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hiroa3のレビュー・評価・感想

SEKAI NO OWARI / セカオワ / End of the World
9

SEKAI NO OWARIの魅力

「SEKAI NO OWARI」というグループについて、簡単に紹介させて頂きます。
セカオワの魅力はなんといってもその圧倒的ない世界観にあると思います。
特に「Dragon Night」はまさに中学2年生ぐらいの時に夢見たRPGの世界をそのまま曲として再現したもので、いわゆる「異世界脳」の方々にとってはとてもたまらない世界観の曲ではないでしょうか。「Moonlight」、「Starry Sky」、「FIRE BIRD」などの冒険脳をくすぐる異世界の情景が目に浮かぶような曲です。
ただ、そのロマンあふれる世界観の中にも社会を風刺するような描写が織り込まれたような歌詞が多く、「虹色の戦争」や映画進撃の巨人の主題歌にもなった「ANTI-HERO」など、現代の人間の社会や生き方について考えさせるような曲もあります。心地よいリズムの曲を聴きながら自分の考え方も変わってくるようなことが多いです。

さて、最後にTikTokで大バズりした「Habit」と言う曲について少し書かせてもらおうかと思います。
こちらはダンスが独特でボーカルの深瀬さんも気合を入れて踊っており、あのHIKAKINさんも一緒にコラボするなど社会現象になる位のヒットを見せた曲になります。
しかし、こちらも人間の生き方について複雑に考えられている歌詞となっており、 人から与えられたHabit (習慣癖)などを当たり前のように享受するだけではなく、自分で考えそれがBad Habit(かっこ悪い癖週間)になっていないか疑ってみろよというメッセージが込められている曲になっています。
このように、SEKAI NO OWARIは曲の良さだけではなく、いろいろ考えさせられるものになっていますので曲を聞いてみた後じっくり歌詞の内容について考えるといった楽しみもあります。

さよならみどりちゃん
7

腹が立つけど、共感しちゃう。

南Q太さんの同名漫画の映画化で、漫画は読んだことなかったのですが、南さんらしい話だなと思いました。決してみどりちゃんになれないゆうこが哀れで悲しい話でした。どうして、女ってのは本命にはなれないと知ってて男に執着しちゃうのか、それは永遠の謎かも知れません。星野真里演じるゆうこはほんとに都合のいい女で見ていると腹も立ちます。でも、そういうことしちゃうのが、全くわからないわけでもなく、なんか共感できるところもありました。みどりちゃんを見に行くのとか痛い、痛すぎます。登場人物全員が乱れている感もありますが、リアルな男女って感じがします。てか、ユタカがクズなんですよ。ひどい男です。女好きでちゃらんぽらんすぎます。西島秀俊さんは顔もなんか情けない感じで母性本能をくすぐられます。だからユタカ役が似合ってました。彼が演じると女がユタカに寄ってくるのにも説得力が増す感じです。こういう人を好きになってしまったらつらいなと思います。いろいろ賛否もある話かもしれませんが、リアルでよくできたラブストーリーだったと思います。綺麗なだけが恋愛ではないってのがよくわかります。でも、最後は手放せたから良かったと思います。

ガールズ&パンツァー / GIRLS und PANZER / ガルパン / GuP
10

ダークホースから圧倒的覇権へ

2012年の冬アニメとして放送していた「ガールズ&パンツァー(以下ガルパン)」だがこのタイトルはもともとあまり注目されていなかった。
女子高生が戦車道という戦車にのり戦うスポーツをすることが乙女の嗜みとされる世界観。
正直また女子高生にやらせればいいと思ってる系かと思われていただろう。しかし実際に放送されてみたらその下馬評を見事に覆す出来であった。
ストーリーはぶっ飛んでいるが肝心の戦車戦はかなりの迫力であり、作画・音声共にかなりの臨場感を味わえる。さらにこのアニメにより舞台となった茨城県大洗町は町おこしに成功し、毎年行われているアンコウ祭りは10万人を突破するほどになった。これは東日本大震災によって受けた被害を少しでも埋めていける活力になっている。
そのためこの大洗町では町のいたるところにガルパンのキャラのパネルがあり、町全体でこのアニメを応援しているのが感じ取れる。
今回紹介するのはそんなアニメの劇場版である。
上映されたのは2015年で時間が経っており注目度も薄れていた。しかし、またも期待をいい意味で裏切っており、アニメを大幅に超える作画・音で作り上げている。
またこの出来に「ガルパンはいいぞ」という言葉が出来、それによりさらに注目されていった。ストーリーはアニメから見ていなくても入りやすいが見ていた方が燃えるだろう。
特に音がよく、爆音上映など色々な上映がされ、映画でしか見れないということでリピーターも続出した。
売り上げは25億円を突破し、深夜アニメでは当時2位を記録した。

おそ松さん / Mr. Osomatsu
8

流行語大賞ノミネートの人気作

流行語大賞にもノミネートされ社会現象ともなったアニメ「おそ松さん」。
今更レビューを書く必要が無いくらい知名度があるかと思いますが、未視聴の方へおすすめポイントを列挙していきます。

【1】何も考えずに視聴出来る
24-25話以外全て一話完結なので、どの回から見ても楽しむことが出来ます。
事前の知識は一切無くてOK。六つ子の見分けが付かなくてもOK。
正直たまにファンの人でも見分けが付かない場面が度々ありますので。見分けが付かなくても勢いで見れちゃいます。

【2】キャラクターが個性的
六つ子たちは全員ニートで彼女無し。性格もぶっ飛んだ子たちばかりなのですが、どこか憎めない。
彼らのダメダメさ具合が気がつけば癖になっているという不思議なアニメです。

【3】何かしらがヒットするギャグ要素
周囲の人に話を聞くと、大人の男性から小学生の子供まで幅広く楽しんでいるようで、どこが魅力なのか尋ねたらギャグが面白いとのことでした。
自分とは全く異なるポイントが面白かったりするようで、様々な笑いのツボに対応しているみたいです。

他にも色々ありますがまずは「六つ子の見分けが付かないからパス」「人気だし今更」などと仰らずに
「気軽に気楽に見られるギャグアニメ」として視聴していただけたら嬉しく思います。