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島唄をメジャーにした沖縄のバンド
ネーネーズは沖縄出身の女性4人組バンドで、1990年に結成されて以来メンバーを少しずつ変えながら続いてきたグループです。
彼女たちによって、沖縄の民謡であるいわゆる島唄は全国区となったと言っても過言ではありません。
そのくらい大きな功績を成し遂げてきたのです。
またいわゆる島唄以外にも岡本おさみが作詞した「黄金の花」のような名曲があり、島唄を歌うだけではないのが彼女たちの大きな特徴だといえましょう。
彼女たちの音楽は基本線は島唄ですが、それ以外にロックやポップスの要素が取り入れられていて、その音楽性は極めて多様です。
また、桑田佳祐が作詞作曲した「平和の琉歌」のような平和への思いを歌ったメッセージソングもあり、ラブソングだけではないその詞の世界も魅力的ですね!
「黄金の花」は海外から日本へと出稼ぎに来ている人々に向けて歌で、とても温かく思いやりのある歌詞と優しいメロディが印象的です。
かと思うと「あめりか通り」のようにアップテンポで乗りのいい軽快な曲もあります。
この曲を聴くと現地を訪れてみたくなりますね!
さらに「翼を休めに来ませんか」のように疲れている人々の心を癒してくれる歌もあります。
彼女たちは基本的に沖縄でステージをこなすことを中心にしていますから、沖縄へ行ったらライブで聴いてみたいものですね!