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dancingshigeko9のレビュー・評価・感想

パラサイト 半地下の家族 / Parasite (2019 film)
8

おすすめできる

韓国映画を初めて見たのですが、圧巻でした。
初めは全然興味がなかったのですが、第92回アカデミー賞作品賞を含む6部門に、ノミネートされたことを聞いて映画館に見に行きました。
内容としては、とても展開が早く、見ていても飽きない映画でした。特に、前半の金持ちの娘の家庭教師の代わりとして、半地下のボロい家に両親と妹の4人家族で住んでいる浪人生が家庭教師となった。その浪人生を筆頭に、家族全員が、映画の題名の通り、金持ち一家に寄生していくまでの展開はコメディ風であり、かなり面白いと思います。
後半は、自分が予想している展開をことごとく裏切り、思いもよらぬ事態に発展していきます。ハラハラドキドキが止まりませんでした。
終わった後にパラサイトのシーンについて、一緒に行った友達とのオチについての意見が異なり、それについて盛り上がりました。終わった後でも、楽しめる映画だと思います。
ただし、血の出る描写がいくつもあるので、グロいのが苦手な人は、少しきついかもしれませんので、気を付けてください。また、金持ち夫婦の夜の営みがかなりリアルだったので、家族や恋人と行くことは、おすすめできません。
最後に一番印象に残っているワードは、「時計回り」です。

バイオハザード7 レジデント イービル / Biohazard 7 resident evil / RESIDENT EVIL 7 biohazard
7

バイオシリーズで新感覚の恐怖が楽しめます!

今までのバイオハザードとは一味違うテイストです。従来のゾンビに慣れてきたレオンやクリスなどの主要人物たちとは打って変わり、こちらから顔の見えないイーサンという一般男性が主人公です。彼は妻を亡くし、ある時当然送られてきた彼女が生存しているかもしれないという情報を頼りにとある屋敷に向かいます。
そのため、銃火器を装備しどこかアクション要素が強くなっていたバイオに比べて緊迫感が増しました。謎の多い状態や暗い屋敷からのスタートという点では、どこかバイオハザードの原点に立ち返るようです。
しかし、今回は新たに丸腰の人間が薄暗い中で敵から逃れることが多く、ホラー感が強くなりました。前作までのバイオハザードに慣れている方は、ホラー要素に期待して良いでしょう。一から情報を集めていくので序盤は謎多い電話や車椅子の老女などが不気味ですし、FPS視点のみということもあり臨場感があります。
そのような点では、新たに追加されたビデオテープに映る過去の人物を動かすという初めてのギミックもいい味を醸しています。クリーチャーから逃げまわるストーリー上のミニゲームですが、丸腰の人間を動かす分かなりスリリングです。とはいえ、ウィルスの話などは今までのバイオハザードを引き継いでおり、斬新な設定ながらも丁寧なストーリー構成が伺えます。

RPGツクール2
7

RPG制作ソフト感想

1996年にスーパーファミコン用ソフトとしてアスキーから発売された作品で、あらかじめ用意された素材を組み合わせて自分だけのRPGを作成する「RPGツクールシリーズ」の第2作目となります。前作「SUPER DANTE」から容量とグラフィック、そしてゲームの作りやすさを全体的に改善し、より使いやすい印象になっています。
先ずキャラクターやモンスターの素材が大幅に増えました。(この時点ではまだキャラクターのカラーバリエーションはなかったのですが)モンスターは4種類用意され、同族もしくは強化版といった演出ができやすくなりました。また、イベント及びマップ容量ともに丁度よく、比較的無駄遣いできる余裕がある程です。(後の4ではこの辺りに泣かされることになりましたが…)個人的に特に印象的だったのがBGMの凡用性です。どの曲もゲームのBGMとしては非常に長いのですが、マップ移動や戦闘、はてはゲーム作成時のBGMにも使えます。
素材データが使えないという点もありますが、逆に扱いやすい素材が揃っていたため、RPGツクールシリーズの中では初心者でも作りやすい作品という印象でした。

YONA YONA WEEKENDERS
8

お酒がすすむ!異色の経歴を持つシティポップバンド

2019年に突如現れたシティポップバンド。
磯野くん(Vo&Gt.)、キイチ(Gt.)、スズキシンゴ(Ba.)、小原“beatsoldier”壮史(Dr.)の4人からなる。
すべてのEPで「どこか懐かしく心地良い」を保ち続けたままアルバムが終わる。なんとも酒のグラスを片手に酔いしれたい音楽たちだ。
デビュー前のインディーズライブで酒がめちゃめちゃ売れたという逸話は、偽りではないだろう。
「シティポップといえばおしゃれな音楽」というのが定説ではあるが、YONA YONA WEEKENDERSの場合は歌詞にも注目してほしい。
心地良い音楽、心地良い声にのせて、ボーカルの磯野くんは、やれ「ブラック企業はきつすぎる」だの、「ラーメン食べたい」だの、「今夜は無礼講だからハイになろうよパイセン」だの、おしゃれとはおよそかけ離れた詞を歌う。
それにまた妙に共感してしまい、曲の世界に簡単に入っていくことができる。
気持ちよさがあり中毒性もあるため、自然と歌詞も覚えてしまう。
驚くべきことにこの4人は全員メロコア出身らしく、一見かけ離れたジャンルだが非常に洗練された音で作られている。
ライブ叩き上げの彼らなら、きっとステージもとても楽しいのだろうと思う。
私もいつか、彼らのライブで美酒と美音で泥酔したいものだ。

ドラゴンボール超 ブロリー
10

アニメ映画の中でも最高の迫力も持つ映画

この映画はドラゴンボールの中でも1位か2位を争う程の傑作映画です。
ドラゴンボールではお馴染みの人気キャラ、「ブロリー」が登場する映画なのですが、このブロリーが物凄く強くて絶望感を与えてくれます。そして作中に使用されているCG技術の精度が半端なく高く、それも相まって戦闘シーンはド迫力の一言に尽きます。
特にスーパーサイヤ人やスーパーサイヤ人ブルーが纏うオーラがとてもリアルで物凄く綺麗です。
そして驚くべきはブロリーの実力。ブロリーが強いのは知っていましたがこの強さは反則でしょ(笑)。
まだゴッドの領域にも足を踏み入れていないのに、倒すのにフュージョンが必要とは…。
もしブロリーがゴッド、ブルーになったらもう手の付けようがありませんね。現段階でも破壊神ビルスよりも強いと言われているのに、もしブルーになったらどうなるのか…。
見てみたい気もしますが、ちょっと恐ろしくはあります。ラストで味方になったような感じなので、今度出てくるとしても味方サイドだと思うので安心はできるとは思いますが。
あと、この映画を見ると、恐らくゴジータのファンが激増すると思います。理由は物凄く格好いいからです。特にあのバンザイ。なんですかあれは…。あの格好良さは反則でしょ…。