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go-1129391373216200940579のレビュー・評価・感想

ぼくは明日、昨日のきみとデートする / ぼく明日 / Tomorrow I Will Date With Yesterday's You
10

美しく神秘的で幻想的な京都で描かれる、切なくも感動するラブストーリーです。

本作の舞台は京都です。主人公の大学生の男の子、高寿は、ある日電車の中で偶然会った女の子、愛美に一目ぼれをします。
高寿は、勇気を振り絞って愛美に声をかけ、駅のベンチで話すことが出来ました。高寿が、別れ際に「また会える?」と愛美に聞くと、愛美は何故か泣き出してしまいます。
泣きながら「また会えるよ!またね!」と言って別れます。次の日も、またその次の日も2人は会うことが出来、高寿の告白により付き合うことが出来ました。
しかし、実は愛美は高寿とは、隣の世界の時間軸が、逆向きの世界から来た人間でした。つまり、高寿の過去は愛美の未来、高寿の昨日は愛美の明日なのです。高寿が小さい頃、湖で自分の命を助けてくれた女性は愛美だったのです。
お互いを愛しているのに、決して結ばれない二人。一時は辛さから離れてしまいますが、お互いを思う気持ちは変わらず。残された日々を大切にして、二人はデートを重ねます。そして、二人の別れが来てしまいます。
自分にとっての最後の別れの日は、相手にとっては最初の一日目です。お互い悲しくて涙を我慢出来ませんが、相手の幸せを願い笑顔で別れます。

この映画のもう一つの見どころは、京都の美しい景色です。鴨川デルタや三条大橋、伏見稲井大社や宝ヶ池などの伝統的で美しい景色が舞台であり、若く美しい二人の、みずみずしく切ない姿をより際立たせています。

マイティ・ソー / Thor
6

アメコミヒーロー映画感想

2011年に公開されたアメコミ原作ヒーロー映画で、MCU初期にあたる4作品目。
以降『アイアンマン』、『キャプテン・アメリカ』らと並ぶ同シリーズの看板キャラとなるマイティ・ソーの実写デビュー作品となります。
神の国アスガルドの王子ソーは、その傲慢さから父オーディンによって地球に追放される中、義理の弟ロキは兄ソーの抹殺を企て…といった流れで、地球人との出会いでソーが優しさに目覚め、真のヒーローになっていくまでを描いた作風となっています。
アベンジャーズ以降のロキはどこか憎めないネタキャラみたいな扱いが増えていきますが(笑)、流石にこの時点では兄ソーへの愛憎入り混じった複雑な心情を持つヴィランとして描かれ、(『エンドゲーム』で死亡?したとはいえ)ソーとロキの兄弟対決という意味では本作が最も顕著に描かれていた印象です。(実写デビュー1作目なので必然といえますが)
一方でソーが成長するきっかけを作った地球人の恋人ジェーンは、役者の都合があるとはいえ、後の『バトルロイヤル』でさらっと別れたことになってしまったのがなんとも残念な形になりました。
公開前はソー役のクリス・ヘムズワース氏もまだ駆け出しの役者でしたが、本作のヒットで見事ブレイクし、まさにソーがアタリ役となったといえるでしょう。