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yuk1116のレビュー・評価・感想

俺だけレベルアップな件 / 俺レベ / Solo Leveling / Only I Level Up
10

最弱から成り上がるストーリー

私は『俺だけレベルアップな件』がお勧めできる漫画の中で最高だと思いました。
アニメにもなっていますが、もともと原作は韓国小説で、某漫画アプリから生まれたヒット作品。
全世界累計142億Viewを超え、年間人気ランキング3年連続で1位。ジャンルはファンタジー、アクション、ダーク、ダンジョン。

主人公の水篠旬は、弱いながらもある病気の母親と学生である妹の生活費をダンジョンで稼ぐ日々。
そんな中でとある思い付きでダンジョンの奥へ…というところから始まります。

ちょっとした笑いを提供しながら、展開の速さ、ハラハラする戦闘シーン、圧倒的な強さでばったばった敵をなぎ倒していく実力…一つずつを切り取っても面白いと思います。フルカラーで作画も綺麗で万人受けするものです。完結した作品ですが、何回も読み込んで没頭できる幸せな時間です。
外伝は、短かく書かれていますが、別の形の仲間との出会いが描かれ、今度は主人公の息子がその影に気づき…。
主人公はあくまで、正義だけではないプロフェッショナルでクールな必殺仕事人だと感じます。漫画の中でもそういう場面が出てきます。
厨二を感じられて、少年心をくすぶられました。

進撃の巨人 / Attack on Titan
8

アニメ進撃の巨人75話までを見て

「進撃の巨人」とはどんな物語か?と聞くと大体の人は巨人が人間を喰らっていくダークな物語と答えると思う。
この作品は、怒りや苦しみだけでなく仲間を思うことの大切さや家族愛など、いろいろな面で考えさせられるものとなっている。
物語は、調査兵団の壁外調査の様子から始まる。主人公のエレン・イェーガーが登場するのはこの後だ。
同居人であるミカサ・アッカーマンと薪を集めに行っていた帰路、調査兵団に入団したいと言いだすエレン。
それを全力で止めるミカサ。そんな中壁外調査を終えた調査兵団が帰ってきていた。
本来であれば凱旋と言うのであろうが、その姿は凱旋と言うには程遠かった。
そして、100年破られていなかった『壁』が超大型巨人のたった1発の蹴りによって破られてしまった。
これは135話ある中のほんの触りである。
とても展開がスピーディー、かつ内容もしっかりと作られており、何と言っても登場人物の目を見ていただきたい。
「美しい」の一言だろう。
ただ一つ、ファイナルシーズンに入ってからの内容がとても難しく、重い。
理解するのに何度見返したことだろうか。
それと同時に、何度も見直させる程面白いと思える作品に出会った事は未だかつて無い。
原作は最終話を迎え全ての謎が明かされた。アニメの最終話がとても楽しみだ。

カッコーの巣の上で / One Flew Over the Cuckoo's Nest
10

チェコ出身の鬼才ミロス・フォアマン監督がケン・キージーの舞台劇を見事に映画化した『かっこうの巣の上で』

『かっこうの巣の上で』は1975年に公開された米国の劇映画で監督はミロス・フォアマン、原作は1962年に発表されたケン・キージーによる同名の小説です。出演はランドル・マクマーフィー役(精神施設への新規患者)にジャック・ニコルソンを配し、脇役にルイーズ・フレッチャー、ウィル・サンプソン、ダニー・デヴィート、シドニー・ラシック、ウィリアム・レッドフィールド、クリストファー・ロイド、ブラッド・ドゥーリフ 。
撮影は1975年1月から始まり、3か月間続きました。ロケ場所はオレゴン州サレムと周辺地域、そしてオレゴン海岸。製作者は、実際の精神病院であるオレゴン州立病院での撮影を決断しました。この病院は小説の舞台になっており、今日でも存続しています。
本作は5つのアカデミー賞(最優秀男優賞、最優秀女優賞、監督賞、脚本賞、最優秀作品賞)を受賞した2番目の作品となりました。ちなみに3番目の作品は1991年の『羊たちの沈黙』です。この作品は、そのほかにゴールデングローブ賞やBAFTA賞などを受賞しています。
ミロス・フォアマンの『かっこうの巣の上で』はとても優れた映画なので、細部の間違った描写が見受けられたとしても、それらのすべてを許容したくなるほどです。個々の登場人物のキャラクターを呑み込んで、ストーリーラインは精神障害者にロボトミー手術を施すことの是非という大きな倫理的な問題の周りをこの映画の主題は周回します。

ダ・ヴィンチ・コード / The Da Vinci Code
7

世界史に詳しければもっと面白いのかもしれない。

モナ・リザが予告によく映ってましたが、モナ・リザは関係なく、関係あるのは最後の晩餐でした。
最後の晩餐の解釈は屁理屈のような気もしましたが、謎解きとして面白かったです。
キリストの秘密が関わっている話で、キリスト教とか、世界史に詳しい人ならもっと面白かったのかなと思います。
私はよく知らないのでわからない部分もありましたが、やはり、キリストの子孫がってのは、驚異的な事実ですよね。
そりゃあ、すごく保守派の人からすると困るかもしれません。
なかなか面白かったけど、最後の方が、なんかあっさり、謎が解けたイメージです。
俳優の強さのせいかもしれませんが、イアン・マッケランが出ているところまでが面白かったです。
ラングドン教授はヒーローにしてはカッコよくもないけど、もともとヒーロー的なキャラではないので、トム・ハンクスであってると思います。
ヒロインの女性はちよっとかっこ良すぎる気もするけど、ただの女性じゃないから、ただかわいいだけの女性じゃダメだったのでしょう。
あと、音楽がすごく壮大でよかったです。
なんか、キリスト教の曲って怖いんですよね。
なぜでしょう。壮大すぎるからでしょうか。
ちょっと長いのですが、まあまあ面白かったです。