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fb-8220510848561740のレビュー・評価・感想

さらざんまい / Sarazanmai
8

「さすが幾原邦彦監督」の一言に尽きます

「輪るピングドラム」を手掛けた幾原邦彦監督による本作品は、監督ならではの独特な世界観と散りばめられた伏線、後半の怒涛の急展開に目が離せない作品です。コミカルで可愛らしいカッパによるダンスと歌でギャグアニメ感があるものの、話数を重ねるごとに発覚する主人公らの真実や秘密にしていたことが明かされ、次々と話が繋がっていくと胸が苦しくなるような展開に脳をかき混ぜられるように衝撃が走ります。サブタイトルも意味深なものが多く、ED前にサブタイトルを出すことで意味が理解できたり、刺さるものがありました。ファンの間でも様々な考察が繰り広げられており、それを踏まえて改めて見返すと「その伏線はそういう意味だったのか」「ここに繋がるのか」と見るたびに新しい発見があり、見飽きることはありません。むしろこの見方をすることで、幾月監督特有の難解な作風を楽しめ、監督が伝えたいことが分かります。「つながり」がテーマとなっている本作品はSNSが普及した現代社会ならではのTwitterを用いた演出もあり、まさに人の繋がりを表現している作品です。それだけではなく、自己犠牲について考えさせられる内容です。騙されたと思って見てみてください、きっと監督の世界観にハマります。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
9

流行りの一作品

炭次郎という炭を売る優しい少年が主人公として登場する作品である。炭次郎はある日家族を失うことですべてが一変し、唯一生き残った妹は鬼へと変貌する。妹を人間に戻し、家族を殺した鬼を殺すための旅に出る。鬼殺隊の柱の一人の青年の勧めで炭次郎は鬼殺隊入隊を目指し、師匠の下で修業をすることになる。厳しい修行を乗り越えた彼は、入隊の「最終選別」へ向かう。そこで、師匠と因縁がある大型の異形の鬼と対峙し、師匠から教わった技で立ち向かう。そして、最終選別を終え師匠の下へ戻った炭次郎は、目覚めた妹と共に毎夜少女が消えているという報告を受けた街へと向かう。その街での任務中、鬼のボスと遭遇するものの逃げられた炭次郎は、そこで鬼でありながら鬼のボスの命を狙う男女に出会う。二人から妹を人に戻す手がかりを得た炭次郎だが、突然ボスの直属の配下である二人の鬼に襲われる。鬼二人と刃を交える炭次郎と妹。自らを直属の部下である十二鬼月と名乗る鬼たちに、その街で会った男女の助力を得て炭次郎たちは立ち向かう。この後も次から次へと依頼される任務を受け、仲間と出会い、鬼を倒したり修行をしたりしていく中で次第に成長していく。漫画の方で物語はすでに完結している。ぜひ読んでみることをお勧めする。