watarus3@watarus3

watarus3
watarus3
@watarus3
0 Articles
2 Reviews
0 Contributions
0 Likes
watarus3

watarus3のレビュー・評価・感想

Yes!プリキュア5
4

多人数路線を初めて導入したシリーズ第4作

2007年2月から放送されたプリキュアシリーズの4作目です。
秘宝ドリームコレットを狙う悪の組織・ナイトメアと、5人のプリキュアの戦いを物語となっています。
前作「S☆S」から一転して、コンビ路線から5人組になり、後のシリーズに続く多人数路線を最初に定着させた作品となりました(前作までの2人揃わないと変身できないという弱点も本作から単独変身が定着していく流れになったといえます)。
前作が商業的に振るわなかった反省点も踏まえた結果、本作は屈指の人気タイトルになり、後のシリーズへの客演や大人版の続編など様々な形で取り上げられる機会が多い作品になりました。

改めてチェックすると、敬遠されがちなメンバーとの棘のある関係性や、敵組織のブラック企業感が大人の視聴者としては生々しいと感じます。
比較的自由度が高くなったと感じる所もありますが、個人的な感想としては、キャラへの感情移入度や映像の迫力に関しては前作よりも落ちている印象を受けました。
熱狂的なファンが多い作品ではあるものの、諸手を挙げて褒めきれるとまではいきませんでした。しかし、後のシリーズでは定番となる多人数路線や単独変身を導入したのは画期的だったといえます。

ローマの休日 / Roman Holiday
10

「恋をしたくなる王道ラブストーリー」

「ローマの休日」と言えば“真実の口”。誰もが一度は観たことのあるシーンではないでしょうか?
そして、いつかローマへ行って“真実の口”を観てみたいと思った方もいるでしょう。
そんな有名なシーンがある中で私がおすすめしたい点は「白黒映画である点」 「オードリーの可愛さ」「最後の記者会見」です。
某国の王女と偶然出会った新聞記者のジョーの1日限りのローマデートという王道のラブストーリーです。
正直王道のラブストーリーって面白いの?と思う方も多いと思います。
私もその1人でした。ですがこの映画をみて、そんな感覚は覆されたのです。
ところどころにユーモアが散りばめられていて、観ていて退屈することはありません。
そして、なんといってもオードリーの可愛さ。何度見ても胸がキュンと締め付けられます。白黒映画にも関わらず、色が見えてくるような映像技術。古い映画ですが、原点にして頂点だなと思わされる作品です。
そしてラストシーンでは、アン王女とジョーの秘めた想いが胸に迫る名場面であり別れのシーンよりも切なさを感じます。
別れの会話が出会いの挨拶というところが、切なさの中にユニークさが含まれているところも魅力の一つです。
みなさんも一度、ラブストーリーの原点とも言える「ローマの休日」を観て胸キュンしてみてください。