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hugsy96085のレビュー・評価・感想

Detroit: Become Human / デトロイト ビカム ヒューマン
9

まるでハリウッド映画のような壮大なストーリーと、数多のいろどり豊かなストーリー分岐とマルチエンディングが魅力的。

「Detroit: Become Human」は、まるでハリウッド映画のような壮大なストーリーと、
数多のいろどり豊かなストーリー分岐とマルチエンディングが魅力的なアクションアドベンチャーゲームだ。
「もし、AIがさらに発達し、アンドロイドが人間と同じくらいの知能を持っていたら」
こんなことを考えたことがある人もいるかもしれない。
このゲームはまさに、人間そっくりなアンドロイドが誕生し、人間社会に労働者として存在している。
舞台は西暦2038年のアメリカデトロイト。この場所で3人のアンドロイドをそれぞれ主人公としてプレイする。
ストーリー分岐とエンディングの数が本当に多いゲームであるため、どんな道筋をたどり、どんな結末になるのかはプレイヤーそれぞれで違う。
時には自分の判断で登場人物の生死が決まる。
またゲームをクリアした後でも、繰り返しプレイし、他のエンディングを楽しむことができる。
マルチエンディングのゲームの醍醐味が、このゲームには詰まっている。
そして、このゲームでは様々な選択を、即座に決断することを求められる。
また、アクションシーンでは必ずと言っていいほどQTEが発生するため、自分がそのキャラクターになったかのような臨場感を楽しむことができるのだ。
自分の咄嗟の判断がストーリーの結末を決める。そのハラハラ感を楽しむことができる人にはとてもおすすめしたいゲームだ。

ジョゼと虎と魚たち
8

障碍者の社会参加の意義が解る映画

実写版の本作では、恒夫役は妻夫木聡、ジョゼ役は池脇千鶴になっています。現在よりもかなり豊かで余裕のあり、SNSなども無かった2003年に作られた映画なので、ジョゼの暮らす公営住宅の描写なども、何かと猥雑に描かれていて、大学生の恒夫やその周囲についても、余裕のある暮らしをしているのが時代の変化を感じさせました。
公営住宅に住むジョゼと祖母ですが、二人で貧しく暮らしているため、行政の補助で様々な物があることも知らず、恒夫が周囲の知人に頼んで暮らしやすくするための事を行政からしてもらえます。高齢者世帯や障碍者世帯とそれ以外との公的な扶助に関する情報格差というものの大きさについて考えさせられました。
ジョゼに関しては恒夫との関わりを偶然に持てたことにより、様々な変化がありますが、そういうものの無い方は、当然受けられる公的扶助の事もあまり知らずに過ごしていそうです。福祉関係者や医療関係者が、ノーマライゼーションというものをよく言っていますが、なぜそれが大切なのかが解る映画でした。
恒夫の元彼女(上野樹里)はジョゼに嫉妬して、心無いことを言ったりしますが、それなりに対等なところがないと、無関心で単なる気の毒な相手なままなのでしょう。そう考えると、様々な人の社会参加の意義が解りました。

ドーン・オブ・ザ・デッド
10

ゾンビ映画の最高傑作

看護師として働くアナは、ウィスコンシン州で夫のルイスと暮らしている。
ある朝ルイスが目を覚ますと、寝室に血まみれの少女ヴィヴィアンが立っていた。
心配したルイスがヴィヴィアンに近づくと、ヴィヴィアンはルイスの首元に噛み付き、肉を噛みちぎった。
その光景を目の当たりにしたアナは急いで救急車を呼ぼうとするも回線が混雑しており、電話が通じない。
車の鍵を持ち、家の外に飛び出すとそこにはもう平和な日常は無かったーー
『ドーン・オブ・ザ・デッド』は、ゾンビ映画の第一人者でありホラー映画の巨匠として知られるジョージ・A・ロメロ監督によって制作された『ゾンビ』をリメイクしたものである。
ゾンビ映画というジャンルを確立した『ゾンビ』は、『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』、『死霊のえじき』を加えたゾンビ映画初期3部作シリーズの2作目として1978年に公開された。
ゾンビ映画ファンなら押さえておきたいゾンビ映画の原点とも言える『ゾンビ』を現代風にリメイクした映画、それが『ドーン・オブ・ザ・デッド』である。
ゾンビ映画の醍醐味とも言えるパンデミックによる日常の崩壊やショッピングモールでの抗争シーンは、ファンにはたまらないハズ!
数多くのホラー・ゾンビ映画を見てきた私がイチオシのゾンビ映画です!