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mai_nyan22のレビュー・評価・感想

岳 / 岳 みんなの山
7

多くの人が死んでいた。

思ったよりもたくさんの救助の話が入ってて、しかも亡くなる方も多くて、リアルな映画だなと思いましたし、山は怖いと感じました。それでも、山が好きな三歩を見ていると、それ以上の魅力がきっと山にはあるのだろうと思います。すごく山のことを知ってるし、人のことも好きなんだろうに、救助の時は冷静で、何があっても自分の体力のために食事を普通に取る姿に、なんか感動しました。
一方、長澤まさみ演じる久美は、すごく新人らしい人でした。人の死が近い仕事の人なら誰でも感じるであろう疑問をもってて、先輩が非情に見えてって感じですごく共感できました。ほんと、なんでかわからないけど、人って助けられるのが当たり前と思うようになっちゃうというか、嫌なこと言ってくる人いますもんね。久美さんがかわいそうでした。でも、最後には立派な山岳救助員になっててかっこよかったです。
すごく山のことがわかる素敵な映画でしたが、ちょっとアレなところもあって、三歩の出すクイズは、すぐに答えがわかるものだったし、アレを答えられない久美はどうなんだって気もするし、ちょっとしつこいです。あと、みんな、久美にお礼言わなすぎです。そりゃあ、三歩が主役というか、ヒーローという扱いなのはわかりますが、気になりました。

モンスターハンターライズ / モンハンライズ / MONSTER HUNTER RISE / モンスターハンターライズ:サンブレイク / MONSTER HUNTER RISE:SUNBREAK
10

日本らしさ満載のハンティングゲーム!

モンスターハンターシリーズといえば恐竜系のモンスターや昆虫がメインでした。
しかし今回のモンスターハンターライズは日本が舞台になっていて、モンスターも鶴やカッパなどの和風なモンスターが多いです。
フィールドも日本の風景が広がっている場所があって素晴らしいです。
さらには鎧や忍者などの装備があってThe日本という感じの装備も素敵です。
しかも着せ替え装備があるから最高です。
今までのモンスターハンターでは見た目を重視できない事もあったのですが今作では好きな装備に好きなコスチュームも出来るから、お気に入りの着せ替えができるのが最高です。
また、定期的にアップデートされるから新しいスタンプや着せ替えが貰えるのも魅力ですし、過去作では走って移動だったのでガルクに乗って移動できるからかなり快適です。
モンスターハンターライズではピッケルや虫あみが必要ないのでクエストの度にアイテムを持っていく手間もないです。
他にもホットドリンクやクーラードリンクも必要ないので寒冷地帯や溶岩洞でもドリンクいらずです。
私はモンスターハンターライズの前はモンスターハンターダブルクロスが最後にプレイしたゲームだったので、移動やドリンクなどの面での快適さに衝撃を受けました。
日本らしさが満載な上に操作も快適なので早く次のアップデートをして欲しいです。

大学の若大将
8

現代では失われた男らしいというかっこよさ

若大将シリーズ第一弾。1961年公開。主演は加山雄三。

1960年代の大阪を舞台とした青春群青劇。大学生である主人公田沼雄一が、部活、恋愛、家庭問題において奮闘する様子を描く。

この映画の魅力はなんといっても、加山雄三が演じる主人公のかっこよさにつきる。実家がすき焼き店を営んでいて、その跡取り息子なために、周りからは若大将と呼ばれている。しかし、若大将とみなに言われるゆえんはそれだけではない。

堂々としているけど、傲慢ではない。自然と場の中心にいるけど、一人のときはどこか孤独感を感じさせる。そんな男の憧れを主人公は体現している。また、外見も男らしい魅力に溢れている。特に水泳部での活動のシーンでは、よく日焼けされた、自然な肉体美を披露してくれる。

物語の展開はスピーディーで飽きることがない。基本的にはコメディタッチで笑えるシーンが多い。部活、恋愛、家庭と様々な場所で若大将が活躍したり、ときには失敗する姿を、笑いあり涙ありの演出で楽しむことができる。

この映画を見終わったら、主人公の姿に、男なら憧れ、女ならときめきを感じるだろう。物語の中に没入し、言葉遣いもうつってしまうかもしれない。

まず、見て損はしない作品である。多くの人がシリーズの続きを見たいと思うだろう。

ヒーローマニア-生活-
6

それぞれの正義とは。

コンビニエンスでアルバイトをする中津(東出昌大)は、今の生活に不満だらけです。偶然知り合った下着泥棒のニートである土志田(窪田正孝)の身体能力に惚れ込み、一緒に世の中の悪に立ち向かおうと誘います。そこに、女子高校生のカオリ(小松菜奈)とハンマーを武器として持ち歩く日下(片岡鶴太郎)が加わり、ヒーロー団が結成されました。世の中の悪に立ち向かい、犯人を警察に差し出すヒーロー団に世間は期待し、絶賛します。そんな日が続きましたが、4人で始めたヒーロー団も、日下の知り合いの提案で、会社組織へと発展していきます。今まで認められなかった各々の存在が受け入れられるようになり、会社が大きくなるにつれ、皆は喜びます。しかしそれとは逆に、会社も正義と名ばかりの組織に変貌していってしまいます。それぞれの思う正義や夢や野望、欲求までもが現れるにつれ、4人の気持ちはバラバラになっていきます。自分の目指すところはここではないと感じていた中津が皆に声をかけますが、そんな中津の隠したかった過去がバレ、仲間の絆にも亀裂が入ってしまうのです。徐々に個々の気持ちにも変化があらわれてきたころ、日下が強敵に打ちのめされてしまいます。大切な仲間を失って改めて3人は再び結束し、敵と戦い勝利をおさめます。