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kumikoacaのレビュー・評価・感想 (2/2)

血と灰の女王 / 血灰
9

最近では珍しい「悪役すら輝く漫画」!

ある日、主人公である男子高校生が吸血鬼に襲われ、友人を殺害され、その過程で自分も吸血鬼になってしまい吸血鬼同士の戦いの世界に巻き込まれていく、というストーリー。
わりとありふれたテーマのようにも感じますが、この漫画の奥深さは非日常でファンタジーな設定でありながら、どこか妙に生々しく人間心理を描写していくところ。
人間の持つ嫌らしさ、ちっぽけさ、歪さ、醜さ、そういったものに焦点を当てながら、それでも時に美しく信念に生きたり、必死に大切な何かを守ろうとする「人間」を描いている。
バトル描写も秀逸です。この手の漫画は主人公の能力が強すぎても弱すぎてもつまらなくなるさじ加減の難しいジャンルのはずですが、周りのキャラの能力含め、配置が上手いと感嘆します。
そして何より悪役が心優しく真剣に人を治療する医者だったり、世の中を変えようとする志に満ちた政治家だったりと、ごくごく単純な悪役でないところもドラマを深めています。
マンガワンで読むと「ちょい足し」機能で作者が特別に描きおろしてくれるサービスカットも見れますよ。おすすめです。

ファイナルファンタジーX / FINAL FANTASY X / FFX / FF10
10

映画のような物語のゲーム

ファイナルファンタジー10、これは本当に自信を持っておすすめのできるゲームです。
なんといっても、内容が素晴らしい!物語がとても凝っていて、最後までどうなるか分からないハラハラ感、恋愛の描写も描かれていてロマンチックな内容でもあります。仲間との大事な友情の絆もあり、エンディングでは涙なしではいられません。
もちろん、内容だけでなく、デザインや音楽性も最高に素晴らしいです。当時、本当に衝撃を受けましたが、キャラクターが本物の人間のように綺麗に写っていました。立体化していたのです。キャラクターだけでなく背景なども全て、ファンタジーの世界が本物のように描かれていました。
音楽はその世界感をさらに引き出していて、どんどん引き込まれていきます。
またキャラクターの声も、どれも個性的で、とてもキャラに合っていて好感のもてるものばかりです。なのでゲーム以外でも楽しめる要素が沢山あります。
もちろんゲームの操作方法などもわかりやすく、当時、ゲーム初心者だった私も簡単に進めていくことが出来ました。きっと、誰もが飽きることなく最後まで進められると思います。そのくらい内容、デザインと全てが素晴らしく、ファイナルファンタジーシリーズの中でも歴代上位に入るくらいの人気を誇っているゲームです。本当に自信を持っておすすめします!

ヤバイTシャツ屋さん / ヤバT
9

ヤバいTシャツ屋さんの音楽性

関西発の邦ロックバンド、ヤバいTシャツ屋さんの魅力について。
まず、音楽ですが、聴きやすく耳に残るメロディーライン、ノリのいいリズムの楽曲が多いです!
合いの手やコール&レスポンスも多く、聴き手も楽しくなるような作りで、ライブも盛り上がりは必須!といった感じの曲も多数あります。また、男性・女性のダブルボーカルで音の高低もきれいで、特に女性は音域が高く、かわいくもなお綺麗です。
そして歌詞ですが、日常のあるあるを題材にしたものが多く、すごく共感できるので馴染みやすいです!おもしろく、聴いているとついふっと笑ってしまうような点もグッドです!
また大阪の人は特定の地名を隠すことなく歌詞におとしこんでいて、なじみやすいかと思います。
そういった独特で個性ある楽曲を作成しているのですが、楽曲の作成には遊んでいるわけではなく全力で取り組んでおり、そのシュールさも売りなのかなぁ、という風に思います。
これぞロックといったバンドで大学生くらいの年齢層で今話題沸騰中のヤバいTシャツ屋さん、個性があり、共感できる歌詞とノリのいいリズムとメロディー、楽曲1つでノリや笑いなど色々な気持ちを高揚させてくれるバンドです!

