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nanohanaのレビュー・評価・感想

ワンダーウーマン / Wonder Woman
9

女戦士の戦いと愛が感動する映画

アンティオペとヒッポリタ女王がダイアナを大事に想う気持ちを語り合うシーンは、その気持ちが画面越しからひしひしと伝わってきて感動しました。そしてダイアナが救出したトレバーが、旅立つ前に言っていた父の遺言、「人は不正を前にして、何もしないか、行動するのか」という言葉はなんだか深く感じました
。トレバーと共に旅立ったダイアナが、最後に母親であるヒッポリタ女王と交わした会話のシーンは、とても悲しかったです。でも、無人地帯にいた人々を救った夜、ダイアナとトレバーがぎこちなくもダンスを踊っているシーンは、とても微笑ましかったです。ダイアナとトレバーが恋に落ちていく瞬間は、見ているこっちもドキドキしました。
ダイアナとアレスの戦いは格好良かったものの、トレバーが自分の身を犠牲にして世界を救ったシーンはとても悲しかったです。ダイアナへトレバーが言い遺した言葉や約束は、とても感動する、素晴らしいものでした。そんな愛するトレバーとの約束を守り、ダイアナはワンダーウーマンとして世界を守っていく姿がもっと見たいと思いました。でも、ブルースがどうやってあの写真を手に入れられたのかが最後まで謎だったのが、逆に面白かったです。

コードギアス 反逆のルルーシュ / Code Geass: Lelouch of the Rebellion
10

近代アニメ界における最高傑作

生い立ちや境遇から色々な事を諦めかけていた主人公が一人の少女と出会った事で特別な力『ギアス』を授かった。
その時から壊れていた筈の時計の歯車が動き出し、主人公はこれまで抑えていた野望、欲望、夢を叶えるために『ギアス』を駆使して他者を欺き、肉親をも欺き手にかけていく。
主人公の類稀な頭脳と『ギアス』によって不可能を可能に変えていくストーリーや伏線、あらゆるギミックが詰め込まれた珠玉の作品です。

作品に出てくるキャラクターが個性的で魅力的なのは勿論の事、登場する機体もデザインが素晴らしく、動きもめちゃくちゃにカッコ良い!
作画の安定度も最高で特に戦闘シーンは本当にテレビシリーズの作品なのかと疑う程の出来です。

一話目から引き込まれるダーティーでクールな設定に一気に引き込まれること間違いなし!

ヒロインや妹も可愛くてカッコよくて最高だし、モブだと思っていたキャラさえも異常なまでのカッコよさなのはコードギアスという作品が作り込まれていて尚且つ完成度が高いという事の証左にもなると思います。

今まで数々のアニメ作品を見てきた私がアニメを一作品だけ誰かに勧めるとすればコードギアス以外は考えられないと思える程に最高ですので、見た事のない人は騙されたと思って是非とも一話だけでも視聴してみて下さい!

ラブライブ! / Love Live!
10

こんな青春してみたかった!!

高校が廃校になってしまうという発表を聞いた女子高校生が廃校を阻止するため、スクールアイドルとして立ち上がる物語です。
憧れから始めたほのか達でしたがだんだんと周りに応援してくれる人たちも増えていきます。メンバー全員が集まるまでがストーリーとしてちょっと長いのですが、集まってからは全員が最高にかわいいです!!最初は3人で始めたスクールアイドルでしたが、3人で歌っていた曲をミューズ(9人の女神)として歌ったときは感涙ものでした。
こういうアイドル実際にいたら絶対かわいいなあと思ってしまいます。
おすすめできる点として曲もすごくいいところです!!衣装と曲に毎回感激しています。
ミューズの曲で人気上位に入るであろう「スノーハレーション」は最高でしたね。初めてのラブソングかわいいが溢れます。
この曲を歌ったのもライバルチームと合同ステージだったんですが、そこのストーリーもよかったです。
3年生が卒業してからミューズをどうするか、という青春のシーンは物語の中で一番泣けるシーンだと思います。
にこちゃんが我慢してたのに泣き出しちゃうシーンとか反則だと思います。
最後のラブライブのときなんかはデビューした時から見守ってる親心のようなものが湧き出てきてしまいます。
その後がすごく気になる…!という感じです。

北斗の拳 / Fist of the North Star
8

実は。

北斗の拳は世界に戦争が起こり、腐敗しきった世の中で荒くれ者たちが暴れまわってるという背景設定のなかに、一人の救世主ケンシロウという一子相伝・北斗神拳の継承者が活躍する物語です。敵キャラは筋肉隆々でいかにも男の子受けのマンガという感じで、物語前半は女性があまり興味をもつような内容ではありませんでした。ストーリーが進むにつれて、ケンシロウの体をはった愛ある戦闘シーン、ライバルではあるが深い悲しみを抱えたキャラクター達、北斗神拳の伝承争いに関わるケンシロウを含む4兄弟の壮絶なストーリー、そして何よりも外せないのがユリアというケンシロウが愛した1人の女性の存在で、彼女が屈強な男たちの人生を狂わせていくストーリーなど、読み応えたっぷりです。自分は数々繰り広げられる壮絶な戦闘シーンで登場する「秘孔をついた、お前はもう死んでいる」というケンシロウのセリフが大好きでした。秘孔と言うのは体の中にあるツボのことで、その部分をケンシロウが指で突くことで、敵キャラ達を一撃で倒してしまうというものです。しかし突く場所によっては難病を治療することもでき、本来は殺人拳法ではなく人助けに使う物であったため、数々の愛あるストーリーが繰り広げられます。そのため物語の後半には女性ファンの方も多くおられました。

天上天下
8

アニメ化 天上天下

実は私は単行本からではなく、アニメから見たのでキャラクターのイメージについては、違和感なく入れました。1話目を見た時は衝撃的で、キャラクターの個性がにじみ出ていて、「これだ、ついにきた」と思いました。特に棗真夜、棗亜夜の姉妹には驚かされました。特に棗真夜の八頭身に変身するシーンが凄かったです。様々なキャラクターの技も良く考えたと思いました。一つ気になったのが最後の方の話で、凪総一郎が黄色の髪から覚醒後、黒髪に変わって、スーパーサイヤ人化した事です。
高柳雅孝が一番、男キャラの中では好きでした。女キャラの中では、ダントツで棗真夜が好きです。この作品のアニメ第1話を見たときにハマッて単行本を買いに行ったことを覚えています。
実は漫画風のイラストを描くのが趣味で、天上天下の単行本の表紙を見ながら模写してました。最初は模写するのにも大変、苦戦しました。話を戻すと、天上天下のアニメではオリジナルの結末で終わっているので、番外編でもっと話数をふやしてオリジナルでもいいから製作して欲しかったです。当時は良くアニメ化出来たなとも思います。製作してくれてありがとう。自分のジャンルの幅も広がりました。