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kyusuq5のレビュー・評価・感想

ダンダダン / Dandadan
9

面白すぎる漫画

虐められていた高倉 健を綾瀬 桃が庇うことから、物語ははじまります。

序盤、綾瀬桃が「オカルト君」と呼ぶ通り、高倉はオカルトが好きな男の子。
UFOや宇宙人の話が好きで、助けてくれた綾瀬桃にも、その話をしようとしますが、彼女から「宇宙人は信じていないが、幽霊は信じる派」だと告げられます。

しかし、高倉は宇宙人は信じているが、幽霊は信じていない。
「幽霊なんているわけないじゃないですか(笑)」「だったら勝負しようぜコラア!」と2人の言い合いが始まり、宇宙人、幽霊、どっちが本当にいるのか、勝負をすることに。

高倉は幽霊が出ることで有名な心霊スポットのトンネルへ、綾瀬は宇宙人が人を攫う場所として知られている廃病院へそれぞれ向かいます。
何もいない、何もいない、と思い込む2人ですが、なんと2人とも、幽霊と宇宙人に遭遇してしまうんです。

高倉は、ターボババアと呼ばれる強い幽霊、綾瀬は、女性との生殖を求めるヤバい宇宙人それぞれに襲われてしまいました。

宇宙人に襲われた綾瀬はUFO内に捕らわれ、無理やり子作りをしようと宇宙人に迫られます。
そこに助けに来たのが高倉。しかし高倉は無事とは言えず、すでにターボババアに呪われていました。

暴走する形で、宇宙人たちを倒していく高倉。しかし宇宙人も、必死の抵抗を見せ、高倉と綾瀬を追い詰めていきます。
絶体絶命のなか、綾瀬は霊能力者としての力が覚醒。宇宙人をぶっ飛ばし、UFOもぶっ壊し、脱出に成功しました。

無事に救出と思いきや、高倉は呪いが制御できず、暴れてしまいます。しかし、覚醒した綾瀬の力により、高倉の体からターボババアの呪いを引きはがすことに成功。

しかし、それだけでは、呪いは解けなかったのです。高倉のイチモツ(金の玉)ターボババアは持っていて、それを取り返さないと、完全に呪いを解くことはできないというのです。

「返してほしけりゃトンネルにこい!」と言い残し、姿を消すババア。
ターボババアの呪いを解くため、2人は協力することに。

襲撃編
綾瀬から、「オカルン」と命名された高倉は、綾瀬の力によって常に体を抑えておかないと、呪いの力が暴走してしまいます
さらに、激戦から一夜が明けて、朝になっているので、幽霊が出てくる夜までとりあえず、綾瀬の家に向かうことにしたオカルンたち。
綾瀬は祖母と一緒に暮らしていましたが、帰ったタイミングでは、祖母はまだ帰ってきていません。
2人が家でボロボロの衣服を着替えていると、チャイムが鳴ります。
「お婆さんが帰ってきたんじゃないですか?」「…こんなチャイム、聞いたこと無い」という会話をする2人。

綾瀬家には「人間用」と「悪霊用」の2つの呼び鈴があるようで、今鳴っているのが、まさに悪霊用の呼び鈴だったのです。なぜ、悪霊が来たのか、2人はその後どうなるのか、ハラハラドキドキの展開から、目が離せません。

GOTHAM/ゴッサム
10

魅力的な悪役のオンパレード

元々『ダークナイト』の映画のファンで、この作品もたまたまレンタルビデオをしていた頃に借りていたものですが、最近、Netflixにてシーズン5が解禁となりました。バットマンは正義の味方という設定がメインとなってくるかと思いますが、この作品はバットマンの若き日に起こった出来事を映画とは関係なくドラマ化したもので、ゴッサム市警の刑事ジムが主人公になってくるストーリーです。
まず作品自体はバットマンの初期設定に基づいて、ゴッサム市警が色々な悪者を捕らえてくるのですが、そこにはギャングの抗争やお金の絡んだビジネスでのやりとりなど様々な背景の登場人物が出てきます。シーズン1〜4までに様々なことが起こるのですが、シーズン5では一斉に皆生き返ってきて、新たに手を組んだり、警察を出し抜いて街を支配する様な輩も出てきて、特にエキサイトします。ジョーカーの前身となる「ジェレマイア」と呼ばれる男が街の橋を破壊し、州から孤立してしまうゴッサムシティ。そこにさらに昔の同僚で肉体改造されて操られる「ベイン」などダークナイトの悪役との対決が見ものとなってくるのですが、ジムとしてはやらなければいけないことが多数ありすぎて、もう忙しいです。
ストーリー自体の展開もテンポ良く進み、話ごとの繋ぎもとても上手なので、心地よく見れる1本だと思います。特にこの年末年始、一気見するにはぴったりなので、暖かい部屋でスピード感のある個性的な登場人物とアメリカンな雰囲気のある街並みを楽しみながら見てほしい作品です。

RHYMESTER
7

日本のヒップホップを牽引してきたグループ

日本語ラップというものが人々に認知されるようになる以前から活動を開始しているヒップホップグループで、遠くアメリカで生まれたヒップホップの文化が日本にやってくる過程で、そのムーブメントを担ったアーティスト達の内のひとつです。

メンバー構成は、mummy-D、宇多丸、DJ JINの三人です。mummy-Dと宇多丸の二人がマイクを握りラップをし、JINが二人の後ろでターンテーブルから音を流すというのが彼らのスタイルです。ラップの詞はマイクを握る二人がそれぞれ自分のパートのリリックを書き、トラックの音の作成はmummy-DとJINが制作するか、外部のプロデューサーに任せることもあります。

ライムスターの持ち味は、本場アメリカのヒップホップをそのまま真似るのではなく、ヒップホップの精神を日本人の感性として表現しているところにあります。彼らの音楽は日本のリスナーが共感し、身近に感じることができるものであり続け、ヒップホップファンだけではなく、一般の邦楽リスナーからも支持を得ています。

またこのグループがキングオブステージと呼ばれる通り、彼らのライブパフォーマンスは素晴らしく、ブラックミュージックのクラブのみならず、ライブハウスや野外フェスでのステージ、はたまたラジオで企画された高級デパートのファサードでの公開録音に至るまで、いかなる場所でも観客を盛り上げ、そこに一体感を生み出します。ライムスターのライブには他のライブでは味わえない熱がありますので、一度足を運んでみることをオススメします。