オーバーロード / Overlord
9

アニメ化も続いているOVERLOAD

私がお薦めするのは原作であるライトノベル(小説)版のOVERLOADです。
私がこのライトノベルを読み始めたのが、第1期のアニメ化の時ときっかけはミーハーですが、とても気に入っている作品です。
ストーリーの冒頭は、バーチャルMMO RPGから抜け出せなくなる、というもので、今となってはありきたりな始まりと思えましたが、本名不明の主人公がプレイヤー名「モモンガ」としてサービス終了となるバーチャルMMO RPG終了と共に終了と思われた直後、そのプレイヤーのまま異世界と思われる場所に転送されてしまったところから始まる、という展開は面白そうだと思えmした。
「モモンガ」はゲーム内ではレベル99と最高レベル状態だったが、転送されてしまった世界でも強さは群を抜いている状態で「チート」的なネタもあり、元々は会社員の「モモンガ」が「アインズ」と名前を変えギルドの長として、更にストーリーが進んだところでは国王として行動しなければならない、心の中ではいつも愚痴っているというギャップも面白さの一つに感じます。
そしてストーリー上の異世界の世界観の広さと戦闘の多彩さが私の一番のお勧めです。ライトノベルの巻数が増えるたびに新しい種族や国・土地が誕生し、様々な戦闘シーンが描かれております。
アニメ・マンガしか見たことがないという人にも一度読むことをお勧めします。

ゴッドイーター リザレクション / GOD EATER RESURRECTION
10

リメイク版と侮る無かれ

この作品は「アラガミ」という敵から人類を救うために、『神機』という武器を駆使してアラガミの撲滅を目指して奮闘するというアクションゲームです。

このゲームの一番の特徴は、遠距離武器と近接武器の両方を使える点です。ほかの討伐系アクションゲーム作品では、遠距離武器と近接武器のどちらか片方のみで敵との戦闘を行うケースが多いですが、この作品ではその両方を駆使して戦闘を行うことが出来ます。そのためプレイの幅が広がり、非常に多彩な戦闘スタイルを楽しむことが出来ます。

また「ゴッドイーター」という名前のとおり、戦闘中に敵を捕食して自分の武器や戦闘能力、アイテム効果などを強化することが出来ます。

本シリーズの二作目からのユーザーなのですが、二作目の「ゴッドイーター2」は「ブラッドアーツ」「ブラッドバレット」という必殺技のようなものがあって、使う武器の種類とその各々のアクションごとにブラッドアーツが用意されており、自分の戦闘スタイルに合ったブラッドアーツを選ぶことが出来ます。そのため派手な立ち回りや、独自の戦闘スタイルを極めることが可能となります。

一作目の「ゴッドイーター」をプレイしたのが二作目の後で、一作目には「ブラッドアーツ」「ブラッドパレット」などは無く「ゴッドイーター2」のプレイに慣れた後だと戦闘の派手さという点で見劣りしてしまって、二作目ほどプレイはしませんでした。

本作はその一作目のリメイクということであまり期待をせずプレイに望んだのですが、リメイク版でありながら「ゴッドイーター2」から採用された「ブーストハンマー」「チャージスピア」「ヴァリアントサイズ」が使用することが可能で、一作目では角度が固定だった「パレ
ットエディット」も柔軟に編集することができます。
また「ブラッドアーツ」や「ブラッドバレット」に変わる「プレデターフォーム」という新要素が追加されています。その「プレデターフォーム」というのが「ゴッドイーター2」まではアラガミを捕食する際のアクションが二種類のみだったのですが、今作ではその捕食アクションを選ぶことが出来ます。

また新たなストーリーや新アラガミなどの追加もされており、大ボリュームで楽しめます。「ブラッドアーツ」「ブラッドパレット」が無いので見送っている方や一昨目でやめてしまった方などにもオススメできる作品です。

宇宙兄弟 / Space Brothers
10

宇宙が好きになる

もともと天体・宇宙がすごく好きでしたが、作中に出てくる宇宙に関する話は実際に現実で起こっている宇宙の話と合っていて勉強にもなりますし、より宇宙が好きになる作品です。
私はこの作品が大好きになってJAXAに旅行まで行きました!
あとは登場人物がどの人もとても魅力的な人達で、どんどん引き込まれていきます。特に主人公・六太の人間性はとても魅力的で、自分もこうゆう風に生きていきたいと思わせてくれます。主人公はもちろん、他の登場人物が言うセリフは心動かされる名言ばかりで、漫画ででてくる名言集も発売されいます。その中でも好きなのが、「自分にとって一番金ピカなものはなにか」というセリフで、本当はやってみたいことがあるのにしていなかったり、なにかと理由をつけてできていないことに挑戦してみようと思えるきっかけになりました。漫画としても面白いですが、自己啓発本としてももってこいの作品です。作品に関連するグッズも多数発売されていて、かわいいものもたくさんあります。普段生活していたら夜空を見上げることは少ないのではないかと思いますが、作品を読み宇宙を知って、星やISSなど空を見ればたくさんのわくわくがあります。ぜひ読んでほしい作品です。