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orkitakami2のレビュー・評価・感想

ジョジョの奇妙な冒険シリーズ / JoJo's Bizarre Adventure series
10

荒木先生の凄さ

「ジョジョの奇妙な冒険」は、一部、二部と部が完結するごとに主人公や周りの仲間が変わっていくけど、その血が受け継がれていくという内容で、
主人公が変わってもその血のつながっている家族が悪いボスを倒すために奮闘していく物語です。
歴代主人公はジョジョと呼ばれています。途中からジョジョとは呼ばれなくなるけど、苗字と名前を繋げるとジョジョになります。
ジョナサン・ジョースターとディオ・ブランドーという二人が出会った事がこの物語のすべての始まりです。
1部~2部までは、波紋という力で敵と戦い、敵は石仮面というものをかぶった吸血鬼です。
3部以降はスタンドというものが出現して、敵もスタンド使いです。
スタンド使いの戦いは最初の部は単純なのですが、部を重ねるごとに複雑になっていきます。
ハラハラドキドキが作品ごとにあり、手に汗握る展開で、何よりストーリー展開が早くダラけることもなくて、まったく飽きないです。
それに名言もいくつかあり、とにかく全部の登場人物への愛が感じられて読み手も出てくる登場人物全員好きになってしまうぐらいです。
後、更に好きな点は敵と戦うときに、絶対見方が助けに来ることはなく自分で何とかするという点が好きで、
どんなに強いスタンド能力を持っていても、使い人の使い方や精神力、頭の回転の良さなどで強くなるか弱くなるか決まるところも好きです。
基本的には一対一で、違うときも稀にありますが、絶対に自分でなんとかする。という点がとても好きです。
ジョジョの良さはどの部から見始めても話がわかるところもありますが、是非とも1部から見ることをおすすめします。
かなり長くなりますが、やはり初めから見ていたほうが感情移入できたり、「あ!あの部のあの時出てきた人だ!」と感激することもできます。
でも時間がない時は3部から見るのもおすすめします。
三部は仲間全員が仲良しでスタンド能力も単純なので見やすいかと思います。
漫画のジョジョもいいですが、アニメのジョジョのほうもいいです。
私はあまりアニメが得意なほうではなく、最初のほうを観てはまれば漫画を全部買って漫画だけ読むというやり方なのですがジョジョのアニメに関しては本当に大好きです。
見やすく、全部愛が感じられて、私はアニメを何周したかわからないぐらいです。
オープニングを飛ばす方は多いと思うのですが、ジョジョのオープニングは特におすすめです。
ジョジョは長年連載されていますが、みんなから愛されている作品なのが納得です。
是非とも人生で一回は読んでみてほしいです。

T-34 レジェンド・オブ・ウォー
8

これまでと違うロシア映画

アレクセイ・シドロフ監督の第二次大戦ものの映画で、戦車のT-34と戦車兵のニコライ(アレクサンドル・ペトロフ)が主役の映画です。シドロフ監督はこれまでのソ連やロシアの戦争映画は暗いものが多く、主人公達が皆死んでしまう映画が多かったことに疑問を持ち、この映画を作ったとのことです。CGが独特の使い方をされていますが、出てくる戦車のT-34はすべて実物とのことです。
地味で暗いと思われがちな独ソ戦の映画ですが、各所にアイデアを凝らして迫力満点に撮っています。後半の主人公のニコライが収容所に入れられて、演習の的にされるところから、本格的に物語が展開します。
ドイツ軍のパンサー戦車部隊の標的となりますが、裏をかいて演習場から逃げ出し、チェコとの国境を目指します。待ち受ける対戦車砲や偵察機を逃れて国境を目指しますが、途中の街でパンサー戦車部隊と戦うことになります。
独特なところは砲弾が戦車の装甲板で弾かれたりするところなどがCGで描かれていて、迫力満点になっているところでしょう。さらに、乗っている人もその衝撃が中に伝わり、朦朧とするところなど、これまでの映画には無い描写になっていました。
これまでの多くのソ連やロシアの戦争映画とは違い、ハッピーエンドになっているところが良かったです。

