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tamu68のレビュー・評価・感想

探偵ミタライの事件簿 星籠の海
4

探偵ミタライの事件簿星籠の海を見ました。

本格ミステリー島田荘司が原作の作品。
私は彼の作品は大好きでファンなのですが 小説で読んでいた方が想像が膨らみ、楽しかったように感じます。
映画版の玉木宏さんは主役としてとても素敵な俳優さんなのですが、今一つ人間臭さがなく、あまり感情移入できませんでした。
例え天才でもどこか視聴者が興味が沸くような人物像であって欲しかったかな。
どうしても「ガリレオ」と比較してしまいます。似て異なるものと解っていながらこちらはワクワクやちょっとしたクスリが挟まれていない。首なが竜も初めから画像や模型として画面に出してしまっては見ていても空想できません。
この作品はドラマでもあったように思いましたが、そのように長い時間をかけて紐解いてゆくスタイルの方が見応えあると思います。
たった2時間で事件から解決までというを盛り込むのは難しいのでは?
広瀬アリスさんも出演なさっていましたが、はたしてこのストーリーにエッセンスやスパイスとして組み込まれるところが全く見当たりませんでした。例えば事件を解決するのに足を引っ張るとか、反対に解決の糸口に繋がるものを見つけるなど脇役にはそれなりの役目があれば楽しめるのですが、それがなかった。ちょっと残念な作品でした。

miwa / ミワ
9

miwaは素晴らしい

miwaはデビューして10年経ちましたが、未だに走り続けているアーティストです。miwaというアーティストの最初の出会いは「泣かないと決めた日」というドラマの主題歌をmiwaが書き上げ歌っていたのがきっかけです。それからシーブリーズのCMソングや様々なドラマのタイアップ曲を通してどんどんmiwaの良さを実感できました。実際にライブに行くと1人なのにパワフルに最後まで歌い上げるし、バンドメンバーの紹介をするなど一体となって音楽を作り上げている。曲調もバラードやノリの良い曲、恋愛の曲、受験生への応援ソングなど色々な曲がある。特に印象に残って今でも頑張りたいと思うことがあった時は聞くのですが、「キットカナウ」という曲がオススメです。特に受験生や頑張りたいあなたに素直に勇気づけられます。「絶対絶対出来るんだって思いたい。ずっとこれまでやって来たじゃない!あの日の願い思い出すもう一回勇気に変わるから。」この歌詞が頑張った自分を後押ししてくれます。水泳の萩野康介選手との結婚もあり、お子さんも生まれたのでメディアの露出は減りましたが、今後も音楽会を盛り上げてくれることは間違い無いでしょう。今後もアーティストmiwaを応援したいと思います。

euphoria(ゲーム)
9

歴史に残るスプラッターアダルトゲーム

高い画力と他に類を見ない猟奇的な表現は、一度見ると忘れられない衝撃があります。スプラッター表現をオフにする機能も搭載されているため、血などは苦手だけど乱暴な行為描写が好き、という人でも楽しめると思います。

主人公(男)と女性たちは謎の建物内に閉じ込められ、いわゆる「○○しないと出られない部屋」に連続して挑まなければ脱出できない、という状況にあります。
「そんなの誰がやるか!」と反発した女性は第一の犠牲者となり、電気椅子にかけられ死亡。脱出するため、そして生き残るために課題をクリアしていかなければいけないことがわかります。

そのクリアしなければならない課題内容も容赦がなく、暴力的で性的なものばかりです。主人公も最初は戸惑うものの、次第に猟奇的な嗜好を自覚・解放していき女性たちを容赦無く凌辱していきます。

精液をかけた物を食べさせる、女性器に手を入れる、顔がボコボコになるまで殴り続ける、水に沈めながら行為をする、ギロチン、首吊り、壁埋め、首絞め、圧殺、歯を全て抜いて口淫など、文字での表現以上にその美麗でえげつないグラフィックは目を覆いたくなるものがあります。

どのルートでも猟奇的であることは変わりませんが、ゲームらしく各ヒロインのルートとバッドエンドやトゥルーエンドがあるマルチエンディングです。
そういったものに興奮を覚える方や、興味本位で見たい方にはお勧めできます。

ストロベリーナイト・サーガ
4

原作が一番良かった

原作からのテレビドラマ。原作を読んだ者であれば「ストロベリーナイト・サーガ」はパンチを全く感じない。テレビドラマであるから衝撃的な内容にできないのは仕方ないのであろうが、殺人ショーでの殺害シーンなどは可能であれば年齢制限をかけて映画版で出してほしいと思う。原作を読みしばらく衝撃を受けた女性の殺害シーンは映像で見るとどうなるのだろう。
また原作や竹内結子が主演した「ストロベリーナイト」と比べて緊張感が伝わってこない。過去の事件に触れられた姫川玲子の心理描写も、とても良いものであるとは言いにくい。一番残念だったのはアンチジャニーズの私にとってサブ主演、主題歌にジャニーズ要素が入り込んだこと。ただ、ガンテツに関しては前作の武田鉄矢、今回の江口洋介は両者ともイメージに合ったキャスティングでした。リメイクするのであれば前作と被る内容ではなく一捻り策を講じてもらいたかった、ということを声を大にして制作者サイドに伝えたい。こいつが犯人だけど、、、でそのまま終わってしまった。「アンフェア」のように原作から更にどんでん返しが欲しいものです。