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reny1のレビュー・評価・感想

ドラゴンクエストIX 星空の守り人 / DQ9 / ドラクエ9 / Dragon Quest IX: Sentinels of the Starry Skies
10

『王道RPGの進化 ドラゴンクエストIX 星空の守り人』

ドラゴンクエストIX 星空の守り人。略してドラクエ9はナンバリングタイトルだけでも9作品も続く、日本が世界に誇ることができるゲームである。今なお人気は続きドラクエ11まで出ている。恐らくこれからも続いてくであろう作品です。そしてドラクエ9は主人公が勇者ではなくて、天使なのが既存の作品と違うところです。この点には賛否両論ありましたがドラクエの新しい扉を開いたという意味では、素晴らしい試みだと思います。また歴代作品の勇者たちの装備を装備することができて、なりきることも可能でした。そして凄いのは2009年に生まれた作品ながら、今なお人気を誇っているということです。すれ違い通信というのもあり、宝の地図というそれこそ無限に遊べるような、やり込みが可能です。ストーリー展開は天使である主人公が人間界に落ちたところから始まります。職業というものがあり、それをダーマ神殿というところで随時切り替えていくことで、ストーリーを進めてボスを倒していく作品です。自分の好きな職業でストーリーを進めることもできます。先程述べた宝の地図には歴代作品のラスボスたちも出現し、最下層で主人公が到着するのを待っています。到着すれば万全な体制を整えて、いわゆる裏ボスと言われる敵キャラを倒していきます。

異世界おじさん / いせおじ / Uncle from Another World
10

ツンデレエルフは報われるのかがひたすらに気になる!

舞台は現代日本。主人公は昔、異世界に飛ばされたおじさん。物語は異世界から帰還したおじさんが親戚である大学生の甥っ子と病院で再会するも、その言動からやばい人と判断され見捨てられそうになるが、実際に魔法を使って見せたことで一気に懐かれ、そんな甥っ子に異世界の話をねだられることで話は展開していく。
おじさんの魔法の力は凄まじく、おじさんの異世界での経験を映画感覚で見ることができる。早送りや早戻し、視点切り替えまで出来て、もはや意味が分からないが、異世界時代のおじさんの魔法の作画演出も合わせ、読んでいて大変目が楽しい。ファンタジーものが好きな人はそれだけでも見応えを感じるだろう。
しかし、私が一番注目している人物がいる。異世界時代にであったエルフの女性戦士だ。彼女がツンデレで可愛い。明らかに主人公に好感を抱いているのに、素直になれないところが非常にいじらしい。ただ、恋した相手がすこぶる相性が悪い。おじさんが鈍感の極みのような男であるために、顔を赤らめながらツンデレな台詞を言ってみても言葉通りに受け取られる上、勇気を出して食事に誘っても全力で逃げられる始末。
あまりに報われないエルフさんが哀れでならないと同時に、とても愛らしく、どうにか報われてくれと、おじさんが異世界での新エピソードを披露する度に願ってしまう。
ただ現在、おじさんは異世界から帰還しており、そのそばにエルフはいない。しかしながら、次々に明かされる異世界時代の思い出話では、エルフの健闘がどんどんと明かされていく。報われる?報われないの?とりあえず可愛い!そんな気持ちで毎度新刊に手を伸ばしてしまう作品です。

アリー/ スター誕生 / A Star Is Born
7

歌唱力抜群の感動作

私のおすすめの映画は『アリー/ スター誕生』です。
1番のおすすめポイントは、劇中での歌唱場面が素晴らしいことです。主演はレディー・ガガです。これを聞けばおすすめポイントも納得だと思います。歌の場面は度々出てきますが、ライブでのピアノ弾き語りは最高でした。聞いていて鳥肌が立つほどでした。
ストーリーとしては、歌の才能を持ちながらもルックスや機会に恵まれず平凡な日常を送っていた主人公が、有名ミュージシャンと運命的に出会い、そこからスターになる物語です。パートナーとなった有名ミュージシャンと一緒にスターになるまで無我夢中に突き進む姿は、見ていて爽快感があり元気が出てきます。
パートナーの有名ミュージシャンは、自分の病気やミュージシャンとしてのプレッシャーからアルコールや薬物中毒になってしまい、その点は重苦しい雰囲気が流れますが、そんな中でもパートナーに対する愛があり、大切に過ごしていく場面が感動的でした。
主人公は夢を実現し、賞を取るほどのミュージシャンになりましたが、パートナーの結末は悲しいもとのなりました。
最後は悲しい結末でしたが、その中にもお互いを思い合う愛情が感じられる、素晴らしい映画でした。