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y-kurgのレビュー・評価・感想

約束のネバーランド / 約ネバ / ネバラン / The Promised Neverland
9

完結済み!考えながら読める奥が深い漫画!

皆さんは「約束のネバーランド」という作品を聞いたことはあるだろうか?
「約束のネバーランド」、通称「約ネバ」は少年ジャンプ作品ですでに完結済みである。
また、映画化もされており気になっている人も多いのではないだろうか。
以下ネタバレを含む。
■約ネバのあらすじ
鬼のいる世界に生まれた主人公は12歳になるまで孤児院で育てられていた。
孤児たちのママも孤児院もとても素晴らしく、楽しく生活していた。
しかし、あることがきっかけで孤児院は鬼たちの食料になる子供を養殖している場所だったと知る。
そして主人公らは孤児院からの脱出を計画する。
しかしママは実はこの鬼のいる社会で生き抜いてきた切れ者だった。
そのため主人公らは知恵を出し合い長い間にわたって計画を進めた。
そしてついに、ぎりぎりの脱出を果たす。しかし脱出した先に待っていたのは、鬼しかいない世界だった。
主人公らは人間の世界から極秘に送られてきたほんの少しの手がかりをもとに試行錯誤しながら何年もかけて人間の世界へ渡ろうとする…といった感じだ。

個人的には最終話はあまり釈然としなかったが、とてもおもしろい作品で一つ一つの展開に伏線がありとても考えさせられる作品だった。
皆さんもぜひ読んでみてほしい。

映画 ドラえもん のび太の宝島
10

ドラえもん映画の中でも素晴らしい作品

「ドラえもん のび太の宝島」は、宝物を探しにいくためにドラえもんの道具の船に乗って太平洋に現れた島に向かうのび太たちが、海賊に襲われてしまいしずかちゃんが連れ去られるところから物語が始まります。
しずかちゃんを助けるために考えているのび太たちのところに漂流してきたフロックという少年との出会いで、海賊の謎に迫っていくというあらすじです。
全体的なテーマは「家族愛」で、シンプルなメッセージ性の作品になっています。物語の進行も比較的サクサクと進み、内容もわかりやすく子どもから大人まで楽しめます。コミカルな描写が多いですが、シリアスなシーンとのバランス感が良いため全体的に落ち着いた作品になっており、作画も過去のドラえもん映画に近づいた絵なのでどこか懐かしさを感じます。
またテーマソングには星野源さんか起用されており、オープニングの「ドラえもん」と、挿入歌の「ここにいないあなたへ」が作品ととてもマッチしていて、明るく爽やかな雰囲気を生み出しています。
「のび太の宝島」では、物語に登場する悪役にもフォーカスを当てられており、善と悪について深く考えさせられ、悪役の心情にも感情移入することができます。見終わった後は感動と前向きな気持ちを感じることができ、小さなお子さんも楽しめるので是非家族で見ていただきたい作品です。

コンフィデンスマンJP -プリンセス編-
8

あなたもスカッとしてみませんか?

この映画はコンフィデンスマンJPのドラマから見た人はもちろん、この作品のシリーズをまだ見たことがない人も、ぜひ見ていただきたい作品です!
最近楽しいことがないな……スカッとしたい!という方にもおすすめです。
今回のこのプリンセス編は、世界総資産第3位のフウ一族から、巨額の資金、お宝を奪おうという詐欺師のお話です。
ただ、詐欺師がお宝を奪ってそれでストーリーが終わるというわけではありません!
もちろん詐欺を働いている段階は、危険と隣り合わせでドキドキハラハラするのですが、どこが最後の伏線となるのだろうと考えながら見ていても、最後には見ている方もあっさりと裏切られてしまうです。
さらには、ストーリーのほんの一瞬のシーンで出てくるキャストが、実力派俳優ばかりなので、どこを取っても目が離せません!
フウ家のトップに北大路欣也さん、それに仕える執事として柴田恭兵さん、シーン展開で登場する濱田マリさん、前田敦子さんなど、そんな実力派俳優の皆さんがコメディを演じているのですから、面白くないわけがありません!
竹内結子さん、三浦春馬さんの鮮やかな演技にもぜひ注目です!
さらに続編制作も決定した『コンフィデンスマンJP』。
これを機会にぜひ過去作品も見ていただきたいです!

Days Gone / デイズ ゴーン
8

大群との戦闘の緊張感は最高!

ゾンビゲームといえば、本当に数多くの作品がありますし、私自身多数の作品をプレイしました。
Days Goneについても、正直最初は「よくあるゾンビゲームなんだろうな」とそれほどの期待もせずにプレイしました。
目新しい機能は特にないものの、私がドはまりしてしまったのは「大群との戦い」でした。

ゾンビゲームでは、ゾンビとの戦闘は当たり前なんですが、このゲームの「大群」は少なくて200体程度で、多ければ1000にも及ぶのではという数のゾンビ集団となります。しかも、そのゾンビの足がまた速い!!!
「ゾンビでしょ!?腐ってるんでしょ!?なんでそんな機敏に動くんよ!!!」と何度も泣きながら大群に飲み込まれてしまいました…。
そんな大群との戦いに必要なのは「戦略」

・武器はマシンガン?LMG?それとも破壊力の高いスナイパー?
・爆弾を投げる位置
・適度に配置された打てば爆発するタンクの使用タイミング
・ルート選択

ととにかく、色々な要素を自分なりに戦略して攻略していくことの楽しさ、緊張感といったら…。
「手に汗握る」という言葉がまさにピッタリで、コントローラーが汗でべっとりといったのも一度や二度ではありませんでした。

それでも、色々な武器、ルート、アイテムを駆使して大群を駆逐した時のあの爽快感!
これは、このゲームの一番の魅力でした。

ただ、それだけではなく、ストーリーもしっかりとしていて、自分がドラマの主人公になったかのような気分でプレイを楽しむことができます。
またゾンビゲームにありがちな主要人物が全滅してしまい、やり終わった後の喪失感というのもなく、その点も私がこのゲームをオススメするポイントです。

強くてニューゲームなどもありますが、初期の武器が出そろってない状態での大群プレイは本当にスリル満点です!!!

