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acgbentendou6のレビュー・評価・感想

sumika / スミカ
10

史上最高な今を

sumika は2013年から活動を開始した日本の4人組ロックバンド。ソニー・ミュージックレコーズに所属しており、事務所はエッグマンが運営する音楽レーベル murffin discs。他にもSUPER BEAVERやマカロニえんぴつなど次世代を担うアーティストも多く所属しており同レーベルのライブ等も行っている。

メンバーは ボーカル・ギター 片岡健太、ギター・コーラス黒田隼之介、ピアノ・コーラス小川貴之、ドラマ・コーラス荒井智久の4人。そこに毎回ベースやコーラス、ヴァイオリン等オーケストラのような豪華なゲストメンバーを迎えてライブや音楽制作を行なっており、このバンドの一つの魅力でもある。

sumikaの魅力はボーカル片岡健太の甘いルックスからは想像できない低音や聴き手に優しく語りかけるような歌い方、そこに重なるギター黒田隼之助の繊細で力強いギターの音、加入以前のバンドでボーカルをしていたことのある小川貴之の安定感のあるコーラスと踊り出したくなるようなピアノの音、全体をまとめあげる荒井智久のドラムと、まさにこの4人だからこそでる音やメロディーだ。

2021年6月1日に両A面シングル「Shake & Shake /ナイトウォーカー」で発表された一曲 Shake & Shake はMVとは別で、撮影者や演者をメインで映した別アングルのMVも公開されており、ここにsumikaの音楽に対する熱意や想い、誠実さ等がたっぷり含まれている。「史上最高な今を信じている」という歌詞の言葉通り、いつも史上最高を更新し続けるsumikaの音楽にこれからも目が離せない。

B'z / ビーズ
10

進化し続けるロックバンド!

「ウルトラソウル!」「ハイ!」
こんなフレーズをネットやテレビなどで一度は見たり聴いたりしたことがあるのではないでしょうか。こちらは世界水泳のテーマソングにもなった『ultra soul』という曲。そして、歴代アルバムの総売上約4600万、日本1位の記録を持つロックバンド B'zの代表曲でもあります。
B'zは1988年にデビューし、ミニアルバム『BAD COMMUNICATION』と3枚目のアルバム『BREAK THROUGH』から人気に火が付き始め、以来日本のアーティスト界で第一線を走りづけてきました。
メンバーは松本孝弘(ギター担当・リーダー)、稲葉浩志(ボーカル)の二人のみ。ベースなどは全員サポートメンバーです。
彼らの魅力は書ききれないほどありますが、今回は特に魅力だと思われる部分を2つ挙げたいと思います。
1つ目はライブです。彼らはデビュー間もない頃から、ツアーライブを精力的に行なってきており、ライブはほぼ毎年やっています(ソロでの活動やフェスのみの参加の年も過去にはありますが、それ以外は毎年やっています)
そのライブの名前は『LIVE-GYM』というのですが、GYM(ジム)と名のつく通り、まるでジムに行ったときのように汗をかくほど盛り上がります。舞台演出の素晴らしさはもちろん、二人がライブステージを端から端まで常に走り・動き回り、ファンを楽しませてくれます。MCは短めで、曲をじっくり楽しめる構成になっています。観客全員で二人と一緒に声を挙げたり、手を挙げて曲に乗ったり……初めての人でも楽しめるのがB'zのライブです!二人やサポートメンバー、観客たちで作り出した空間・熱気。そして松本さんのギターテク、稲葉さんのパワフルな歌声。全てが最高で、行けばファンになること間違いなし!なライブは彼らの魅力といえるでしょう。
2つ目は彼らの音楽への姿勢です。2人は音楽を楽しみつつも、ストイックに活動しており、アルバム・シングル制作を毎年のように行っています。ファンへの感謝も抱きつつ、今の彼らの最高を見せてくれつつも、さらに高みを目指す。その姿勢は本人たちの口だけでなく、2017年のアルバム曲『Dinasour』の『今を生きるのさ 人知れず進化して』『誰もまだオレの本当の色を知らない』という歌詞や2003年のアルバム曲『BIG MACHINE』の『果てしなく遠い(どんどん遠くなる)ゴールを探しながら』という歌詞などでうかがい知ることができます。
驕ることなく、謙虚でプロフェッショナルである2人だからこそ、長く第一線を走り続けられ、多くのファンが彼らに惹かれるのですね。
以上、B'zの魅力2つを挙げさせていただきました。
B'zが気になっていた人、そうじゃない人もぜひB'zの音楽に触れてみてください!