージが込められた希望の曲であるのだが、東日本大震災の際もメッセージを送ってくれたBon Joviは日本盤のみ希望メッセージを込めた特典DVDを同梱。「信じれていればいつか叶う」という希望のメッセージをPV4本に収録。この4本で1つの物語が完結している。

Burning Bridges

1.A Teardrop to the Sea
2.We Don't Run
3.Saturday Night Gave Me Sunday Morning
4.We All Fall Down
5.Blind Love
6.Who Would You Die For
7.Fingerprints
8.Life Is Beautiful
9.I'm Your Man
10.Burning Bridges

2015年8月21日リリースの13thアルバム。
ジョンにより、ギタリスト、リッチー・サンボラが脱退と報じられた後の、最初のリリースアルバム。昨年デビュー30周年を迎えたBon Joviをサポートし続けたファンへ捧げられる"ファン・アルバムとして新曲と未発表曲で構成された。しかし、軸となるキラーチューンも、リッチーの絶妙なコーラスワークもなく、アルバムへの賛否は分かれる。「Saturday Night Gave Me Sunday Morning」だけはリッチーの共同クレジットとなっている。

This House Is Not for Sale

1. This House Is Not for Sale
2. Living With The Ghost
3. Knockout
4. Labor Of Love
5. Born Again Tomorrow
6. Rollercoaster
7. New Year's Day
8. Devils In The Temple
9. Scars On This Guitar
10. God Bless This Mess
11. Reunion
12. Come On Up To Our House
 
日本盤(デラックス版、SHM-CD)
13 Real Love
14 All Hail The King
15 We Don't Run
16 I Will Drive You Home
17 Goodnight New York
18 Touch Of Grey
DVD
01 This House Is Not for Sale (Music Video)
02 This House Is Not for Sale (Making)
03 Interview - Track By Track
 
※日本通常盤はSHM-CDではなく、DVDも付いていない

2016年11月4日リリース。14thアルバム。
前作『バーニング・ブリッジズ』は、これまでの所属レコード会社、Mercury Recordsとの契約義務を満たすためにリリースされた“ファン・アルバム”という位置づけであった為、リッチー抜きでリリースする初のオリジナル・フルアルバムと言える。
アルバム・ジャケットのデザインはアメリカの有名な写真家ジェリー・ユルズマンの作品。この石造りの家は、ジョンがタイトル曲を作成中のヴィジュアルイメージでインスピレーションを与えていたという。このアルバム以降、ヒューとフィルが正式メンバーに昇格した。

Bon Joviの代表曲

You Give Love A Bad Name

『You Give Love a Bad Name』(邦題:禁じられた愛)。1986年7月23日に発表したシングル。
3rdオリジナルアルバム『ワイルド・イン・ザ・ストリーツ(原題:Slippery When Wet)』からのシングルカット。
日清食品『日清カップヌードル』「この味は、世界にひとつ。-BON JOVI 篇-」(2010年) では、ジョンは替え歌を披露。芸人・椿鬼奴がネタに使用する曲としても知られる。

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