闇金ウシジマくん
10

消費者金融の恐ろしさ

この漫画を通してお金の大切さを学べ、そして闇金の怖さを十分に描いている作品です。怖いけど続きを読んでしまう…そんな漫画です。この漫画では特に女性が汚く描かれています。欲望のままに生きる女性。それがまた怖い。救いようがないような話がたくさん出てきます。お金でこんなにも人生が変わってしまうのです。毎回後味の悪さが残りますが、どんどん読んでいってしまいます。続きが気になるというよりは読まないと気が済まなくなっていく感じです。作品自体は大体が一話完結となっていて読みやすいものです。主人公の丑嶋の冷血なところもこの漫画の魅力です。とことん追いかけていく。逃げられない。弱肉強食という言葉がふさわしいです。丑嶋自体もお金には苦労しているため、お金の大切さ、怖さを知っている。だからこそプロなのです。これを読んで闇金の怖さを感じました。もちろんフィクションですが、これくらい過激な方が読んでいて爽快です。そしてお金に対して考えさせられます。お金をどう使うかも大切なこと。お金があってもそれだけでは幸せになれないこと。それがいろいろな場面で描かれています。一度読んでみてお金と闇金の怖さを感じてみることをおすすめします。

コマンドー
10

マッチョ映画コマンドーについて

静かな山奥で幸せに暮らしていた元コマンドー部隊隊長ジョン・メイトリックス(アーノルド・シュワルツェネッガー)と愛娘ジェニーの所に、元コマンドー部隊の隊員が次々と殺されている事を知らせに元上官カービー将軍が来ます。
ジョンとジェニーの為に警護する隊員を置いて行きますが、皆、悪党に殺されてしまいジェニーは誘拐されてしまいます。ジョンは悪党を追いかけますが捕まり眠らされてしまいます。
ジョンが起きると元コマンドー部隊の一人で凶暴な性格のベネットと元バル・ベルデ共和国大統領で独裁者のアリアスが現れ、ジェニーを殺されたくなければ現バル・ベルデ大統領を暗殺しろと言われます。という事でジョンはバル・ベルデ行きの旅客機に見張りエンリケスと搭乗します。
ジョンは客室乗務員に「荷物は?」と聞かれ「こいつだけだ」とエンリケスのことを言い笑わせてくれます。そして席に着くと瞬時にエンリケスの首の骨を折り殺害し、帽子を顔に被せ客室乗務員に「連れは疲れて寝ているから起こさないでくれ」と言います。
ジョンは離陸直後、旅客機から沼に飛び降り旅客機がバル・ベルデに着くまでの11時間の間にジェニーを救出することになります。旅客機の客室乗務員シンディに目を付け、ジェニー救出に協力を求め行動を共にする事になります。
アリアスの子分の小柄な男サリーを追いかけデパートに行くと、ジョンは警備員に筋肉モリモリマッチョマンの変態(笑)と言われたり、電話BOXを持ち上げて放り投げたり、天井からぶら下がっているバルーンを使いターザンみたいに飛んだり、大暴れです。その後、水上飛行機のエンジンがかからない時は「ゴンッ」と運転台を叩き「こういうのが効くんだ」と力技をシュワちゃんが沢山見せてくれる楽しい映画です。

カードキャプターさくら / CCさくら / Cardcaptor Sakura
7

元祖魔法少女、かわいい衣装のポイント

漫画が出た1990年代後半、可愛い作風とイラストのセンスに子供ながらに衝撃を覚えました。

ストーリーは小学生の木ノ元さくらが身近でおこる様々な異変に魔法の力で立ち向かうというものです。
この漫画、アニメで特筆すべきところは可愛らしい衣装です。さくらの親友であるともよちゃんが毎回さくらのためにコスチュームを手作りするのですが、その完成度とセンスが素晴らしいのです。
ある時は羊をあしらったコスチューム、ある時は天使の羽を付けたり星をあしらったりと様々なものがあり、そのどれもが本当に目を見張るような美しさと可愛らしさです。
また作者 CLAMP先生の画力がずば抜けており、本当に美しく癒されるタッチです。
もう1つ特筆すべきは個性的なキャラクターです。ぬいぐるみのような魔法使い・ケルベロスやさくらのお兄さん、海外の転校生や担任の先生などなど、どのキャラクターも本当に可愛らしく魅力的です。

コミックスの続編を描く『クリアカード篇』として、さくらが新たなカードを集める作品も存在します。美しさはそのままに、さくらが中学生になって転校生のシャオラン君と恋愛関係になっている様子は昔からのファンとしては本当に嬉しく感じます。
年齢、世代問わず沢山の方に読んで頂きたいです。