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tw-1572446476のレビュー・評価・感想

劇場版 ほんとうにあった怖い話 事故物件芸人
6

みちおさんがよかった。

オムニバス形式のホラーで一つ一つが短いのでよかったです。繋がりとかもあって、同じ部屋の話なんだなってのがわかりました。ちょっと説明不足というかはっきりしないところも多々あるのですが、ほん怖はもともとそういうところがあるし、はっきりしている心霊現象もそうないだろうから仕方ないのかなと思ったりしました。でも、映画としてはもやもやが残る感じです。この映画は芸人さんが主演を務めるってやつで、ニューヨークも賀屋さんも、トム・ブラウンも好きなので楽しめました。でも、特に面白いシーンはありませんでした。もともと売れない芸人が家を追い出されてとか、企画としてとかで事後物件に住むことになるって設定なので仕方ないのですが、芸人としての面白味みたいなのも入れて欲しかったなと思います。あんまり芸人に主役をさせる意味がないような…。みちおさんはちょっと狂気じみてるかんじなので、よかったです。みちおさんはアニメが好きだったりするので非現実的な話とか好きそうで、のりのりでこの映画を撮ったんじゃないかなとか思いました。布川さんのほうにもサイコパス役をやって欲しかったです。芸人チョイスは結構ファンもいて、なんとなく霊感とかありそうな感じの人を選んでるなと思います。

Fairy gone フェアリーゴーン
7

かつて戦争があった世界での能力者系アニメ

P.A.Works完全オリジナル作品。
妖精という他作品で言うなら『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズのスタンドに相当する力を駆使して、マフィアと違法取締機関が重大な書物だが謎も多い「黒の書」をめぐる戦い、といたってシンプル。伏線にしても分かりづらいものではなく、丁寧に追っていれば気づく箇所もあり良くも悪くも堅実な展開なので、奇をてらうものが苦手な人ならお勧めできます。
能力者ものなので内容次第でバランスブレイカーになる所ですが、妖精のダメージが一定量到達すると再度出すのに時間がかかる設定なので堅実と言えば堅実。マーリヤ達メイン格の4人の妖精の能力のバランスが良く、前衛でフリーとマーリヤ、後衛でクラーラとセルジュとどこまでも堅実を地で行くが、ベロニカやビター・スウィートなどは癖の強さが目立つが強力かつ厄介なものもあり、幅は広め。しかし、この妖精。見た目が殆ど異形か動物モチーフの中で人型は特殊な立ち位置と、ここは「言われてみれば…」「気づかなかった」のいずれかであると思います。
キーアイテム「黒の書」の真相よりもスーナで生贄にされるのはマーリヤじゃなくて人気者のベロニカなのには少々驚いたが、理由は「貰うんだったらいいものが良い」という理屈は確かにそうだが、おおよそ生贄とされるのが不要者扱いされる場合が多い中で人気者が生贄なんだって方向にしたのはある種斬新でした。

山崎まさよし
8

山崎まさよし入門編について。

山崎まさよしを初めて聴くなら、アルバム『HOME』を聴くことをお薦めします。1曲目の『Fat Mama』から最後の曲『HOME』までとてもバラエティーに富んでいます。『セロリ』や『One more time, One more chance』のような彼を代表する曲ももちろん収録されているので、スッと入っていきやすいと思います。まさに、名盤と言えるのではないでしょうか。山崎まさよし本来のファンクやブルース感の強い曲だけでなく、とてもシンプルで聴きやすい『ベンジャミン』や『ヤサ男の夢』も素晴らしいですね。『ヤサ男の夢』は映画のエンディングテーマ曲のような軽さと痛快さがありますし、『ベンジャミン』の詞のセンスは独特の情緒があってズバ抜けています。彼がデビューした時のキャッチコピーが『天才よりも凄い奴』だったというのもうなづけます。映画『月とキャベツ』の主題歌であり、『秒速5センチメートル』の主題歌にも使用された『One more time, One more chance』においてはもはやここで説明するまでもないでしょう。山崎自身が東京に上京した際に住んだ場所が横浜の桜木町だったという一つのエピソードがあります。何よりも『愛してる』という単語を一度も使うことなく、これだけのラブソングを書くのですから脱帽です。