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tw-14931995009のレビュー・評価・感想

転生したらスライムだった件 / 転スラ / That Time I Got Reincarnated as a Slime
8

もはやスライムでもない王道マンガ

転生もののマンガですが、内容としては王道の様なストーリーです。主人公のスライムが仲間を増やしながら悪い奴を倒していくストーリーが新しくもあり懐かしくもあります。
主人公は、特に特徴もない独身貴族のサラリーマンでしたが、暴漢に刺されて死亡してしまいます。
すると無機質な音声が流れて目が覚めるとスライムに転生しているのです。ひょんなことから転生してしまったが、エクストラスキル「大賢者」があらゆる知識で状況やどうするかを説明してくれます。まるで「si〇i」のようなAIみたいです。
転生した世界で最初に出会うのが暴風竜と恐れられたドラゴンで封印されていました。怖いかと思いきや仲良くなってしまい、封印から解放することを約束してドラゴンを自分の体内に入れます。
そこからスライムならではのスキルと「大賢者」やドラゴンの力の一部を駆使して魔物を倒しては仲間にしていつの間にか魔物の国を作ってしまいます。
様々なものを取り入れ自分の能力に変えられるスライムは、主人公と同様に転生してきたシズエとの出会いをきっかけに様々な人と出会い困難に立ち向かいながら成長していく物語となっています。
とにかく飽きない展開で少年心をくすぐるような漫画だと思います。
ただの面白いマンガではなく、多様な価値観を受け入れることや正義の在り方、大切なものを風刺的に表現しているようにも感じます。

DUNE/デューン 砂の惑星
9

映画化不可能といわれてきたSF超大作を2部構成で遂に映画化!

『DUNE/砂の惑星』は米国で製作された叙事的SF映画で、監督はデニス・ヴィレニューヴ、脚本はジョン・スパイツ、ヴィレニューヴ、エリック・ロスです。本作は、1965年にフランク・ハーバートが発表した小説『デューン/砂の惑星』を2部構成で映画する構想の第1部です。この作品は原作のほぼ前半を映像化しています。出演はティモシー・キャメロット、レベッカ・ファーガソン、オスカー・イサーク、ジョシュ・ブローリン、ステレン・スカースガルド、デイヴ・ボーティスタ、ステファン・マッキンリー・ヘンダーソン、ゼンダヤ、ダヴィッド。ダッツマルチアン、チャン・チェン、シャロン・ダンカン-ブリュースター、シャルロッテ・ランプリング、ジェイソン・モモア、ジャヴィエル・バーデム。
人類の遥かな未来、デューク・レト・アトレイデスは、デューンとしても知られる危険な砂漠の惑星アラキスへの先導役を引き受けました。この惑星は、人間の寿命を伸ばし、思考を超人の域にまで高め、光速よりも速い宇宙旅行を可能にするドラッグ、すなわち「メレンゲ」(「種」とも呼ばれる)という宇宙で最も貴重な物質の産地である星です。
レトはこのチャンスは敵によって仕掛けられた巧妙な罠であることを知っていたにも関わらず、ベーネ・ゲッセリトの側室ジェシカ王女と彼女の若い息子、相続人パウル、アラキスへの最も信頼できる助言者たちを伴います。レトは種の採掘場を配下に収めます。しかし、その採掘場は巨大な砂むしによって危険にさらされます。辛辣な裏切りが行われて、砂漠奥深くに棲む、アラキスの先住民であるフレメンにパウルとジェシカを向かわせます。

シャドーコリドー 影の回廊
9

ランダム生成のダンジョン探索型脱出ゲームの大本といえる傑作

このゲームはホラーゲーム。
そのため非常に怖いです。
見通しが悪く、薄暗い3Dの迷宮。
あちこちから聞こえる足音や不穏な声、それら全てが自分に殺意を向けているのです。
加えて、迷宮の構造自体が毎度ランダムとなっているため、この曲がり角の先がどうなっているかはわからない、という未知の恐怖が常に付き纏います。
その恐怖に耐えつつ敵対者の目から逃れつつ、指定のアイテムを集めて出口を開き、脱出します。
ルール自体は単純ではありますが、迷宮がランダムというのがこのゲームを何度も遊びたくなる魅力です。
元々の難易度が高いので何度も再挑戦する事が前提なのですが、様々な迷宮があるため、運が良ければ素早くアイテムが集まり、敵にほとんど遭遇しない事もあります。
そのため「今日はダメだったけど、次はいけるかもしれない」といった希望が持てたりするのです。
もちろん運良くアイテムがすぐ集まったとしても、敵に捕まれば基本的に即ゲームオーバー。
なかなかうまくいかないものです。

プロメア / PROMARE
10

人の本質を見ることの大切さを感じます。

このアニメを見たことで、「悪役」に対する新しい視点を持てました。
最初に登場する悪役は、主人公から見ると完全に悪として登場し対立することになります。プロメアで言うと、主人公が高機動救命消防隊バーニングレスキューのガロ、悪役はマッドバーニッシュのリオです。
ですが、プロメアの悪役として一番に登場したリオは、悪役である理由がちゃんとあり、登場してから間もなくそれについて語られます。

ここまでの話だとW主人公という見方もできそうですが、リオは闇落ちします。

マッドバーニッシュのメンバーは、バーニッシュという、特殊な炎を操る人々の集まりです。
自治共和国プロメポリスの司政官であるクレイは、バーニッシュが特殊な炎を使い時空を転移することができると知り、間もなく世界が滅んでしまうという現状から脱するためにバーニッシュフレアを使って人々を乗せた船を転移させることにしました。つまり、バーニッシュの命を削って自分たちが助かる計画を立てていたんですね。
リオはその事実に激怒し、クレイを殺そうと町を破壊しながら現れます。

客観的に見れば、そんなことをしたら憎み合う結果しか生まれないのでは、と思ってしまいます。
たとえば、家族が他人に利用されて切り捨てられようとしていたら。
たとえば、友だちが理由もなく殺されたら。
バーニッシュであることを考えたらやむを得ないのかもしれません。

現実だとかアニメの世界だとか関係なく、悪人と言われる人達がどのようにしてそういった考えや行動に至ったのかをきちんと考えることの大切さを学びました。