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hama_yuzu8

hama_yuzu8のレビュー・評価・感想

モンスターハンターライズ / モンハンライズ / MONSTER HUNTER RISE / モンスターハンターライズ:サンブレイク / MONSTER HUNTER RISE:SUNBREAK
10

今作から導入されたシステムが全て神がかっていた

過去作も全てプレイしているほどの「モンスターハンター」ファンですが、最新作である「モンスターハンターライズ」はプレイヤーの動きの自由度が上がり、空中戦も楽しめるようになりました。
今までは地上でモンスターと戦い、空に逃げられると何も出来ませんでしたが今作は違います。
空高く飛んでいるモンスターに対して、今作から登場した「翔虫(かけりむし)」ものを駆使し、長い間空中を移動することが出来るため、空中でモンスターを追尾し落とすことが可能です。
「今までの作品では到底行くことが出来なかった空へ、今作ではプレイヤー次第でどこへでも行ける」というのが、個人的にとても魅力に感じました。
他にも、オープンワールドゲームということを売りにしていますが、こちらに関しては完全なるオープンワールドということではなく、それぞれのエリアへ行けばそこはオープンワールドというだけでした。
ただ、作りこみがとても綺麗で細かく、「こんな場所にも行けるのか!?」という新しい発見は尽きることがありませんでした。
さらに一見ただの風景に見える場所にも、低確率でしか現れない生物がいたり、かわいい生物の写真を撮れるなど、探索をしているだけでも楽しく感じました。
私の場合ですが、1時間プレイするつもりが気付いたら4時間プレイしていた…というのも頻繁にありました。
そしてゲームをするうえで欠かせないのが「ストーリーの面白さ」だと思います。
こちらに関しては、話自体はとても面白く、今後どうなるのかな…というハラハラ感もありながら、今作から導入された「百竜夜行」が世界観と合いとても魅力的でした。
百竜夜行とは、今まで1匹ずつ相手をしていたモンスターが、大量に押し寄せてくるイベント戦みたいなものです。
一人で戦うにはキツすぎるほどのモンスターが現れ、里にいる人全員で協力して戦います。
里の人の配置はプレイヤーがしなくてはなりませんが、考えて配置したものが上手くモンスターに当たると、とても気持ちが良かったです。
他にも沢山の新システムや、プレイの内容の感想を話したいのはやまやまですが、書いていくとキリがないと本気で思えるくらい、壮大なボリュームを持った作品です。
おすすめのゲームを聞かれたら、「とりあえずモンハンだな」と言えるくらいおすすめの作品です。

グラン・トリノ / Gran Torino
9

偏屈じいさんが似合う

長年連れ添った妻を亡くし、人付き合いしなくなり、どんどん偏屈になったじいさんと少年の友情の話です。クリント・イーストウッドがその偏屈じいさんを演じているのですが、これがよかったです。周りに毒づいたり、タイの山岳民族のモン族をネズミ呼ばわりしたり、どうしようもないじいさんなんですが、孤独感もあって、もちろん、孤独になったのは自分のせいとかもあるんだろうけど、息子らとも折り合いも悪く、いろいろ辛いんだろうなと思いました。そして、偏屈になった原因には戦争も関係していて…。そりゃあ、命を奪ったり奪われたりの戦争を経験したら偏見や頑固さが残るかもねと思いました。若くて戦争を知らない人にはわからないことなのかもしれません。それでも近所の人と付き合うことでどんどん変わっていくじいさん。やはり、人との付き合いが、人を変えるんだなと思いました。モン族の少年も悪い輩に絡まれたり、いろいろ大変です。それを助けてくれる人が現れてどれだけ心強かったでしょう。内気な少年の面倒を見るじいさんがとても微笑ましくてよかったです。そんなに仲良く見えなかったけど、それでも信頼しあってる感じが出ていて、それはなぜだろう、演出がすごいのかなと思いました。さすが、クリント・イーストウッドです。

トイ・ストーリー2 / Toy Story 2
9

ジェシーの悲しい過去

ジェシーが初めて登場する話です。今のジェシーは明るいカウガールという感じですが、ジェシーは持ち主だった女の子が大きくなって悲しい別れをしたせいで、暗闇が怖かったりひねくれた面がありました。ひどいなと思うけど、たしかに女の子の人形って大切にされる時期は短いかもなと思いました。女の子もバザーに出していたし、そんなに悪気はなかったのかもしれません。ウッディも、ここでいつか別れがくると意識したのかもしれません。それでもまだ遊んでくれるし、おもちゃは子どものものだとジェシーたちを家に誘うのはとてもウッディらしいなと思いました。あとこの話は、ウッディらを日本の博物館に売るみたいな話で、日本のことがよく出てきます。やっぱり、日本って、タク文化と思われてるというか、大人でもフィギュアとか集まるし変わったところだなと思われてんのかなと思いました。とはいえ、ピクサーに日本が登場するのは嬉しいものです。ウッディを助けるため、おもちゃたちが大冒険して活躍するのも嬉しいです。おもちゃの車から落ちたレックスが後ろから追いかけるシーンとか、バズとザーグの関係とかパロディもあって、映画ファンも面白いと思います。

本橋兄弟
9

兄弟のほっこりした日常が面白い!

2人で暮らしている高校生兄弟の日常が覗ける作品です。常識人の兄と少し独特で変人な弟の暮らしぶりや学校での生活は、くすくす笑ってしまうようなやりとりばかりです。さらに兄弟は関西弁を話すので会話のテンポが良く、心地よいです。作中には、魔法少女オタクな美男子や、スッピンとメイク後の差が激しい腐女子など、バラエティ豊かなキャラクターが登場します。また、恋愛要素はほぼありませんが、本橋兄弟の兄がアルバイトをしている店のオーナー(男)が兄のことが好きすぎてストーカーをしている描写が多々あるため、BL好きで筋肉×筋肉が地雷でなければおススメです。また、魔法少女オタクの美男子は魔法少女が好きなあまり自分も女装するなどジェンダーレスな部分があるので女装男子好きにもおススメです。ほとんどのストーリーがギャグ系ですが、それぞれのキャラクターが抱えている悲しい過去や悩みについても描かれているため、ギャグに飽きることなく読み進められます。この作品はシュールな笑いが多く、好きな人のボイスをBGMにして車で流しているオーナーや、蟻を熱狂的に愛し、蟻と散歩したり一匹一匹に名前をつけたりしている変人な弟など、他の作品には無い面白さが満載です。