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apple2y23のレビュー・評価・感想

宇崎ちゃんは遊びたい!
9

キュートでハートフルな日常系コメディ

『宇崎ちゃんは遊びたい!』は『週刊ヤングジャンプ』で連載されている丈によるライトな日常系コメディ漫画です。この作品は大学生の活動と友情を軽妙なタッチで描き、特に主人公・宇崎花と彼女の先輩・桜井真一の関係に焦点を当てています。花は元気で人懐っこい性格の持ち主で、真一とのからかい合いは本作の魅力のひとつ。彼女の明るさとエネルギーが物語全体に活気を与えています。

物語の大部分は花が真一をからかったり、2人が様々な活動を共にする様子を描いています。この作品の魅力はその日常的なシーン。大学のキャンパス、カフェ、アミューズメントパークなど、様々な場所でのエピソードは読者が親しみを持ちやすい日常のひとコマを提供するのです。
また、宇崎花のキャラクターデザインは、彼女の明るく活発な性格を見事に反映しています。

キャラクター間の掛け合いによって生まれるユーモアにも注目。花と真一はお互いを尊重しつつも楽しく軽妙なやり取りを繰り広げ、読者に心地よい笑いを提供します。

ただし、この漫画はいわゆる「萌え」要素が強く、そのスタイルは一部の読者には合わないかもしれません。特に、宇崎花の外見や行動が過度に感じられることも。また、ストーリーは比較的平穏で大きなドラマは少ないため、より深みのある物語を好む読者には物足りなく感じられる可能性もあります。

全体として『宇崎ちゃんは遊びたい!』はそのキュートなキャラクターとハートフルな日常のエピソードで多くの読者を楽しませています。ライトなコメディを求める読者にとってはこの作品は楽しくリラックスできるものになるはず。日常の小さな楽しみや友情の喜びを描いたこの漫画は、特に学生生活の甘酸っぱい思い出を懐かしむ読者におすすめです。

グッバイ、レーニン! / Good Bye Lenin!
8

ドイツ好きの方、必見

レトロで淡々としたストーリーの中に、静かな皮肉やユーモアなどが点在しており、気負わず観られる映画と言えるでしょう。
「ベルリンの壁崩壊」という歴史的な時代における、東ドイツの一般家庭の青年とその家族やご近所、職場などに関するストーリーです。決して堅苦しい映画ではなく、当時のベルリンのちょっとした出来事がたくさん散りばめられていて、ストーリー以外も楽しめる映画となっています。特に東ドイツ時代の物を探しながら観るのががおすすめです!当時、ベルリンの壁崩壊という歴史に残る出来事があったとき、一般家庭の人がどのような生活をしていたのか、を中心に描かれています。テレビや書籍で知ることができるのは、その頃の政治や経済の話ばかりで、一般人の生活についてはそんなに知られていないのではないかなと思います。
日本ではまだ、気軽にドイツ映画をみられない気がします(映画館でみたことがありません)。この映画を機に、出演している俳優たちや、他のドイツ映画にも興味をもっていただきたいです。
ドイツ語やドイツに少しでも興味があれば、またはうっすらドイツの歴史を覗いてみようと思うのなら、ぜひ!

ファイナルファンタジーX / FINAL FANTASY X / FFX / FF10
10

絶対1度は泣いてしまう名作、FFX

このゲームは2001年にPS2で発売された、PS2では初のシリーズです。FFシリーズは今までキャラにボイスがありませんでしたが、今作で初めてフルボイスが起用されました。
また、フルボイスと共に注目が集まった理由の1つが、超絶美麗なムービーでした。2001年に発売、さらにPS2で表現出来るレベルでは無い、と発売当初も、今でも評価されるほど、制作陣の気合いが感じられる作品です。
ボイス、美麗なムービーと、今までのFFシリーズとは全く違っていたFFXですが、1番評価され、今も尚プレイするプレイヤーが後を絶たない理由が、ストーリーです。
とても親切設計なんです。FFXの世界観は今までのFFシリーズに漏れず、なかなか複雑です。複雑過ぎると、感情移入しづらいですよね。この難点をどう克服したかというと、主人公を、全然違う世界からタイムスリップさせて、プレイヤーと同じ0の知識で物語を進めていくようにしたのです。実際、主人公のティーダはFFXの舞台、「スピラ」の事は何も知りません。右も左も分からないので、ティーダは色んな人に知らない事があると質問してくれます。そこから少しずつ「スピラ」という世界について理解していけるようになっています。
語りだしたら止まらなくなりますので、ここら辺で終わりにしたいと思いますが、FFXは最初に発売された機種はPS2です。
その他にPS3、PS4、PS Vita、Nintendo switch、Xbox one、Microsoft windowsでも発売されています。いかに人気か分かりますよね。ぜひぜひ、本当にプレイしてよかったと思うおすすめのゲームなので、プレイしてみてください。

アイシールド21 / Eyeshield 21
7

ぶっ殺す!yeah(円陣の掛け声です)

週刊少年ジャンプで連載されていたアメフト漫画です。個人的にアメフトを知らなくて、この漫画で初めてアメフトの面白さを知りました。
主人公、小早川瀬那は気弱なタイプで、不良たちにパシリで走らされ足腰が鍛えられて足が速くなったというマンガらしい設定です。そこに目をつけた蛭魔妖一にアメフト部に無理矢理入れられ、その俊足を生かしてアメフト部のエースとなっていきます。
この漫画の特徴としては、
・まず絵が好きです。温かみがあり読んでて癒されます。回を重ねるごとに絵がどんどん良くなっていき、アメフトの試合の臨場感がよく出てると思います。
・このマンガを読んでアメフトが好きになりました。ルール解説やら戦術の細かい話など勉強になりました。
・ただ設定として高校一年の春からスポーツを始めて、その年のクリスマス(クリスマスボールという全国大会の決勝)までに全国優勝するというのは如何にもマンガらしくてちょっと嫌でしたね。いくら夏休みに超過酷な特訓をしたとはいえ、もとは弱小チームですからね…
・スポーツ漫画全般にありがちな今までの対戦相手と選抜チームで仲間になるというのは陳腐ですね。確かに見たい気はするんですが…
悪い所も書いてしまいましたが、ホントに面白い漫画なのでおすすめします。