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totanyanem5のレビュー・評価・感想

清春
9

孤高のカリスマボーカリスト清春

様々なミュージシャンと関わりを持つカリスマ的存在の清春は、2020年3月に音楽活動26周年ということで過去の作シングル曲をまとめた動画をYouTubeに一年間限定で公開した。
元々清春の存在を認知していた筆者は、過去に何度か楽曲を聴いていたが、26年前の曲も色褪せず残っていることを再確認した。

清春自身の成長を物語っているこの動画は、様々な紆余曲折を経てこの清春が存在していることを表している。
優しい悲劇や悲しい喜劇が入り乱れた彼の音楽は日本のDevid Bowieとも言えるだろう。
黒夢、sads、ソロの楽曲が時系列に沿って順に再生されるが、あの頃の彼を失った虚無感はまるでない。

さらに、今の彼が作り出す新鮮で斬新な世界観は、他の誰にも真似できない。まさに唯一無二である。

様々なアーティストに影響を与えている清春が黒夢を結成し、活動していなかったら…
清春が清春でなかったら…
そもそも清春がこの世に存在しなかったら、今存在している音楽業界も違ったものになっているだろう。
一斉を風靡したあのバンドブームが懐かしい。
黒夢、sads、ソロ。これらのジャンルは違えど、清春という世界は変わらずここにある。

冒頭の様々なアーティストというのは、誰もが知っているミュージシャンやバンドである。
その中には、清春の血を濃く受け継いでいる者もいる。
今は定着しているヴィジュアル系というジャンルは、黒夢もとい清春の影響により成り立っている。
さらにそのヴィジュアル系から影響を受けている非ヴィジュアル系アーティストも、清春の影響は少なからずあるはずだ。

これから音楽業界がどの様な変化を見せていくのか。
彼の背中を追って確かめたい。

デストロ246
10

見ていてとてもスカッとします(グロ注意です)

『ヨルムンガンド』の作者高橋慶太郎さんの作品です!
舞台は東京。レストランチェーン店を営む実業家が自分の妻子を殺された為、その犯人捜しと復讐のために2人の殺し屋のメイド(17歳)を某南米マフィアから買うことから物語は始まります。
そして犯人を捜していくうちに様々な人物たちと関わり、知能的に大暴れしていく漫画です。
本作品は7人の女子高校生がメインキャラクターとして登場しますが、全員が殺し屋や893、CIAといったとんでもない人物ばかりです。
「Oradinary±」に出てくる主人公も物語の序盤から登場し、それぞれの関係性や勢力争い、何と言っても女子高校生達がとんでもなく強いのが魅力です。
復讐のために犯人を捜す殺し屋2人、横浜の秩序を守りたい893、東京の秩序を守りたいが殺し屋をやめたい学校専用の殺し屋、この三社がそれぞれの信念の為だけに動いていますが、全員頭が良いため心理戦や駆け引きもあります。
もちろん、主人公たちに関わってくる人物たちもただの一般人ではなく、横浜警察トップの一人娘や天才脳科学者の娘などです。
どのように主人公たちと関わってくるのかは見てからのお楽しみです。
物語が面白いのもありますが、戦闘シーンの病者や絵柄、使っている銃やナイフは実際に本物の軍人が使っているモデルというのもあり、リアル感がありつつも、アクション映画のように戦います。
女性らしいしなやかさがある戦い(一方的な暴力?)も見どころです。
非日常を味わいたい方や、美少女たちが見たい方にはお勧めの作品となっております。