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luna_pintar004のレビュー・評価・感想

最強公女は今日も退屈です
8

オススメの韓国発漫画

ネット上で、日本ではなく外国発の漫画が人気を博していく中、私が見た中でオススメしたい漫画をあらすじをふまえて紹介します。

前世では、皇太子の子ながらも、捨てられて孤児として過ごしていたダンテ・レナトゥス。
ある日に剣の才覚を見込まれ、剣術を磨き、様々な偉業を果たして英雄以上の名声を得て、
自らを捨てた皇太子だった皇帝を蹴落とし、皇帝にまで上り詰めました。
後悔もなく、真っ白に燃え尽きるような人生を送り、若くして亡くなりましたが、
500年後公爵家の末娘、ヘレナ・ペレスカとして転生する羽目に。
前世とは違い両親に愛された幸せな家庭ですが、望んでいなかった2回目の人生。
欲しいものなら前世で全て手にしたし、やりたいことだってやり尽くしたから、
その経験から何でも沙汰なくこなす事から現世では全てが面倒で退屈なだけと達観します。
子供らしくない言動に心配する両親や周囲からのススメで何か趣味を持つように勧められ、
せっかく生まれたことなんだし、前世での剣術の知識を生かして、弟子でも育てようかなと思い、
兄であるレナードに剣術指南をする事に。
後に、皇子を含め、様々な形で弟子を取ってきますがその弟子たちからの愛が熱すぎる。
実の兄から始まった皇子カエサルの才能を見出しただけなのにどうしてそういう方向に行くのか。
よくある異世界転生ものの恋愛小説ですが、主人公のヘレナの男勝りな性格と弟子達とのやり取りは心を惹かれます。
興味のある人は、ピッコマ等のアプリから閲覧出来るので、試して下さい。

三代目 J Soul Brothers / 三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE
10

三代目 J Soul Brothersの魅力徹底解説!!

「第56回日本レコード大賞」で大賞に輝き、「R.Y.U.S.E.I」で大ヒットした三代目 J Soul Brothersについて解説していきます。
一番のおすすめ曲は、7枚目のシングル「0~ZERO~」のリード曲で、
夏に芽生えた恋のはかなさに揺れる想いを、一瞬で消える花火に重ねたバラード曲の「花火」です。
恋焦がれる女性の気持ちを綴るラブバラードが心に刺さります。
三代目の魅力は、「R.Y.U.S.E.I」のようなアップテンポな曲に加えて花火のような切ない歌なども歌うことができる。
また、メンバーそれぞれが違う形の迫力のあるダンスをできるというところです。
また、メンバーは一人ひとりの活動が活発であることも魅力です。
映画やドラマでも活躍する岩田剛典、美しいビジュアルと爽やかな歌声が人気の登坂広臣、
一見強面だが甘い歌声でファンを虜にする今市隆二、キレ味抜群のダンスと高いファッションセンスを持つNAOTO、
長身を活かしたダイナミックなパフォーマンスが得意な小林直己、天才的ダンスセンスとラップが武器のELLY、
ZIPなどでおなじみのMC力でグループを盛り上げるムードメーカーの山下健二郎…
全員が魅力的な個性を持っていますね。
ぜひ一度曲を聴いてみてください。

鴨川ホルモー
9

【観ると京都に行きたくなる映画】鴨川ホルモー 京大生の奇妙なサークル活動を描いた青春ファンタジー

2006年に出版された同名小説を本木克秀監督によって2009年に映画化された「鴨川ホルモー」。
第一回沖縄国際映画祭において長編映画部門大賞である「ゴールデンシーサー賞」を獲得し、数多くのファンを持つ映画だ。
主演は山田孝之。
【あらすじ】
主人公・安倍は二浪した末、念願の京都大学に入学した新入生。
しかしその喜びだけで浮かれていられたのも五月までだった。
無気力を持て余したまま参加した葵祭の行列のアルバイト中に、同じく京大新入生の高村と知り合い、
ともに帰り道を歩いているところ京大3回生の菅原からサークルの勧誘を受ける。
不審に思った安倍と高村がどんなサークルなのかと訊ねても、
返ってくる答えは「フツーのサークルです。ごく普通の、ありふれた、どこにでもある、普通のサークルです。」だけだった…。

【見どころ】
この映画の見どころは何といっても物語中ずっと主人公たちが駆け回る京都の街並みの映像である。
奇妙なサークル活動に翻弄される京大生たちが伝統的な京都の街のいたるところでドタバタを繰り広げる映像は、
まるで自分も同じ空間にいるかのようなリアルな空気感たっぷりで、鑑賞後のあなたを「ああ、京都行きたいな」と思わせることだろう。

