「恋をしたくなる王道ラブストーリー」
「ローマの休日」と言えば“真実の口”。誰もが一度は観たことのあるシーンではないでしょうか?
そして、いつかローマへ行って“真実の口”を観てみたいと思った方もいるでしょう。
そんな有名なシーンがある中で私がおすすめしたい点は「白黒映画である点」 「オードリーの可愛さ」「最後の記者会見」です。
某国の王女と偶然出会った新聞記者のジョーの1日限りのローマデートという王道のラブストーリーです。
正直王道のラブストーリーって面白いの?と思う方も多いと思います。
私もその1人でした。ですがこの映画をみて、そんな感覚は覆されたのです。
ところどころにユーモアが散りばめられていて、観ていて退屈することはありません。
そして、なんといってもオードリーの可愛さ。何度見ても胸がキュンと締め付けられます。白黒映画にも関わらず、色が見えてくるような映像技術。古い映画ですが、原点にして頂点だなと思わされる作品です。
そしてラストシーンでは、アン王女とジョーの秘めた想いが胸に迫る名場面であり別れのシーンよりも切なさを感じます。
別れの会話が出会いの挨拶というところが、切なさの中にユニークさが含まれているところも魅力の一つです。
みなさんも一度、ラブストーリーの原点とも言える「ローマの休日」を観て胸キュンしてみてください。