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okajima0のレビュー・評価・感想

アメリ / Amélie
7

アメリの盛大な恋愛物語in France

再上映されており、前からずっと気になっていたので鑑賞した。
簡単にまとめると、恋愛不慣れのアメリが街で見かけた男に一目惚れし、どうやってもう1度会って話すことができるのか、アメリが試行錯誤して恋愛する話である。

冒頭からフランスのいい感じの雰囲気が漂っており、ヨーロッパ独特の映画描写が多かった印象であった。

また、過激というか女性の胸がモザイクなしで登場したり、性行為のシーンが何回か登場したりしており、日本映画では滅多に感じることのできないヨーロッパ映画の独特な文化を感じることができた。
例えば、アメリは喫茶店で働いているがその店で提供されているパイがとても美味しそうに表現されていた。スプーンで固さを確かめたりしていて、日本では食べることができない食べ物を楽しむことができた。

今回の映画は、アメリが好きな男と初めて出会った場所・証明写真機がキーポイントとなる。証明写真を利用して2人がお互いに会いたいと伝え合っていてとても愛おしかった。

結果、最後2人は再会し仲良く暮らしているが、最後2人がバイクに乗るシーンが登場するが、このシーンでフランスの色々な街並みを観ることができる。

この映画を観たあと、フランスに行ってみたくなった。

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド / The Legend of Zelda: Breath of the Wild / ブレワイ / BotW
9

吹き渡る風の音を聞き、どこまでも続く自分だけの世界を旅しよう!

任天堂の伝統的シリーズ「ゼルダの伝説」史上、初めてオープンワールドのシステムを取り入れた本作。その面白さ、ゲーム体験を一言で表すなら、とにかく自由であること。序盤の軽いチュートリアル的なストーリーをクリアしたら、あとはプレイヤーの気の赴くまま行きたいところを目指す。いきなりラスボスに会いに行こうと企ててもいい。これがこのゲームの進め方でありストーリーだ。

オープンワールドを謳ったゲームは数あれど、いざプレイしてみると行けないエリアが多かったり何かとシステム上の制約があったりするタイトルも多い。
それに比べ本作では、見えるところにはほぼ行ける。見るからに強そうな敵がゆく手をふさいでも、それに勇敢に立ち向かうか、戦わずに済む自分なりのルートをこそこそ進むか。それもあなた次第だ。そうやってプレイヤー一人ひとりの「リンクの冒険譚」ができあがる。
誰のプレイにも似ていない自分だけの「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」がプレイできるのが本作の最大の魅力だ。

ストーリーのゴールとして「厄災ガノン」討伐という目的は設定されているが、それにいたる道のりに何の制約もない。各地にある祠を巡って内部に仕掛けられたバラエティ豊かな謎を解けば、ライフや「がんばりゲージ」を強化できるアイテムが入手できるが、その攻略順にも決まった順序はない。

プレイヤーは本作が提供する広大なヴァーチャルワールドで心の赴くままリンクとして冒険し、生きることができる。自由とは大層なものではなく、こんな気ままな寄り道感覚の遊びにこそ息づく感覚なのかもしれない。

いろいろなしがらみに窮屈さを感じる大人のあなたにこそ、遊んで欲しい珠玉の一作だ。

鎌倉ものがたり / DESTINY 鎌倉ものがたり
6

粗はあるけど、おもしろかった。

おもしろいなと思うところもたくさんありました。ただ、ちよっと二人がイチャイチャしすぎててなんか気になりました。それに、正和さんの性格が原作とはちょっと違う感じがします。イチャイチャの間は、漫画だと気にならなかったのですが、実写だと男が好きそうな、怖がりで旦那のことをめちゃくちゃ愛しててって感じが、ああ嘘っぽいって感じがしました。いや、それは捻くれすぎなのかもしれません。
正和さんの性格の件は、映画だと両親の秘密を気にしててということが強調されているので漫画より皮肉屋っぽく描かれているのかもしれません。漫画だともう少し大人というか、もっと客観視している人に描かれている気がします。いろいろ気になるところもありましたが、お話は面白かったです。魔物と人間のいる街って設定も面白いし、魔物のための夜市とかは私も行ってみたいなと思いました。
また、家族のために魔物として転生とか、奥さんを黄泉の国までおいかけるとか家族愛、夫婦愛の話でもありました。多少、くさいなと思うところはありつつ、やはりいいもんだなと思いました。私もこんな旦那さんが欲しいです。原作は短編集なのにうまくまとまっていたと思います。また、原作を知らなくても大丈夫な作りになってました。

アウトブレイク
7

未知のウイルスによる感染症…人類を救えるか。

1967年、アフリカの小さな村で発生した未知のウイルスによる出血熱。
アメリカ軍のキャンプでの発生だったことから、軍は感染者の血を採取し、村を焼き尽くし消滅させました。
そして、軍は持ち帰った血液のウイルスから細菌兵器を密かに研究し、血清を開発します。
その後、アフリカから密輸入された猿によりアメリカにもウイルスの感染が拡大してしまいます。
次々と倒れていく人々。感染した街は外出禁止となり、人々は為すすべがない程の強力なウイルスの力に絶望していきます。
人々を救うために立ち上がる主人公のサムと、過去の研究で極秘に血清を持っているものの細菌兵器の研究を隠したいアメリカ軍。
人々は、未知のウイルスに負けてしまうのか…と他人事とは考えにくいリアリティのある内容の映画です。
目に見えないウイルスが広がっていくことで、次々と出血熱を発症してしまう恐怖。
空気感染で数日で発症していく驚異の感染力と、致死率100%という強さ。
救うためにたたかう立場の人間と、軍の極秘事項を守るために証拠を消滅させようと動く人間、それぞれの人間性。
ウイルスの恐ろしさはもちろん、人間の恐ろしさも感じさせられる映画です。臨場感のあるストーリー展開で面白いので必見です。