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frenchtoastのレビュー・評価・感想

終物語 / Owarimonogatari
10

阿良々木暦によって、最後の高校生活

物語シリーズ・ファイナルシーズンの第三弾。上巻、中巻、下巻分かれており、アニメでは上中巻の内容を2015年10月に、下巻の内容が2017年8月に放送されました。
上巻では阿良々木暦の過去に起こった事件について忍野扇が解決する内容になっています。阿良々木暦が少年時代に出会った少女、老倉育は彼を誰よりも敵視しています。なぜ、自分がそこまで憎まれている理由を知らない阿良々木暦に対して、忍野扇がその理由を丁寧に解明します。二人の面白いやり取りから、阿良々木暦の愚かさを知ることができます。
中巻では、夏休み最後の冒険が舞台となっています。時系列は猫物語(白)の後半部分と同時期であることから、時系列が少し前となります。阿良々木暦のパートナーである、忍野忍の最初の眷属、「初代怪異殺し」が出現し、阿良々木暦と対決する流れとなっています。初代怪異殺しは忍野忍に誰よりも拘ります。そんな彼の過去についても描かれていて、なぜ拘るのかを知ることができます。
下巻では阿良々木暦が迎えた大学受験当日の朝、地獄に落ちます。その地獄で消えたはずの八九寺真宵との再会します。そして、戦場ヶ原ひたぎとの高校生活最後のデートをする中で、忍野扇が登場します。そして、忍野扇の正体、彼女との戦いなど衝撃的な出来事が起こります。終物語の主軸であり、これまでの物語シリーズにおける一連の出来事にも関係している忍野扇について知ることができます。

コブラ / Cobra
10

スタローンコブラについて

異常犯罪者をやっつけるマリオン・コブレッティ刑事の話です。通称コブラと呼ばれています。
冒頭、異常犯罪者がスーパーに人質を取り立てこもります。異常犯罪者だとわかると駆けつけていた刑事が「コブラを呼べ」と言い、そうすると愛車50年式ニトロ付きマーキュリークーペに乗ってコブラ(スタローン)の登場です。
車から降りたコブラは垂れサングラスをかけロウマッチを咥え、とにかくカッコいいです。そして物語が進むとナイトスラッシャーと言うラスボスが現れモデルのイングリッド・ヌードセン(当時スタローンの嫁のブリジット・ニールセン)に目を付け襲い始めます。物語の中盤辺りで始まるカーアクションも見所です。
敵に追いかけられたコブラが愛車マーキュリーを180ターンさせると、マシンガン(フィンランド製のヤティマティック)で銃撃し車を破壊します。その後駐車場からジャンプしたり敵を追撃する為、愛車のニトロのスイッチをONにすると凄い加速でメーターも振り切ります。それから後はラスボスとの一騎打ちの為、コブラとイングリットは町郊外へ移動します。途中ハンバーガーショップみたいなとこで休憩しますが、イングリットがポテトフライにケチャップを沢山かけます。そうするとコブラが「救命胴衣が要りそうだ」と冗談を言ったりします。
最後はラスボスをやっつけ、コブラがハーレーダビッドソンに乗り、イングリットを後ろに乗せエンディングです。映画全編に使われている音楽もカッコ良く、映画を観た後は爽快な気分になること間違いなしです。

レ・ミゼラブル / レミゼ / Les Misérables
10

3回泣けます

ヒュー・ジャックマン主演で2012年に公開された「レ・ミゼラブル」はミュージカル映画で、号泣必至の作品です。この作品は、何と言ってもキャストがすごく豪華です。主人公のジャン・ヴァルジャン役にヒュー・ジャックマンを始め、主人公が経営する工場で働く女性であるファンティーヌ役にアン・ハサウェイ、彼女の娘のコゼット役にアマンダ・サイフリッド、コゼットに心を惹かれる青年マリウス・ポンメルシー役にエディ・レッドメインと、話題作の主役を務める俳優陣がずらっと勢揃いしています。ストーリーは、とても悲しい運命を辿る人々がたくさん出て来て、愛する人を思いながら息を引き取っていくシーンが何度も出て来ます。特に、涙が止まらない号泣必至のシーンが3つあり、1つ目はファンティーヌが工場で不当な解雇にあい、幼い娘にお金を送るために情婦になるのですが、そこでもまた酷い扱いを受け、苦しみの胸の内を歌に乗せて表すシーンです。絞り出すようなアン・ハサウェイの歌声から始まり、だんだんと運命を呪うような怒りと絶望を露わにした歌い方に、涙が出て来ました。2つ目はそんなファンティーヌが病気になり、床に伏せているなか、ジャン・ヴァルジャンがファンティーヌの元にやってきて娘のコゼットを自分が引き取り育てると約束し、ファンティーヌが息を引き取るシーンです。ファンティーヌの意識が朦朧とするなか、コゼットの幻覚を見て、優しい母親の顔で笑いかけ手を伸ばすシーンは、悲しくもあり、大きな母性愛に触れたシーンでした。そして、3つ目はラストにジャン・ヴァルジャンが息を引き取るシーンです。自分がかつて犯した罪を悔いて、コゼットの元を去っていたのですが、ジャン・ヴァルジャンの危篤を知り、夫となるマリウスとかけつけるシーンが印象的です。「まだ逝かないで」と涙を浮かべて懇願するコゼットに看取られながら、ジャン・ヴァルジャンが穏やかに息を引き取っていくシーンは、とても悲しいのですが美しく、琴線に触れました。

Dragon's Dogma / ドラゴンズドグマ / Dragon's Dogma: Dark Arisen / ドラゴンズドグマ:ダークアリズン
10

最高のオープンワールドゲーム

まず、ゲーム本体価格が安くここまでやりこみ要素があるゲームはなかなかない。購入して数年経つが未だにプレイしている。もともと私はオープンワールドのゲームが好きであり、他の作品も何個もプレイしているが、夢中になったゲームは本作品だけだ。
魅力は、戦闘に関して要素が多く、ジョブといったいわゆる職業が多数あり、覚える技もジョブごとで異なり、やりこみ要素がある点だ。また、攻撃力や防御力といったステータスに関して、通常レベルが上がればステータスが上がるが、本作ではジョブごとにレベルアップ時にステータスの上昇度が違う。そのため、近接に特化したキャラクターや、魔法に特化して魔法使いなど、プレイする人の好みにカスタマイズできる所もおすすめする理由だ。それに加え武器・防具も豊富であり、条件を満たさないと手に入らない物も存在し、何度も何度も楽しめる作品である。また、今回ダークアリズンを選んだ理由は、黒呪島という島がメインであり、強い敵を倒していく快感がある。ポーンと言われる、相方的なシステムも存在しており、自分のカスタマイズした相方を作れるのも魅力の一つである。また、キャラメイクに関しても精細な部分までメイクすることができ、プレイしている人も世界観に惹かれる一つの要素である。