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adumina465

adumina465のレビュー・評価・感想

トランセンデンス / Transcendence
6

人工知能の暴走ってよくある話だけど。

人工知能の研究をしている夫が死に、その知能のデータが残ってたんだけど、それをネットに妻がアップしたら…みたいな話でおもしろかったです。人工知能が暴走という話はよくあるけど、やっぱおもしろいなと思います。自分で勝手に学習して、どんどん増えていくみたいな、これの進化系がマトリックスなんだと思います。愛の話ではあるんだろうけど、こんな世界が現実化するかも思うとちょっと怖かったです。でも、だんだん荒唐無稽になってきて、いやいやありえないってなったからあまり楽しめませんでした。やっぱりこういう近未来的な話はなさそうでありえる路線にしないとよくないなと思いました。病気の人を治したり、ほんとにこんなことがあったらいいことですが、なんか治される側の人間も超人的な回復力で、その説明がよくわかりませんでした。最初、ウィルはほんとにいい世界を作ろうとしていただろうに、それが暴走みたいになっちゃって残念だなと思います。ラストはだいぶ人間は馬鹿なんじゃって感じの終わりだったけど、それもリアルなのかなと思ったりしました。

すると、その知能がインターネットの世界で勝手に学習をして次々と世界を変えようとしていくお話

「マトリックス」の一歩手前かな。あそこまで出来上がっていない世界

コドモドラゴン
10

一度は聴かないと損をする? コドモドラゴンの多様な音楽

コドモドラゴンというヴィジュアル系バンドをご存知だろうか。
vocal ハヤト、guitar ゆめ、bass meN-meN drum チャムからなる4人組バンドである。このバンドは誤解を恐れずに言うととにかく音楽に対して柔軟である。
独自の世界観は崩さずに、正統派なロックナンバーからミクスチャー系まで幅広くリリースしている。
バンドのメインコンポーザーであるハヤトの言葉を借りるなら、痒いところに手が届く楽曲が売りとのことだが正にその通り。
激しい曲調で世界を皮肉る曲もあれば、優しく全てを肯定してくれるような曲まで気分によってぴったりの曲が必ず見つかる。同じバンドの、ましてや同じコンポーザーが制作したとは思えない振り幅だ。
バンドメンバーの演奏力も目を見張るものがあり、中でもguitarのゆめは楽曲をリリースする毎に演奏技術が向上していることが素人目でも分かる。
ハヤトの時には激しく、時には優しい歌声に、ゆめの多様なギタープレイ、meN-meNの地鳴りを連想させる重低音ベース、チャムの軽やかでテクニカルなドラムは一度は聴かないと損である。是非とも一度彼らの楽曲に耳を傾けてもらいたい。
絶対に琴線に触れる楽曲と出会えると断言しよう。