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nonnon_1227q2のレビュー・評価・感想

MIRACLE デビクロくんの恋と魔法
10

ピュアな気持ちを取り戻す

2014年公開の映画ですが、毎年クリスマスの時期になると観たくなる映画です。
純粋に恋物語として楽しめるし、人間には誰しも表の明るい部分と、裏の黒い部分があるんだよ、というメッセージ性のある映画でもあります。
アニメで出てくるデビクロくんが、とても可愛くて、デビクロ通信の言葉も胸にささる言葉ばかりです。
デビクロ通信が全部載っている小説を買ったくらいです。
相葉さん演じる光くんのずっとキラキラしたピュアな表情が何とも言えず胸がギュッとなるし、
榮倉奈々ちゃん演じる杏奈ちゃんの、本当は好きだけど強がってしまう、
そして光くんを応援してしまう、という切ない役柄にこれまた違う意味で胸がギュッとなりました。
光くんが全然杏奈ちゃんの気持ちに気付かないのは、ちょっとどうなの?とも思いましたが…。
光くんの上司の小市慢太郎さんもとても素敵な役で、さすがの感じだな、と思いました。
イルミネーションのシーンは、神戸のフルーツフラワーパークで撮られているんですが、本当に綺麗で見入ってしまいます。
冬にはぜひ行きたい場所です。
何より最後のシーンは、何回観てもキュンキュンします。
二人のことを自然に応援している自分がいて、本当に心温まる映画です。

悼む人
5

あまり話にのれなかった

知り合いでも何でもない人だけど、誰も覚えてないのは悲しすぎるから悼みたい、何となくそういう感情を持つことはあると思います。近くないからこそ、その人のために祈れるというか…。でもそのために旅を続けるとかおかしいし、そんな息子を持った母はいろいろ思うところがあるだろうなと思いました。自分の死が近い中、息子を思う巡子役の大竹しのぶさんが圧巻でした。
私は結局、原作も途中までしか読んでないのですが、よくわからない話でした。あの女性と静人が結ばれるという展開も、いやいや、愛し合うなよと思ったし、実際に原作もそういう話なのでしょうか。結局出てくる人たちがなんか極端な感じがしてのれなかったです。
人の死について、新解釈しているというか、こういう人がいてもいいのかもと思える話だったので、そこら辺があまり伝わらず残念です。もっといろんな事例を出すとかしたほうがよかったのかもしれません。なんか記者の人の話が大きかったかなって感じがします。
高良健吾さんは無表情が似合うというか、ちょっと何考えてるのかわからない顔なので、この役が合ってました。
原作はベストセラーとのことですし、また読破に挑戦してみようかなと思いました。

サイダーガール / CIDER GIRL
8

喉の奥でスカッとはじける、「炭酸系ロック」

サイダーガールは、男性3名からなる日本のロックバンドです。
メンバーは、ボーカル兼ギター担当のYurin(ゆりん)、ギター担当の知(とも)、ベース担当のフジムラ。
2004年に結成され、2007年にメジャーデビューをしています。

彼らの音楽性をひとことで表すとすれば、「炭酸系ロック」でしょう。
はじけるような軽快なリズムと、心地よいメロディがこのバンドの大きな魅力のひとつ。
アルバム『Soda Pop Fanclub 3』に収録されている「ばかやろう」というナンバーはその好例で、サイダーを飲み干したときのような爽快感が、聞き手の耳を軽やかに通り抜けていきます。
まさに「名は体を表す」という言葉がぴったりのバンドと言えるでしょう。

メンバー全員が作詞と作曲を手がけているのも特長で、各アルバムでは3人のクレジットがバランスよく配されています。
それぞれの曲調は多岐に渡っているものの、聞き終えたあとの爽快さはいずれも高水準。
このバンドとしての統一感は、Yurinの歌、知のギター、フジムラのベースが組み合わさってこそ生まれるものです。
三者三様の音楽的技術とセンスが楽曲の中に無理なく溶け込み、それが結果として「サイダーガール」というバンドの個性につながっています。その過程を目の当たりにするたびに、スカッとした気分に浸れるリスナーは多いのではないでしょうか。

パワフルかつヘヴィすぎるロックは少し苦手。一流のポップセンスと演奏を、サラリと兼ね備えている音楽に触れたい。
サイダーガールは、そんな希望に応えてくれるバンドです。一度飲んだら、手放せない味になることでしょう。

会長はメイド様! / Maid Sama!
9

ドキドキとハラハラの胸キュン

「会長はメイド様!」では碓氷君が美咲ちゃんに興味を持っていくうちに段々と目が離せなくなって、気づいたら好意を寄せています。一方、美咲ちゃんは学級委員長として学校をよくしたいがため恋愛には初心であります。そんな美咲ちゃんは女子生徒が学校生活を送りやすく自ら学級委員になったのですが、男子生徒には厳しく何をしても強いといった主人公であるため男子生徒も美咲ちゃんには逆らえないストーリーでした。しかし、美咲ちゃんに興味を持った碓氷君が美咲ちゃんの秘密を知ってしまいました。お家で裕福でない美咲ちゃんは母と妹のためにバイトをし始めました。それが“メイド”です。それを碓氷君と不良三人組にバレてしまいプライドやメイドというお仕事のイメージ、今まで美咲ちゃんが積み上げてきた学校生活が変わるといった心配さで恐る恐る学校へ行き、美咲ちゃんの『ギャップ萌え』で不良三人組は美咲ちゃんの仲間になり、碓氷君はそんな美咲ちゃんを余計興味を持ち美咲ちゃんに対しちょっかいかけつつ、美咲ちゃんが困った時には必ず駆けつける美咲ちゃんのヒーロー的な存在がまたたまりません。どんな女性がアタックしても美咲ちゃん一筋で、逆に美咲ちゃんの周りに男が近づいても大人な対応で美咲ちゃんから引き離そうとする熱い姿勢に心が持ってかれます。そのうち徐々に美咲ちゃんにアピールしていくうちに美咲ちゃんも碓氷君に対し気持ちが芽生えていくのですが、恋愛経験0な美咲ちゃんは自分の気持ちに否定していきます。しかし、いつも傍にいて、いつも助けてくれる碓氷君が少しを距離をとった時、初めて碓氷君の存在の大切さを気付く美咲ちゃん少しずつ美咲ちゃんが素直になり、最終的にツンデレが発動し結局『碓氷なんか嫌いだ』というのですが、それもまた可愛くてたまりません。女性から見ても男性から見ても心ときめくような話だと思います。なので本当に自分の中ではこの「会長はメイド様!」が1番好きです!面白い場面もあれば、ハラハラする場面もあり、でもちゃんとドキドキ胸きゅんを届けてくれる作品だと思いました。