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miyakageu3のレビュー・評価・感想

Thisコミュニケーション
10

今までにないジャンルのおススメ漫画「Thisコミュニケーション」

ジャンプスクエアで2020年から連載されている六内円栄先生の漫画「Thisコミュニケーション」。
謎の生命体「イペリット」によって人類が滅ぼされかけている21世紀が舞台で、サイコパスで最低な軍人が不死身で凶暴な女戦士たちの指揮官になり、「イペリット」との戦いに身を投じる。

昔は漫画は紙だった。新作号の発売を楽しみ書店に行ったものだ。最近ではスマホで簡単に漫画が読める時代。ありとあらゆる漫画が数話無料で楽しめる。なんと便利なことか。ただ私は紙の漫画の方がなじみがある。

さて、ストーリーは元軍人・デルウハが日々の食事の保証と引き換えに6人の不死身の少女たちと、謎の生命体「イペリット」を倒しながら彼女たちをまとめ上げていくというもの。

電子版で本作を初めて読んだとき、ありえない設定に衝撃を受けた。仮死状態になると、約1時間前の時点の状態で復活するという特徴を持つ少女たちを、自分の都合が悪くなったらデルウハが殺して記憶をリセットするというのだ。

現実の世界でも多くのビジネスマンが直面するであろうチームマネージメント。年を取るにつれ役職があがり、チームをまとめる難しさを痛感する。うまくいくときもあれば、1つのことを失敗し気が付けば取り返しのつかない状態になることもある。その時、あーリセットボタンがあったらと何度も思っただろう。
それを殺し=リセットとは。主人公のチームマネジメントとリセット方法が毎回すごい。
あっという間に1巻を読み終わり気が付くと次に次にと読み進んでいた。

最近の流行である転生ものや、アングラ系とはまた違った面白さが魅力の作品。
現在連載中だが、コミックスは全8巻まで出ているので一気読みするのにもお勧めである。

ラスト・オブ・モヒカン
9

争いは憎しみしか生まない。

モヒカン族の長の息子と、英軍大佐の令嬢の恋の話です。植民地を巡り、英軍と仏軍が争っているなか、全然違う立場のもの同士が愛し合うというものでした。これが、歴史的に正しいのかとかは全然知らないのですが、とても良い映画でした。アメリカ東部の話なのですが、そのころの歴史をもっと勉強したから見るんだったと後悔しました。そしたら、もっと面白かったと思います。英軍と仏軍が植民地を巡り争っていて、それを原住民族が苦々しく思うって話かと思えば、モヒカン族はモヒカン族で、ヒューロン族と争っているという。結局、人間ってそういうものなのかなと思いました。民族間の争いもあるし、国同士の争いもある。悲しい話ですが、そうなのかもしれません。ですが、争いでは何も生みません。憎しみは憎しみを生むだけ…、そのことがよくわかる映画でした。愛する人の身代わりになって火あぶりになった少佐や、女子どもも殺される様子など残忍な場面が続きますが、元来、戦争って残忍なものだと思います。英国大佐令嬢も気の強い感じでよかったです。そして、男の方の主役はダニエル・デイ・ルイスなのですが、すごくかっこよかったです。挑発をなびかせ、走る姿がワイルドでした。彼を見るためだけでも見るべき映画です。とても壮大で、いろいろと考えさせられる映画でした。

ヤバイTシャツ屋さん / ヤバT
8

普通ではないタイプのミュージシャンで以外とハマる

大概の歌手は、歌詞に性のある歌を歌っている場合がほとんどですが、ヤバイTシャツ屋さんの場合はそれがほぼありません。
例えば、「肩 have a good day」は肩幅の広い人の方が、説得力がありそうだとただ自分の意見を述べているだけだったり、「ハッピーウェディング前ソング」は付き合っていない男女に君たちお似合いだから結婚してみたら?と勧めてみる曲だったりと歌詞にメッセージ性のない曲が多いです。
ただ、メロディーが耳に残りやすかったり、ただ聞き流しながら何も考えずに聞くにはちょうどいい曲です。
無線LANって便利だよね、大学の時にこんなヤバい人がいたよ、など恋愛とは違う共感ソングもあって恋愛ソングばかり歌う歌手には飽きたという人にはおすすめの歌手です。

MVはYouTubeで配信されているものがとても多く、MVもすごくお金を掛けて作りましたという感じがあまりしないのも面白いです。

メンバーの自宅で、メンバーが寝ているところで突然MV撮影をした姿をそのままMVにしていたり、お金を掛けているものとそうではないものの落差もあるのもあるので、CDを買わなくてもYouTubeでMVを見ながら無料で楽しめるのも魅力かなと面白います。