スパイダーマン / Spider-Man
7

なかなか大変なヒーロー

スーパーヒーローだけど、そのための責任を負っていてなかなか大変なヒーローです。それに、もともとなりたくてなったわけでもなかったし、すごく悩んでいて切なかったです。
最初、強盗を見逃したり、自分のために力を使っているところもありましたが、そのせいでおじを亡くし、変わったピーター。あのおじさんはほんとよくできた人で、とても素敵な人だったので亡くなってしまい残念でした。そのあとは、すごく責任感もってヒーローになっていたのに、ピーターのほうはあまり生活がうまくいってなくてなんとも皮肉でした。自撮りの写真も売れていなかったし、なんでやって感じでした。
おじさん以外にも、ピーターの周りの人たちはすごく魅力的でした。ピーターの友達はすごくやさしくて、陽キャラなのに陰キャとも仲のいい感じが漫画の登場人物ぽくて好きでした。今後の展開的にもキーパーソンになりそうな人なので、今後も注目もキャラクターでした。ヒロインのMJは、あまりかわいくないとか言われているけど、私はあの役者さんってジュマンジの頃から知っているし、結構普通で好きな顔です。あのキスシーンもいいなあと思いました。前に、バラエティ番組であの逆さキスを真似している芸人さんもいましたが、私も真似したくなりました。
恋もうまくいかないスパーダーマン。彼をこれからも応援したいと思いました。

ハリー・ポッターシリーズ / ハリポタシリーズ / Harry Potter series
8

子供から大人まで!全世代楽しめる大迫力ファンタジー

今回は1990年代のイギリスを舞台にしたファンタジーシリーズ、「ハリーポッター」の紹介です。
ハリーポッターシリーズは作家のJ・K・ローリング氏により全7巻で繰り広げられるイギリス魔法界の物語。
発売当初はまだJ・K・ローリング氏は全くの無名の新人であるにも関わらず瞬く間に世界的大ヒットとなりました。子供から大人まで広い世代に愛され社会現象にもなり73もの言語に訳された史上最も売れたシリーズ作品になっています。
2001年から2011年までに全8本の映画化もされておりこちらもシリーズ作品世界歴代3位の興行収入となり大ヒットを記録してます。
物語の始まりは魔法使いの少年ハリー・ポッターが魔法学校である「ホグワーツ」に入学するところから始まります。そこでのちに親友となるロン・ウィーズリーとハーマイオニー・グレンジャーと出会い、両親の仇であり強大な闇の魔法使いであるヴォルデモートとの戦いを描いている作品となっています。
原作、映画ともに細かい設定や表現、動きなどによって世界観がとても作り込まれており誰もが夢中になってしまうこと間違いありません。
学校生活ならではの授業シーンや交友関係の様子は勿論、空飛ぶ箒を使った競技「クィディッチ」や杖を用いた白熱したバトルシーンはハリーポッターシリーズの大きな魅力と言えます。また実は原作と映画ではいくつかの設定の違いがあり、またそれを探すのも原作と映画、双方の大ヒットの一因でもあるでしょう。
シリーズの他にも原作者であるJ・K・ローリング氏が自ら脚本した「ファンタスティックビーストシリーズ」も同じく魔法界をテーマにし、人間関係や物語の背景などその多くがハリーポッターシリーズとの繋がりを感じさせる作品もあり今なお世界中を魅了し続けています。
原作からでも映画からでも楽しめるハリーポッターシリーズ。
現実世界からほんの少しだけ世界の裏側を覗いて見たい方におすすめです。

月刊少女野崎くん / Monthly Girls' Nozaki-kun
10

男女問わず笑えるラブコメ

少女漫画家なのに恋愛スキルが全くない『野崎くん』と、そんな野崎くんが大大大好きなヒロイン『千代ちゃん』のラブコメです。タイトルからは少女漫画的な内容を想像してしまいますし、作者さんは他の少女漫画も描いていますが、内容はラブ1割コメディ9割です。基本的に四コマ形式で話が進むため、ある程度のストーリーがわかっていればどこから読んでも面白いのが良いです。また、恋愛漫画でよくあるすれ違いなどのもどかしさはほぼ皆無で、仮にすれ違っても勘違いコントになっていきます。恋愛漫画は読みたいけど、仕事で疲れているから辛い気持ちになりたくない!という方には特にオススメです。ヒロインの千代ちゃんはうじうじ悩んだり、もだもだしたり、他の誰かに心揺れてしまうということがなく、ひたすら猪突猛進に野崎くんのことを好きでいるので、かわいいし安心してしまいます。いわゆるキャラブレのようなものが少ないのも魅力の一つです。笑えるラブコメをお求めの方には是非、お勧めしたい作品です。