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hiasusunm5のレビュー・評価・感想

クレヨンしんちゃん / クレしん / Crayon Shin-chan
8

「もののけシロ珍風伝だゾ」しんのすけは一体どこに行ったのか

クレヨンしんちゃん「もののけシロ珍風伝だゾ」。今回は、ラジオ体操の後の花火大会でアクション仮面と一緒に踊ることになっていて、皆で練習をすることに。
アクション仮面スーツを着ているのは、しんのすけと思っていたら、まさお君だった。しんのすけは、ラジオ体操には、来てなかった。
皆で、しんのすけの家に行き、そこで目にしたものは、大きなシロだった。
そのシロを見た時、私は、しんのすけが、皆を驚かすために、着ぐるみを着ているのではないかと思った。
初めは、「ちんちんかいかい」と言ったら、いつもの動きをやっていたので、皆シロだと思っていた。
でも、後ろから本物のシロが見えたので、着ぐるみの中にはしんのすけだと思ってしまった。踊りの練習を公園でしていても、着ぐるみを脱ぐことはしなかった。その時、風間君は、気づいたのではないだろうか。
風間君が、しんのすけのマネをしてみたりしても、テンションが低い。
何か怪しくなってしまう。ネネちゃん、ぼうちゃん、まさおくんは、まだ、しんのすけだと思っている。風間君は、うすうす気づいているように見えた。
練習の帰り道、みんなが、「じんぞうくん」という子の名前が出る。私はもしかして、その「じんぞうくん」が、着ぐるみに入っていたのではないかと思った。しんのすけはいったい何処にいたのか。本当に寝ていたのか。謎のまま、終わってしまった。今回は、不思議な回だと思った。皆さんもぜひみてほしい。

セトウツミ
10

男子高校生が座って話す、ただそれだけの漫画なんです。

2013年から2017年まで連載されたこの漫画、セトウツミ。内容はなんと、男子高校生の瀬戸(セト)と内海(ウツミ)が川辺に座ってだらだら喋る、それだけなんです。それだけのはずなのに、なぜか惹かれてしまうんです。
天然でボケ寄りな瀬戸と、そんな瀬戸に全力で、しかし冷静にツッコミを入れる内海。学校の終わった夕方、川辺で繰り広げられる関西弁のトークはとてもテンポが良く、思わずクスっと笑ってしまうものばかりです。
そして周りのキャラクターも癖が強い。内海が好きなのに瀬戸から好かれまくる樫村一期、同級生にいじめられてるのかと思うほど前髪の短いハツ美、名前だけにとどまらず容姿までもが左右対称な田中真二、ベラルーシ出身で、内海にだけあたりの強いバルーンさん。
もちろん事件も起こります。内海の家庭は複雑で、内海はそんな家庭を壊そうと考えるのです。しかし、それに気づいた瀬戸含む周りのメンバーが内海の犯行を阻止し、内海は初めて自分の父親に真正面から刃向かいます。最終話は、これだけずっと川辺に座って喋っていた二人が揃わずスマホのSNSで会話する文面で終わりを迎えます。それはお互いが新しい一歩を踏み出した結果であり、胸がいっぱいになる最終話でした。
友達との何気ない会話に笑い、純粋に楽しんでいた高校のあの頃を思い出せる、そんな作品です。