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ランダム生成のダンジョン探索型脱出ゲームの大本といえる傑作
このゲームはホラーゲーム。
そのため非常に怖いです。
見通しが悪く、薄暗い3Dの迷宮。
あちこちから聞こえる足音や不穏な声、それら全てが自分に殺意を向けているのです。
加えて、迷宮の構造自体が毎度ランダムとなっているため、この曲がり角の先がどうなっているかはわからない、という未知の恐怖が常に付き纏います。
その恐怖に耐えつつ敵対者の目から逃れつつ、指定のアイテムを集めて出口を開き、脱出します。
ルール自体は単純ではありますが、迷宮がランダムというのがこのゲームを何度も遊びたくなる魅力です。
元々の難易度が高いので何度も再挑戦する事が前提なのですが、様々な迷宮があるため、運が良ければ素早くアイテムが集まり、敵にほとんど遭遇しない事もあります。
そのため「今日はダメだったけど、次はいけるかもしれない」といった希望が持てたりするのです。
もちろん運良くアイテムがすぐ集まったとしても、敵に捕まれば基本的に即ゲームオーバー。
なかなかうまくいかないものです。