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kouki_exldh9のレビュー・評価・感想

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム / Spider-Man: No Way Home
8

スパイダーマン好きが作ったスパイダーマン好きに贈る映画

あらすじ
前作、ファーフロムホームで、敵のミステリオにスパイダーマンの正体を暴露されたピーターパーカーは、
ドクター・ストレンジに魔術で解決してもらうようにお願いをしにいく。
渋々話を受け入れたドクター・ストレンジだったが、ピーターのせいで魔術が失敗し、マルチバースを生み出してしまう。

その結果、宇宙のどこかにある今の世界と似た別の世界から、スパイダーマンの記憶があるファンの我々が見たことのある敵が続々とこの世界に現れるのであった…

このあとどうなるのか
初代スパイダーマン映画に出ていた敵のグリーンゴブリン、ドクターオクトパス、サンドマン。
2代目スパイダーマン映画に出ていた敵のリザード、エレクトロ。
数々の名シーンを生んだ敵と3代目スパイダーマンとドクター・ストレンジはどう挑むのか。どういう結末を生むのか。

また、初代、2代目にはなかった、アイアンマンスーツを彷彿とさせるスパイダースーツでの戦闘シーンや、
ドクター・ストレンジが織りなす魔術のCG再現のクオリティも十分楽しめます。

初代、2代目の敵が出てきたということは…
MJとの関係も必見です。
色んなキャラが出てくるお祭り騒ぎな映画となっております。ぜひおすすめです。

K(アニメ) / K Project
10

美しい男達が美しく戦い合う美しい映画

『劇場版 K MISSING KINGS』

TVアニメ『K』の続編になります。アニメの最終回で続編製作決定が決まったのは見ていましたが、まさか劇場版とは…!もちろん、映画館へ見に行きました。

『K Missing Kings』は、王が不在となってしまった赤のクラン・吠舞羅がメインのストーリーです。
赤のクランはファンが多いので、これは嬉しかったでしょうね。かく言う私も、赤のクラン推しです(笑)。

前赤の王・周防尊を失った吠舞羅は、火が消えたように暗くなってしまいます。
いつもの元気を失くした切り込み隊長の八田美咲、尊の死後、特殊能力が不安定な櫛名アンナ、ストレスで激ヤセしてしまった元巨漢の鎌本、さらに参謀役の草薙出雲は不在…と、まさに瓦解寸前です。
吠舞羅は復活できるのか、最後の最後まで目が離せません。

美しい作画はテレビアニメからさらにパワーアップし、キャラクターの動きも劇場版らしく派手さが増しており、戦闘シーンは何度も巻き戻して鑑賞したくなる程の出来です。
楽曲のかっこよさも健在で、初見は常に目と耳が忙しかったのを覚えています(笑)
もう本当に、瞬きをするのも惜しいくらいのシーンの連続です。

ラストの青の王・宗像礼司の意味深なセリフは、アニメ第3期で全てが明らかになります。
第3期もお見逃しなく!

OUT-アウト-
9

ただの不良漫画ではない漫画

漫画「OUT-アウト-」は不良系漫画です。クローズを初め、他にも色々な不良漫画が出版されてきましたが、この漫画の魅力は、他の作品に比べてキャラが多彩なところだと思います。あとは展開の早さと意外性。高校生の喧嘩漫画となっていますが、喧嘩の能力は少し現実離れしていて、もはや高校生のレベルではありません。読み進めていくと、ヤクザやマフィアが絡む喧嘩も増えてきます。その喧嘩設定が普通と違うからこそ、多彩なキャラクターが生み出されている気がします。漫画は主人公が人気なのが一般的だと思いますが、この漫画はそうではありません。むしろ、主人公の「井口」より人気なキャラクターが多いと感じます。例えば、組織「斬人」の総長「丹沢あつし」は喧嘩が強く威勢が良い番長タイプではなく、イケメンのスマートな感じだったりします。時にはいじられたりすることも。しかし、本気の時は誰をも圧倒する雰囲気と喧嘩の実力で、かなりかっこいいキャラとなっています。同じ組織の副総長「安倍要」は、丹沢とうってかわって筋肉ムキムキ、おっさん顔、ごりごりの不良系です。しかし、人情に厚く優しい、そんな一面もあります。もちろん喧嘩も強い。男の人は好きな人が多いのではないでしょうか?
是非読んでみてください。