yt1996j3@yt1996j3

yt1996j3
yt1996j3
@yt1996j3
0 Articles
2 Reviews
0 Contributions
0 Likes
yt1996j3

yt1996j3のレビュー・評価・感想

セトウツミ
10

男子高校生が座って話す、ただそれだけの漫画なんです。

2013年から2017年まで連載されたこの漫画、セトウツミ。内容はなんと、男子高校生の瀬戸(セト)と内海(ウツミ)が川辺に座ってだらだら喋る、それだけなんです。それだけのはずなのに、なぜか惹かれてしまうんです。
天然でボケ寄りな瀬戸と、そんな瀬戸に全力で、しかし冷静にツッコミを入れる内海。学校の終わった夕方、川辺で繰り広げられる関西弁のトークはとてもテンポが良く、思わずクスっと笑ってしまうものばかりです。
そして周りのキャラクターも癖が強い。内海が好きなのに瀬戸から好かれまくる樫村一期、同級生にいじめられてるのかと思うほど前髪の短いハツ美、名前だけにとどまらず容姿までもが左右対称な田中真二、ベラルーシ出身で、内海にだけあたりの強いバルーンさん。
もちろん事件も起こります。内海の家庭は複雑で、内海はそんな家庭を壊そうと考えるのです。しかし、それに気づいた瀬戸含む周りのメンバーが内海の犯行を阻止し、内海は初めて自分の父親に真正面から刃向かいます。最終話は、これだけずっと川辺に座って喋っていた二人が揃わずスマホのSNSで会話する文面で終わりを迎えます。それはお互いが新しい一歩を踏み出した結果であり、胸がいっぱいになる最終話でした。
友達との何気ない会話に笑い、純粋に楽しんでいた高校のあの頃を思い出せる、そんな作品です。

オモヒノタマ〜念珠
9

話が繋がっているオモヒノタマ〜念珠

私はニコ生ホラーちゃんねるで初めて見たのですが、とても面白かったです。
全9話の三部作だそうです。
1話完結形式で、豪華な俳優さんが沢山出演していました。
樹里・瑛太・嶋田久作・松重豊・竹中直人・オダギリジョー・金子貴俊さん達です。
脇役の方も「あっ!この人見た事ある!」となる人がいました。
ストーリーも全話見ると話が繋がっていて、もう1回見たくなります。
前の話に関連した物が出ていたりします。
六ノ珠「エドちゃん」に出演していた笑福亭松之助さんは、コメントで明石家さんまさんの師匠と聞いてびっくりしました。
エドちゃんの話はタマちゃんを見て思い付いたのかな?と思いました。
エドちゃんは見ていてとても怖かったです。
男の子可哀想と思いました。リポーターには腹が立ちました。
八ノ珠「猫の手」はアニメと現実が混ざったストーリーでした。キャラデザは漫画家の夢来鳥ねむさんでした。最後はニャン太が怖くなりました。
苦ノ珠「マンション」は最初はモラハラ親父かよ!と思いながら見ていましたが、途中でカーテンの外が明るいのとかでこういうオチか!とスッキリしました。
最後の方は今までの話の登場人物が出て来ていて、インタビューを受けたりしていました。インタビューをしていたリポーターがエドちゃんに出ていたリポーターで生きていたのか!とびっくりしました。
ヘリの人が死亡フラグを立てていて、案の定ヘリが墜落したのはちょっと笑いました。
最後のオチは「お前かい!」と思わず突っ込みを入れました。
いつかDVDを買おうと心に決めました。