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go-1162688521738607329823のレビュー・評価・感想

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター
6

素晴らしい映像、でも内容は……。

2009年公開「アバター」の続編であり、革新的な映像表現で話題になった作品です。
2作目である本作は技術の進歩が凄まじく、作中の主な舞台が海になったこともあって、水の表現はとても美しく一見の価値ありだと思います。

惑星パンドラを舞台に、前作の主人公・ジェイクが原住民のリーダーとなって家族を持ち、新たな物語が展開されます。
人間が意識だけをアバターに移し、原住民ナヴィに溶け込もうとした前作とは大きな違いがありました。
それは、前作の最後で本物のナヴィになったジェイクに、ナヴィの家族がいることです。
実の息子と養子、前作のヒロインであり今作で妻になったネイティリなど、ジェイクの家族に物語の焦点が当てられているのが特徴です。

しかし映像面での大幅な進化が素晴らしい反面、物語としての強度に疑問を覚えます。
惑星パンドラ内で森から海へ舞台が移ったのはいいのですが、その動機は前作で描かれた人類との戦いが再び始まったこと。やっていることは前作と変わらないのではないのか、と思ってしまいました。
ヒットするためには必要な要素なのかもしれませんが、個人的にはもう少し遊びが欲しかったところです。
家族、または疑似家族を題材にする映画が増えていることもあって、映像は大満足ですが、ストーリーや設定などでもインパクトが欲しかったと思います。
個人的には実際に作中で描かれた原住民の生態、その星にしかいない生物、或いは宗教観など、地球とは異なる惑星にしか存在しないものを戦いよりもじっくり見せてほしかったです。
前作同様の人間との戦い、森から海へ移るきっかけなど、あまりスッキリしない部分がありました。

映像美や家族の在り方など見所があり、堅実な作りにはなっていますが、予想を裏切るような展開には思えず、興奮に欠ける地味な印象がありました。
しかし酷い作品だとは思いません。誰しもがある程度楽しめる作品には仕上がっているでしょう。
映像はとてもきれいなので、1作目が好きな人や映画ならではの映像美に興味がある方にお勧めの作品です。

ファイナルファンタジーVII / FINAL FANTASY VII / FFVII / FF7
7

「ファイナルファンタジーVIIリメイク」ビジュアルとストーリーどちらも楽しめます。

今回紹介するのはドラゴンクエストと並ぶほどの国民的ゲームの「ファイナルファンタジー」シリーズです。このゲームは主人公をはじめとする主要キャラクターのほとんどが美男美女で、ビジュアルを重視する人には、たまらないかもしれません。ドラゴンクエストとは違い、主人公はきちんと自分の意思を持ち、話します。普通の事かもしれませんが、ドラゴンクエストシリーズに慣れていた自分からしたら新鮮に感じました。
特に個人的に楽しかったのは、2020/4/10に発売されたFF7のリメイクで、PS4でとてもリアルで綺麗なビジュアルで再現されていて、引き込まれます。基本的には、移動する時は3Dで、モンスターとのバトルもフィールド上でスムーズに始まって、とてもスピード感があり、リアリティがあります。元々初代PSで発売されたものの3部作の内の1作目という作品なのですが、それだけにとても細部まで練られていて、質の高いものを製作されたなと思います。
主要キャラのエアリスとティファという二人の美女がいるのですが、エアリスはお転婆だけどリードしてくれるお姉さん、ティファは落ち着いていて、控えめな守りたくなる女性という感じでそれぞれの良さがあり、ストーリーを彩っています。

ソーセージ・パーティー
3

日本では見られない映画

食材を通じて人生観を学べます。
アメリカの独立記念日前後に起こる数日間のお話です。
一般的なスーパーマーケットでは、商品たちは「次は自分が、次は自分が。」と、人間たちに買われて行くことが自由を得られる唯一の手段と信じてアピールを繰り返します。
きっとこの檻から抜けて自由な生活を得られるんだ、と。
主人公はソーセージ。隣に陳列されているパンに恋して、いつか一緒に自由を得るんだと夢見ています。
独立記念日の前日、ついに自由を得られる日がやってきます。人間に2つ一緒に手に取られるのです。
そこで事件は起こります。ある返品された商品が、「外は危険だ」と震えているのです。その商品もまた、ソーセージとパンが入ったかごに入れられます。入れられた商品は突然パニックを起こしてカートを転ばせ、全ての商品が床に散らばります。
ソーセージたちは命からがら店員(自分達を廃棄処分する恐ろしい存在)から逃げ出して、また人間たちの手に取られるように陳列棚へと戻る旅が始まります。
買われた商品は本当に自由になるのか。私たちは購入した商品をどうするでしょうか。
包みから開けて、包丁等で加工し、使用しますよね。
人間に購入され、使用される商品からの目線で送られる、物としての人生観。
途中までは興味深いお話も、最後が大変下品で見る人によっては気分を害するものがあります。
少なくとも小さなお子様とは鑑賞しないでください。