300 〈スリーハンドレッド〉
7

男らしいレオニダス

古代ギリシャの都市国家スパルタと、ペルシャ帝国の戦いを史実と創作を入り交えて作った、2006年のアメリカ映画である。侵攻してくるペルシャ軍を、スパルタ率いるギリシャ軍が迎え撃つテモピュライの戦いが、ストーリーのベースになっている。
主人公はスパルタの王、レオニダス1世。敵国の王は、ペルシャ軍のクセルクセス1世である。
本作の最大の魅力は、レオニダス王の勇壮な姿だ。主演のジェラルド・バトラーの、王者としての威風堂々とした姿が、映画本編で存分に表現されている。彼の国家と自分の家族を守るという強い意志が、物語後半に、戦争の参加に否定的だった、他の都市国家の参戦を呼び起こす。
一部の評論家の意見に、「レオニダス王やスパルタ兵の筋肉はCGではないのか?」という批判もよせられたが、制作サイドはこれを否定している。戦いのシーンのスパルタ兵の筋肉の躍動感は目を見張るものがある。
個人的に一番おすすめなシーンは、戦争初期のペルシャ軍を迎え撃つ、スパルタ兵の戦闘陣営ファランクスである。この統制のとれた美しさが見ものだ。ファランクスで固められたスパルタ軍は、王の掛け声で盾で敵の矢を防ぎ、相手の進行を妨げる。王の掛け声で、盾の間から槍で敵を射殺す。
ラストの王の玉砕シーンも心に響くが、CGも含めて古代の戦いを、現代の感覚で表現するストレートさが素晴らしいと思う。

紅の豚 / Porco Rosso
9

出て来るもの全てが愛しい作品。

宮崎駿の好みが詰まっているであろうこの映画。まずその飛行機への愛みたいなものが感じられて良いです。出て来る部品とか飛行機操作とかがフェティッシュだし、飛行機製作のシーンにもこだわりを感じます。飛行機の描写ももちろん良いですが、キャラクターも良いです。出てくる全員良いです。ポルコはとにかくかっこいい、キザなことを喋る豚が何故ここまでかっこよく映るのか。とにかく台詞回しが粋。粋すぎて理解が追いつかない台詞すらあります。そして空賊がたくさん出てきますけど、悪事を働く人達でも真の意味で悪人として描かれているキャラクターはいないです。みんな子供には優しくて女には弱いから、嫌な奴という印象は全く受けないです。いざ連合を組んだらグダグダになったり、そのくせけじめをつけたがったり、フィオに萎縮したりします。序盤の幼児誘拐シーンなんか非常にホンワカホッコリ。カーチスも一応敵対者としてのポジションだけど、恋多くて、夢が大きくて、義理は欠かない良い男なんだ。かと思ったら島での登場シーンはちょっと間抜けだったりして憎めないです。宮崎映画にははっきりとした悪人があまり出てこないものが多いけど、空賊と賞金稼ぎのこのお話に悪人がいないのは、背景に戦争があるからなのかなぁと。戦闘機を描くと必然的に戦争も付いてくるから、悪事や悪人など嫌なことという役割は登場人物ではなく全て戦争に担わせたんじゃないかという風に思います。宮崎駿は飛行機が大好きだから、大好きな飛行機を悪人に操縦させるシーンを描きたくなかったのかななんて思います。さらに後日談があるのが凄く良い思います。フィオのナレーションでその後のことが語られていき、カーチスは夢のハリウッドで頑張っていて、空賊達はジーナのお店に集まっているところが描かれる。そしてジーナとポルコのことだけは観客の想像に委ねられて終わる。面白いと同時に不思議なリアリティラインのお話でもある。ポルコが豚になったのは呪いのせいだから魔法の存在する世界なんですけども、その存在は主人公でしか確認できません。それに周りの人達は皆んな豚の姿のポルコを不思議がりもしない上に、ポルコは有名人で慕われている。基本的にリアリティを持って描かれている作品なのに、主人公の存在だけファンタジーで、その理由も正体も分からないまま終わるという不思議な作品です。キザで飛行艇操縦の天才で人気者で嫌われ者の主人公が、最後にやっと自分を肯定できる。そんな映画だと思います。

グレムリン / Gremlins
9

可愛くて滑稽なモンスターパニック映画

1984年に公開された、モンスターパニック映画です。CGの技術がまだない時代に、人形を使ってモンスター達の撮影をしているのですが、その質感がとってもグッドです。主人公のビリーへのクリスマスプレゼントとして、父親が買ってきたギズモ。ギズモの身長は約25cmで、サランラップの芯ぐらいの大きさ。子犬のような、子猿のような、愛らしい見た目をしています。特撮で撮影されたギズモには温かみがあり、命が吹き込まれ、本当に存在していたらいいのに。と本気で思ってしまいました。
きっと、ペットに、友達に、ギズモが欲しいと思った人は多いでしょう。ところどころぎこちなく、人形っぽさが見えてしまうところも、おかしくて可愛いです。
クリスマスにひと騒動あるというパターンの映画には、ほかに『ダイ・ハード』、『ホーム・アローン』などがありますが、クリスマス映画らしい、温かみがあるのが特徴です。『グレムリン』にも温かみがありますが、どこかシュールな笑いを観せられるのが特徴です。
変な発明ばかりしている父親。故障する機械の中にはモンスターがいると信じている隣人。一番インパクトが強かったのは、ヒロインのケイトが語る、悲惨なクリスマスの思い出です。ちょっとギョッとしたのを覚えています。
ともあれ、80年代ってマジなのか、ウケねらいなのかよく分からない、滑稽なところがあったと思います。そういうところも含めて、愛すべき作品です。