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aykam-21128のレビュー・評価・感想

ネーネーズ
10

島唄をメジャーにした沖縄のバンド

ネーネーズは沖縄出身の女性4人組バンドで、1990年に結成されて以来メンバーを少しずつ変えながら続いてきたグループです。
彼女たちによって、沖縄の民謡であるいわゆる島唄は全国区となったと言っても過言ではありません。
そのくらい大きな功績を成し遂げてきたのです。
またいわゆる島唄以外にも岡本おさみが作詞した「黄金の花」のような名曲があり、島唄を歌うだけではないのが彼女たちの大きな特徴だといえましょう。
彼女たちの音楽は基本線は島唄ですが、それ以外にロックやポップスの要素が取り入れられていて、その音楽性は極めて多様です。
また、桑田佳祐が作詞作曲した「平和の琉歌」のような平和への思いを歌ったメッセージソングもあり、ラブソングだけではないその詞の世界も魅力的ですね!
「黄金の花」は海外から日本へと出稼ぎに来ている人々に向けて歌で、とても温かく思いやりのある歌詞と優しいメロディが印象的です。
かと思うと「あめりか通り」のようにアップテンポで乗りのいい軽快な曲もあります。
この曲を聴くと現地を訪れてみたくなりますね!
さらに「翼を休めに来ませんか」のように疲れている人々の心を癒してくれる歌もあります。
彼女たちは基本的に沖縄でステージをこなすことを中心にしていますから、沖縄へ行ったらライブで聴いてみたいものですね!

ワンダと巨像
8

僕の人生の思い出となる最高のゲーム

今でも心の中に、このゲームで冒険した日々が残っています。
まず第一に世界観。
愛馬アグロに乗って、はるか遠くより旅をしてきた主人公ワンダが、誰も足を踏み入れない禁断の「いにしえの地」に訪れます。
砂漠の上の何キロもある橋を渡り、神々が作った?ような塔の中に入り、祭壇のところまで行くと、一緒に馬に乗せていた少女をその祭壇に寝かせます。
少女は気を失っており、ワンダはこの少女の心を取り戻すためにこの禁断の地にやってきたのでした……(主人公かっこいい!)。
そこで塔の中で、ドルミンという、封印されし者がワンダに声を掛けます(姿は見えません)。
「その少女の心を救いたければ、我が体を封印した16体の巨象をすべて破壊せよ……。さすれば力を貸してやる……」
なにそれ!カッコいい!!(笑)
ともかくこれより16体の巨象を見つけては狩りに行く日々になります(笑)。
とはいってもこの「いにしえの地」がめちゃくちゃ広い!!!
このゲームのフィールドを隅から隅まで旅をしようとすると、おそらく何年もかかっちゃうと思います(笑)。
中には特別な条件を満たすと行くことができる空中庭園という特別な場所もあるそうです……。
ワンダが使えるのは愛馬アグロと、弓と剣。
ってかそもそも巨像見つけるまでが一番時間かかります(笑)。
途中で果物を採集したり、トカゲとか捕まえて食べたり、結構自由にやれます。
そしてついに巨像を見つけると戦いスタート。
といっても巨像がでかすぎて戦いどころか、巨像の攻撃をひたすら避けたり、逃げたりするので必死です(笑)。
何とか足や腕に捕まって巨像の体をよじ登って、弱点の頭に剣をグッサグサ刺しまくります(笑)。
もうなんか必死すぎてやばいです。でもなぜかとどめの一撃を刺したときは、せつなくなります。
16体まで倒すと、とうとうドルミンの封印が解けます。
この時のワンダがもう死者に憑りつかれたりしていて、本当かわいそうでした(でもよりカッコよかった……)。
最後のエンディングは、本当に感動です。
クリア後も、ぜひ特別ステージの「空中庭園」もトライしてみては、と思います。

宮下遊
9

知られざる唯一無二の歌い手

宮下遊は、ボカロ曲のカバー、いわゆる「歌ってみた」を投稿している歌い手で、2016年にメジャーデビューも果たしている。彼の評価ポイントは以下の4つだ。

1.声色
一つの曲の中で、同一人物とは思えない様々な声色を使い分けるのが彼の特徴だ。男性ならではの低音域はもちろん、まるで女性のような高音や少年のように軽やかな声色を織り交ぜている。

2.選曲センス
彼はもはや“自動名曲発掘機”と呼んでも過言ではないくらい曲選びに長けている。誰も聞いたことのないような曲を選んできて、後からその楽曲が有名になることもしばしばだ。

3.何度でも楽しめる
世の中には「ガム曲」と「スルメ曲」といわれる曲がある。前者はまるでガムのように始めは味が濃いが噛むほどに味わいがなくなる曲、後者は逆にスルメのように最初は味が無いが噛むほどに味わいが出る曲のことを言う。彼の作品は間違いなく「スルメ曲」に分類される。例えば、イヤホンをつけるとまるで別の曲だ。小さな囁きやコーラスまで聞こえるようになり、一曲で二度楽しめるのだ。

4.アレンジによる化学反応
彼の真価は実はここからである。彼の魅力は、原曲と比較してより浮き彫りになる。他の歌い手と違うのは、曲をベースにして自分をアピールしないところだ。曲を上から塗りつぶすのではなく、曲と繊細に調和する。まるで彼が歌うことで初めて曲が完成されたように、丁寧に曲をグレードアップさせている。

宮下遊の動画を、ぜひ一度ご覧になってみてはいかがだろうか。