アニメ進撃の巨人75話までを見て
「進撃の巨人」とはどんな物語か?と聞くと大体の人は巨人が人間を喰らっていくダークな物語と答えると思う。
この作品は、怒りや苦しみだけでなく仲間を思うことの大切さや家族愛など、いろいろな面で考えさせられるものとなっている。
物語は、調査兵団の壁外調査の様子から始まる。主人公のエレン・イェーガーが登場するのはこの後だ。
同居人であるミカサ・アッカーマンと薪を集めに行っていた帰路、調査兵団に入団したいと言いだすエレン。
それを全力で止めるミカサ。そんな中壁外調査を終えた調査兵団が帰ってきていた。
本来であれば凱旋と言うのであろうが、その姿は凱旋と言うには程遠かった。
そして、100年破られていなかった『壁』が超大型巨人のたった1発の蹴りによって破られてしまった。
これは135話ある中のほんの触りである。
とても展開がスピーディー、かつ内容もしっかりと作られており、何と言っても登場人物の目を見ていただきたい。
「美しい」の一言だろう。
ただ一つ、ファイナルシーズンに入ってからの内容がとても難しく、重い。
理解するのに何度見返したことだろうか。
それと同時に、何度も見直させる程面白いと思える作品に出会った事は未だかつて無い。
原作は最終話を迎え全ての謎が明かされた。アニメの最終話がとても楽しみだ。