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kyohe0079-_7のレビュー・評価・感想

THE WITCH/魔女 -増殖-
9

歴史と覚醒は繰り返す

主人公を演じる俳優はキム・ダミからシン・シアへ変更された。実は彼女はキム・ダミが演じていた少女の妹として登場する。

韓国・済州島の秘密研究所アークが何者かに襲撃され、殺戮の中で生き残ったのがその少女だ。彼女はキム・ダミとは違い表情も少しあり、行動も大胆である。前作とは違いバトルシーンが多く、能力もかなりレベルアップしている。爽快感を求める方には絶対にオススメであり、必ず1も観たくなる作品だ。

前回から学ばなかったのか、敵はまだ能力者を製造していたそうで、今回もフルボッコにされる。1、2のどちらも主人公は血塗れなのにどこか謎の清楚さと可愛さが含まれており、それが余計に戦闘シーンで観客を魅了させる。
個人的に前作よりストーリー的な面白さは無く、謎が追加されてしまった。場面もサクサク進み、考える暇がないのが今回の作品。とにかくバトルをメインにしているようだ。
ただ、無数の組織の派閥争いや能力者にも優秀なのと劣化版が存在している。キム・ダミは最後にしか出てこず、少女から大人へと成長していた。
少女を襲う敵と顔見知りのような雰囲気で、増援として来たかと思えば笑いながら「私の妹よ」と言い放ち、敵にとどめを刺す展開に驚きを隠せない。
一体過去の少女はどんな風に成長してしまったのかが気になり、続編を観たい人も続出するだろう。その後は妹を車に乗せ、2人は何処かに消える。
1と同様ラストシーンで続きがあるようなシーンを入れるので、続編も気になるところだ。

ショック・ドゥ・フューチャー
10

好きな事にどっぷりと打ち込める生活が羨ましい、、!諦めなければ、きっとチャンスを掴み取れると勇気をくれるエレクトロ・ミュージックのサクセスストーリー

音楽に詳しく無い私でも、レトロなフランスの世界観にグッと惹き込まれ鑑賞。
70代後半パリ、主人公の若き女性ミュージシャン「アナ」は、終始タバコをくわえ何か悶々と思い耽ている。
彼女は依頼されたCM楽曲の曲作りになかなか没頭できずにいるらしい。
知人に、大きなシンセサイザーと部屋ごと借りて暮らしている彼女なのだが、締め切り当日になんと
シンセサイザーが故障してしまい、大ピンチ。。そんな中、ピンチはチャンスと言うように知人
の修理屋さんに修理してもらい、たまたま彼が持ち合わせていた最新機器「ローランドCR-78」に出逢う。新しい機材を触ったワクワク感、これだ!と今までの迷いを晴らし、依頼されていたCM楽曲の仕事を断って、曲作りに没頭する。アナは納得の行かないものは断り、好きなものに忠実に生きている女性だ。
自身が主催する、音楽パーティーに有名プロデューサーが来ると言う知らせを受け、レーベルに所属できるチャンスの為に楽曲を作り始めたのだ。楽曲作りの最中、フィーリングの会う友との出会いもあり、1曲の作品が出来上がる。とても自信作の作品をパーティー当日、ロックの時代の最新の音楽のお披露目かのように訪れた皆の前で披露する。新しい音楽に当初、お客達は戸惑ったが段々と音に魅了され拍手喝采の夜。
そんな中、アナは有名プロデューサーに思い切って声をかけ、自分の音楽の感想を問う。なんと「売れない」とピシャリと否定され、「若くて綺麗なんだから良いじゃないか」とまるで女性を下に見ているように一撃を受ける。全身全霊を打ち込んだものを、否定されたアナはとても悲しみの淵に追いやられ自暴自棄となる。そんな中、彼女を応援している友人が言った一声「人生で大事なのは転ぶ回数より起き上がる回数だ」
この言葉により、アナは立ち直り始める。鑑賞している自分自身も、自己投影してしまうシーンだ。
誰かに何を言われようと、有名な誰に認めて貰えるのが成功なのではなく、本当に自分のやりたい物を作り続け、その中で共感し合える仲間との出会いが本当に幸せなのだと気づかせられる。
エレクトロ・ミュージックが好きな方はもちろんだが、自分が本当にやりたいことや、没頭出来ることを探している人、夢を叶えたい人に是非オススメだ。
きっと、明日からあなたも何かに夢中になれる日々がきっと待ち受けている。

マイ・インターン / The Intern
10

この作品に出会えてよかった!

華やかなファッション業界で成功し、結婚してプライベートも充実、現代女性の理想の人生を送る『ジュールズ』。
そんな彼女の部下に、シニア・インターンの『ベン』がやってきた。
最初は、40歳も年上のベンに何かとイラつくジュールズだが、いつしか彼の的確な助言を頼るように。
彼の『豊かな人生経験』が彼女に影響を与え、ジュールズを変えていくのだ。
そんな時、ジュールズは思わぬ危機を迎え、大きな選択を迫られることに!
現代で働く女性のありのままの姿を描いた作品。
仕事と家庭に忙殺される毎日。
どちらかを守るために、どちらか片方を犠牲にしなけらばならない。
そんな考え方を吹き飛ばしてくる作品です。
『アン・ハサウェイ』演じるジュールズのパワフルでありながら、時には弱さを見せる女性のリアルさがあり、『ロバート・デ・ニーロ』演じるベンの積み重ねてきた人生が紡いでいく一言一言がドスンの胸に落ちてきた。
年齢も性別も関係なく、引き込まれる映画。
ハラハラドキドキの展開、涙あり笑いありの展開に目が離せない。
何か見えないモノに対して、もがき苦しんでいる人に対して、きっとヒントをくれる映画。